日時:96年6月1日〜2日 コース:一ノ瀬キャンプ場(泊)〜位ヶ原〜乗鞍剣ヶ峰〜位ヶ原 メンバー:2人 6月 1日(土) 晴 一ノ瀬園地から30分程奥に入った所の、一ノ瀬キャンプ場でテント泊。 ここは、夜泣峠からも入れるが、一ノ瀬園地から歩いた方が気分が良い。 他に、5、6組みのキャンパーがいたが、いたって静かである。 6月 2日(日) 快晴 7:30 三本滝レストハウス 一ノ瀬キャンプ場からここまで車で移動。まだ早いのか、駐車場は 車が3台程。 さっそく、軽い朝食をとり、準備に取りかかる。 今年はなぜか、位ヶ原山荘はまだ営業していないらしい。 この情報をもとに、缶ビールをザックに詰め込み、8:25発のバ スに乗った。 9:00 位ヶ原山荘 残雪は昨年同様程度(昨年の5月中旬)。 今回も、ショートスキーにテレマーク用のプラブーツという組み合 わせで、最初の急登にとりかかる。 何回か歩いているコースなので、ペース配分が容易である。 位ヶ原に出ると、一面、無木立の斜面が広がり、どこでも滑れる感 じであり、富士見岳を目指すか、剣ヶ峰にするか悩んだ末、剣ヶ峰 に向かった。 10:15 標高2600m付近 夏であれば、大雪渓の入り口で、何台か車の置けるスペースがあっ た記憶がある。 除雪が遅れているらしく、道路も駐車場も雪の下である。 ここから、剣ヶ峰へ直登する人もいるが、我々は、斜度の緩い肩ノ 小屋方面へ向かい、ほぼ夏道沿い(当然雪の上)に進んだ。 最後の急登をつめて稜線に出て、空身で剣ヶ峰を往復。 12:30 剣ヶ峰(13:20出発) 山頂から西側に見える権現池は、半分以上雪がかぶっており、中心 がエメラルドブルーに光っている。 北側には、穂高連峰をはじめ、槍が岳から左へ西鎌尾根にのびる 双六山系が展望できる。どれもまだ残雪豊富で、北アルプスはまだ まだ山スキーができる感じでした。 昼食後、位ヶ原山荘までの標高差600mのダウンヒルで幕を閉じ た。 14:00 位ヶ原山荘