ポルトガル:マデイラ島
Madeira, Portugal
最終変更日:平成8年9月23日

平成8年9月8-12日にかけてポルトガルのマデイラ島で行われたCIRSE 96(Cadiovascluar and Interventional Radiological Society of Europe)に参加する機会があった。飛行機に乗っている時間だけで約17時間と大変遠いこともあり日本人は皆無。案外穴場かもしれない。海外旅行で日本人に会いたくない人にはおすすめ。
旅行日程:
9月7日:関空-ソウル(大韓航空KE723 12:40-14:10)、9月7日:ソウル-ロンドン(ヒースロー空港)(大韓航空KE907 16:00-20:05、時差-8時間)、9月8日:ロンドン(ガトウィック空港)-フンシャル(英国航空BA8932 8:00-11:50)、9月12日:フンシャル-ロンドン(ポルトガル航空TP492 11:55-15:35)、9月14日:ロンドン(ヒースロー空港)-ソウル(大韓航空KE908 22:10-17:05、時差+8時間)、9月15日:ソウル-関空(大韓航空KE724 10:10-11:40)
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マデイラ、海に浮かぶ庭園の島

 マデイラ島はポルトガルのリスボンから約1000Km離れた大西洋に位置し、植物の生い茂る緑の島である。
気候は冬でも温暖な亜熱帯の気候で、数え切れないほどの種類の植物が生い茂る。
マデイラはほかではめったに見ることのできない魅力がいろいろとある。緑に囲まれた谷や山々が美しい青い空・海にそびえ立つ。
 マデイラはポルトガル領ではあるが、独自の議会・政府を持つ自治領である。この群島はマデイラ島とポルト・サントと、いくつかの無人島からなる。
北アフリカからは545Km、リスボンからは978Kmに位置し、面積は741平方Km(57Km*22Km)。人口は26万人でその大部分の12万人が首都であるフンシャルに住んでいる。
観光はこの島の最も重要な産業である。現在、約60のホテルがありベッド数は16000を数える。ホテルのうち8件が五つ星、20件が四つ星、3つ星が3件である。
マデイラはエキゾチックな植物に囲まれた島であり、忘れることのできない緑のなかにめずらしい動・植物群を伴う自然が保たれており、世界中を探してもめったに見られないLaurissilvaでさえ見ることができる。 この島でみられる植物の多くはこの諸島に限って存在する。 マデイラは古くからヨーロッパの人々がよく訪れていたが、そこは太陽の光にいつもつつまれた自然の最もまれな宝物-永遠の平和と平穏につつまれた春-である。
 この島は偉大なポルトガルの探検王、航海王ヘンリーによって発見され、広大な森林があったことから、「木」という意味を表す「マデイラ」と名付けられた。王はキプロス島・クレタ島のブドウを移植し、またシシリー島からはサトウキビを移植した。そこで作られたワインと砂糖の品質が優れていたために、ヨーロッパ中の商人の注目をあつめた。おもしろいことにフラマン人はこの島の砂糖と油絵を交換したという。 最初にこの島を訪れた商人のうちの一人であるクリストファー・コロンブス(後にポルト・サントの長官の娘と結婚した)はこの島にしばらく住居をかまえた。ワインと砂糖の取引はこの島を有名にし、英国の商人や探検家が多くこの島を訪れた。
この島はアフリカやインドへの航海の補給基地となり、軍人とその家族が熱帯の国への長い航海の帰りに立ち寄り、休息をとり体を慣らせて寒い英国に帰っていった。さらに世界中の旅行者がこの島の暑すぎず、寒すぎない気候を楽しむようになった。
 花を愛する者は喜び、ハイカーはフンシャルに通じる多くの山道を楽しむことができる。 この島には多くの美しい湾があり、これらはどこの寄港地とも似ていない。 青々とした山々、花々、幸福、親切の島。美しい島、平和な島。それがマデイラ島である。
以上の文はSECRETARIA REGIONAL DO TURISMO E CULTURA (たぶん地元の観光協会、Av. Arriaga 18, Tel 351-91-232151, Telex 72141-9000, Funchal, Madeira)発行の英文パンフレットの和訳。ただし、英語力は中学3年生なみのため誤訳があると思う。写真:パレイロ・ゴルフ場からフンシャルを見おろす。
文責:高知県立中央病院 消化器科高崎元宏



フンシャルで最も大きいホテルであるカジノ・パーク・ホテル(五つ星)から西の方向を見る。多くの家は、白色の壁、オレンジ色の瓦に統一されている。平均気温は夏で21度, 冬で16度と大変すごしやすい。マデイラとは「木」という意味だそうだ。

港の北に広がるフンシャル市街。道路の多くは石を敷き詰めてある。熱帯の樹木が生い茂るたいへんにきれいな町。あちこちにレストランやファーストフードの店があり食事をするところには困らない。よくわからなかったが歴史のある有名な建築がたくさんあるようだ。公用語はポルトガル語だが、たどたどしい英語で結構通じるので不自由しない。

フンシャル港。島の収入の80%が観光に依存しているが、漁業も重要な産業。漁船の形が日本と全然違うのがおもしろい。

魚市場。名物の黒太刀魚やいわしなどが売られている。野菜や果物の市場も一緒のところにある。ながめているだけでも飽きない。
なお、全ての写真は今はやりのAPS systemを採用したオリンパス:センチュリオンで撮影。超小型の一眼レフだが結構使いやすい。画質もまず許容範囲。


少しは役に立つかもしれない情報:
 通貨の単位はエスクードで大体1円が1エスクードとわかりやすい。島には黄色のタクシー(ほとんどベンツ)がたくさん走っている。大体の運転手さんには片言の英語が通じるし、愛想も良く、ぼられることもなかった。なお、年中春のような島と紹介されているが昼間は結構暑く、泳ぎたくなることもあるので水着は持参したほうが良い。ホテルは多数あり、予算によって選択可能。私たちが泊まったのは、すこしはずれにあるAtlantic Palms(Tel 00-351-91-764242, FAX 00-351-91-221535)というコンドミニアム風のホテルで結構良かった。(冷房はなかったけども暑くはなかった。フンシャル市街まで5-6Km、タクシーで1000エスクードほど。)
最後に、旅行の手配を一手に引き受けて下さった奈良県立医大放射線科の吉岡哲也先生に感謝します。

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