日時:96年5月26日 コース:鳩待峠〜オヤマ沢田代〜小至仏山〜至仏山〜ムジナ沢〜山の鼻〜鳩待峠 メンバー:単独 5月26日(日) 快晴 先週の妙高敗退にめげず、晴天の休日を利用し、尾瀬の至仏山に山スキーに行 って来ました。 0:30 戸倉駐車場 前日の22:00に関越道練馬を出発し、2時間半という早さで、 戸倉に着いた。さっそく車の中での寝支度。 目が覚めたら6:00を回っており、十分な睡眠がとれ、先週の寝 不足が敗退の原因であることを考えると、今回は体調も万全である。 軽い朝食(パンとバナナ)と取っている間に6:30のバスが出て しまい、次のバスが7:30だということで、しかたなくタクシー に乗り、鳩待峠へ向かう。 (4人集まったので、料金はバスと同じで750円なり) 戸倉始発のバスはなんと、4:30だそうです。熟睡しており気が つかなかった。 始発のバスに乗り登れば、有る程度締まった雪の斜面を滑れるかも しれない。これは今回の反省材料である。 7:30 鳩待峠 快晴で、心地よい風を感じ、ほぼ夏道沿いの樹林帯を登り始める。 今回はアルペンスキーでのツアーで、へたなテレマークはお預けで ある。(車の中に眠っている) 私の山スキーの考え方として、積雪期はテレマーク、残雪期はアル ペンで定着しそうだ。 1886mピーク手前から、北西側にトラバースぎみに入り、オヤ マ沢田代に向かう。 このあたりから、雪で真っ白な尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が望める。 9:15 オヤマ沢田代 ここから、小至仏山の登りのかかり、東側の急斜面をトラバースす る。ちょっと慎重になる所である。 あとは緩い登りで至仏山に到着する。 10:20 至仏山 11:15 出発 西から北側に見える、谷川、奥利根の山々はまだ雪がいっぱいであ る。 至仏東側の斜面も、ムジナ沢とワル沢の間の尾根上部以外は雪がび っしりついており、どこでも滑れそうである。 さて待望の滑降であるが、ムジナ沢にするか、ワル沢にするか悩ん だ末、ムジナ沢を滑り、山の鼻へ向かった。 あとで気がついたことだが、至仏を少し下ったところの急斜面で岩 が出ており、板をはずし20m程歩くはめになった。 至仏から、いったんワル沢側へ滑り、ムジナ沢側へトラバースした ほうが良かった。(途中で会った人に聞いた話で、例年だと雪がな くこのトラバースはできないそうです) ムジナ沢1600m付近から右岸の樹林帯に入り、板をつけたまま 山の鼻に着いた。 12:00 山の鼻 13:00 出発 例年ではあたりまえだが、気の早いスニーカー姿の観光客が多く見 うけられた。木道は出てなく一面が雪で水芭蕉どこではない状態で ある。 ビールと昼食のあと、昼寝をし、鳩待峠へ戻った。 14:10 鳩待峠 例年より大幅に遅れた5月20日に、鳩待峠までの道路が開通した。 開通後、最初の日曜日で天候にも雪にもめぐまれ、最高のツアー日和でした。 尾瀬ヶ原で、1〜2mの雪が残り、まだ1、2週間はクロカンや、山スキーが 楽しめるであろう。