<第2次欧州調査結果報告> #あ,地図とか手元にあると比較的わかりやすいかも.
#さすがにテキストでブリテン島の地図を書く気になれませんでした.^^;
では.始まりはじまり.
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8/5(1日目)

成田は意外にも人は少なかった. BA008に乗り込み,定刻通り出発.12時間の直行便. BAの冷房が効きすぎててカラダが冷えてしょうがなかった. ブランケットはあったけど効果無し.^^; 機内食は推して知るべし.特にLHR着陸前の2度目の食事が最低. タダでさえ弱いおなかを壊す.脂汗を垂らしながらトイレにならぶ. なんとか事なきを得たが先行き不安をカンジさせるに十分であった. 映画はディカプリオの,「A Man In The Iron Mask」. ディカプリオが二役やってるの.ヨーロッパ中世モノは結構好きなので おもしろかった.もう一本は忘れた.

ようやくLHRに到着.博士と待ち合わせて合流.タクシーでNorthwoodへ. 僕が行った日からすばらしい天候にめぐまれ(結局帰国するまでロンドン では雨に遭わなかった),タクシーの道中もすばらしい田舎道で 気持ちいいドライブだった.ちょうど軽井沢的な気候だと言っても過言で はない.すずしかったぁー.^^

30分ほどで到着.広い庭(芝生の庭の回りにはバラが咲く)付き 2階建ての家.車はメルセデスのワゴンとセダンが1台ずつ,BMWが1台 止まっている.家主はインド系夫婦に子供が4人(らしい). イングランドの階級で いうアッパーミドルに属する(と思う). #でも,話はほとんどするチャンスがなかったんだけどとっってもいいひと #たちでした.^^ そもそもこのNorthwoodエリアはお金持ちが多い土地柄. 住所がGreenLaneっていうくらいで緑がたくさん.もうそれだけですばらしい.

2階が博士の部屋.キッチン,バスルーム,リビング,ベッドルーム という構成.落ち着いたいい部屋. とりあえず,イングリッシュティーを頂いて,軽い夕食でよもやま話. で,その日は就寝.

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8/6(2日目)

朝起きて,イングリッシュブレックファスト.

駅まで行ってOneDayTravelCardを購入.これでバス,地下鉄は乗り放題. 博士はシゴトなので,待ち合わせ場所を決める.18:00にピカデリーのTowerRecord 地下の書籍コーナー.で,博士はシゴトに向かい僕は列車に乗る. Metropolitan LineはBaker St.駅から地下に入る地下鉄なので,そこまでは地上の 景色が見える.キレイな家並み.どの家も似たような規格なんだけどどの家もキレイ な芝生があり,すっごく丁寧なガーデニングが施され,見てるだけでなごむ. ほんとにいい季節に行ったんだなってくらい花がいっぱい咲いてる.田舎だけでなく 市街地の中も結構花がたくさんあるんだけどね.

30分ほどでBaker St.駅というでっかい駅(しかも100年くらいたってる古い歴史のあ る 駅)に到着.地上に出て歩き始める. タッソーの前の長蛇の列を横目に,東へ向かって歩く. London Univ.の角を曲がってお上りさんよろしく大英博物館へ. ウワサに違わずすごい人混み.Admission Free なんだけど,Donationが 最低2£と書いてあった.なんだかものすごい物量に圧倒されて疲れてしまう. ロゼッタストーンなんてはっきりいって目立ちません.^^; そこそこ見て回って出る.

日向は暑いけど日陰に入ると涼しくてすごく気持ちいい. なんとなくSt.Paul's Cathedralに向かって歩き出す.Cityを横切っていく. St.Paul's Cathedralというのは,思い出がある.というか,中学の英語の教科書 (New Horizon)で,まずLondonの紹介ってのがあって,そこに写真があったからだ. 「なるほどね」ってカンジで”再会”を果たす.

そこからRiver Thamesにむかって 坂を下っていく.River Thamesに突き当たる.左手遠くにTower Bridgeが見える. 右手にはBig Ben, Weatminster Abbyが.川沿いのペデストリアンのベンチで一服. と,僕の右前方で川を見つめていた黒人女性が”Excuse me”と近寄ってくる. 「手紙を書きたいので書くモノ貸してくれないか?」と言うので,ボールペンを 差し出す(以降,滞英中に,たばこくれだの,ライター貸してくれだの,写真と ってくれだの,いろいろ頼まれたっけ).そういえば,物の本にはかならず書いて あるのだが,英国(っていうかUK?)ではほんとに「Excuse Me」と「Sorry」が そこらじゅうで聞こえてくる.良く聞こえない時に,Pardon?の代わりに「Sorry?」 と尻上がりに聞きかえすのがなんだか格好いい.なかなか恥ずかしくて言えない のだが.^^;

とりあえず川岸をLondon中心部に向かって歩き出す. Blackfriars Brdg.を渡ってThamesの南側に出る.こっちはなんだか寂しい. Waterloo Brdg.をまた渡ってThamesの北に戻る.こっちは賑やか. 川沿いの公園(Victorian Embankment Garden)を歩く.男はみんな上半身裸で日光浴だ . 短い夏をできるだけ自分のものにしようってカンジ. 細い路地をすり抜けるようにしてTrafalgar Sq.へ出る. 人がいーーーーっぱい.猿岩石はこの辺に歩いてきたのか,とくだらない ことを思いだしつつ,ミネラルウォーターをごくり.

さて,National Gallaryだ.博士ご推薦だけあって,いやぁすばらしかった. 下調べもなんもしてなかっただけにその内容の濃さに圧倒されたっちゅーか. 大好きなフェルメールのホンモノが見れたし,impresssionismのマネ,モネ, それにゴヤ,ゴッホ,ターナー,セザンヌ,等々メジロオシ.やっぱりホンモノは すばらしい.日本みたくものものしいガラス張りの中にあるってんでもなくさりげな く 名作が置いてある.しかもここもなんとdonation.感動して私は£10も突っ込んで きてしまいました.

小腹が空いたので,地下のセルフのデリでサンドイッチ.一休みして地上にでる. 暑いけど,乾燥してるので汗はあまりかかない.ギャラリーの入り口の階段に座って ると,隣の老夫婦が話しかけてくる.イタリア訛の英語だ.どうやら,写真をとって くれと言ってる.「Sure^^」ってんで撮ってあげる.

そこからまっすぐWhite Hallを通って右手のHorse Guardsという建物を抜けて St.James Parkに出る.ここも美しい公園だ. だらだら歩きながらWestminster Abbyの方へ向かう.BigBenも見える. 待ち合わせの時間が近くなってきたのでさっと見てPiccadilly Circusへとって 返す.「おお,ここか」と有名な交差点.^^ すぐに目に入ったHMVへ.この時点で18:00.ちょうどいいじゃん. (注:ここですっかり待ち合わせが Tower Record だったことをHMVだと頭の中で 置き換わっている.ばか>おれ^^;).待ち合わせ場所を探すも,”地下”が無い.^ ^; 店の人に「書籍売場はどこか?」って聞いて行ってみるが,そこは地下ではない. いろいろ探し回った.「もしかして隣のRock Circusの地下か?」ってんで行って みたが,居ない.考えること20分.「そういえば地図に待ち合わせ場所に○を つけたなぁ...」と地図をひらくとそこにはしっかり「Tower Record」って書いて ある.急いでそっちへ行くと博士がすでに来ていた.すまん.^^;

で,のども乾いたのでとりあえず「パブるか?」ってんで近くの小さめのIrishPubへ. ここでのんだ「Kilkenny」というIrish Beerがおいしかったぁ. ここで30分くらい時間つぶした. #という感想は,このあとどのパブに行っても同じように出てくるのである. #行く先々のパブで違うビールを飲んでたもんで.それもどれもこれも旨いから #まいっちまう.^^;あんなの日本にあったらGNPは落ちるだろうなぁ,なんて #くだらないこと考えてしまう.そうなってもいいのに.^^;;

で,晩御飯は,博士が予約入れてくれたイタリアン. ここがすばらしかった.場所は,Covent GardenからNeal Street中程 の右側,「Neal Street Reataurant」.#まんまです. ^^; イタリア人がやってるお店です.

で,何食ったかっていうと,

まずワインは,Sicily の Donna FUGATA.^o^^o^^o^ これ,相当っていうか,*むちゃくちゃ*おいしかった.

Wild Mushroom Soup^o^^o^^o^
Funghi of the day(ソテー)^o^^o^^o^
Roman style eel^o^
Pappardelle funghi^o^^o^
Stuffed Zucchini fiori^o^^o^^o^^o^
Vegetable selection^o^^o^
Passion fruit Sorbet^o^^o^


おれ的には,Wild Mushroom Soup.これがstarterなんだけど, 5£なんだけど, 超絶に旨かった.死ぬかと思った.^^;いや,まじで.
あとはズッキーニのリコッタチーズ詰め.あーうー^O^ Roman eelはその名の通り鰻なんだけど,すっげーーーー脂でちょっと 苦しかったかな. でも美味.付け合わせの野菜(ペペローニ,ホウレンソウ等)もすごく おいしかった.^^
もし近々ロンドンに行くという人がいるなら*かなり*お薦めっす, このお店. 至福の時を過ごし大満足で帰途についたのであった.

つづく

迷惑旅日記(長文)#2.

---- 8/7(3日目)

It could be! って日でした.名づけて,”T(ragedy)-Day” #”T(ohoho) Day”か.:p

今日は博士は午前中でシゴトを終えるように取りはからってくれた. で,私は遅くまで惰眠を貪ってたわけだ.

昼過ぎ戻ってきた博士とともに,買い物に.Waitroseっていう紀伊国屋 みたいなスーパーがあって,そこでビールとかワインとかパンとか買う. その後,だらだらとロンドンに出かけた.
楽器屋でも行こうってことで.BakerStまで地下鉄で出て,Paddinton近くまで バスに乗る.HydePark中程からkensington Palaceにむかってだらだら歩く. 緑が多くて気持ちいい.^^ ほんとに緑が綺麗なんだな.
すでに夕方で,Palaceは閉まってたので,そのまま公園を出てバス停で バスを待つ.楽器屋に行くために. なかなかバスが来ないがやっと来たバス(94番か12番)に乗り込む. Oxford St.はさすがに混んでる.なんか暑いのでぼーっとしてきた. :: あとは博士の8/15の「欧州恥部集会顛末記(とほほ編)patio27628」を参照.

博士>帰りのタクシーの中では,世界を股間にかけて活躍するとろん ちゃんの海外盗難紛失自慢を山ほど聞かせていただきました. 参考になりました.^^; #8/17現在,「デジカメ以外は見つかった」報告あり.よかたね^^/

ここの部分については,ドイツ支部のtron氏よりそのうちコメントがあるかと 思います.
#要旨は「みなさん,ベルギーに行くときは気を付けましょう」っちゅーこと.^^;

この日の夜は,支部長ご一行様直々にドイツから持参いただいたソセジを ワインとともに堪能しました.特にタン.もうこれったら旨すぎて涙チョチョギレ でした.ほんとにどうもありがとうございます.>とろん毛

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8/8(4日目)

午前中からどうも隊長,いや体調が思わしくない.疲れ+二日酔いだというのも あるが,午後,出かける段になってlook so blue..しかし,とにかく出かける.
予定としては,Paddintonの隣のWarwick Avenue(Bakerloo line)まで地下鉄で 行って,リトルヴェニスの船着き場から運河を船で登ってリージェンツパークの 方へ行き,London Zooに行く,というもの.まずもって,Baker St.で申し訳なく も支部長をお待たせしてトイレへ.そのあと船着き場で支部長一家は先に船に のっていただいて動物見物へ.おいらと博士はあとで追いかけるということで 一本船を遅らせる.30分後,小康状態になったところをみはからって船に乗り 後を追う.
せまい座席に座った.と前を見ると巨大なねーちゃんが二人ならんで座った んだが,狭いもんだからナナメにならないと入らない.で,左側のねーちゃん が半身になって右腕を背もたれに乗せたんだな.その腕のふてーこと. おれの太股くらいありやがる.何くってんだ! まぁいいか.:p

やっと状況改善してきて動物園も楽しめた.しかし胸のつかえというかなんとも キモチのわるいモノだった.

さてLondon Zoo.一度つぶれかかった動物園だが,市民の運動でなんとか持ち 直したという.開放的(あまり”檻”がないというか,自然がいっぱいというか) お気楽なカンジがとてもいい.
上野動物園にはない雰囲気.ロンドンの町中では子供をあまり見かけなかったが, ここではたっくさん子供がいた.^^ こどもたちは,Face Paintingサービスで顔を猫とかトラとかにしてもらってゴキ ゲンだった.^^
しかし支部長はいまひとつゴキゲンではなかったようだ.そのペイントされた 顔(特に猫)が恐かったようでした.^^;

動物園を出て,タクシーで楽器屋へ.tron氏のアイリッシュ用バイオリンの 物色だ.店員と英語でちゃーんとやりとりする氏はすばらしく頼もしかった.^^ さすが支部長の父上. 結果的に£1000を超えていたため購入には至らなかったものの,次の出張では ちゃんとゲットして帰ることでしょう^^ #この辺もTron氏からコメントがあるかもしれません.

そこから歩いてOxfordStに出て,Virgin Mega StoreをかすめてLeicester Sq.に むかってCharing Cross Rd.に入り,途中左手のFlitcroft St.という猥雑な楽器街 を見てみる.しかしお店はどこも閉まってました.でもなんかとてもとても 貧相なカンジ.British Hard Rockはいったいどこから生まれたのだろうか, とちょと不思議に思った.
まぁ,もっとも,他にも大きな町はあるし今のOASISやBlurだってロンドンでは ないし.ましてBeatlesなんてリバプールだし.とまぁ,楽器屋に関してはアメ リカ西海岸(行ったことないのさ^^;)の次はきっと日本だろうなと思ったわけ でした.それがどうしたって言われてもしょうがないのだが.

で,おなかも空いてきたと. 支部長の母上が以前博士と行ったという中華街のPoon'sというお店(もちろん 中華^^;)へ行く.Leicester St.というところにある.「地球の歩き方」にも 載ってるお店.四川も広東も入ってたようにおもわれました.
いや,ロンドンの中華は旨い!どこ行っても中華は旨いと言うが,ずいぶん おいしかった.ここもお薦めです.はい.特に,パイコー(豚のリブロース 乗せ)飯.ぐぐっとくる超絶品.

ご飯も済んで,Regent St.をぶらつきながらお散歩. すずしくて気持ちいいのだ.まだ20:30とかだと明るい夕方だし.^^ #前日は博士が途方にくれてあるいた道だ. 支部長はHamleysという世界一大きなおもちゃやのwindowの前で固まってました.
Tesco(というスーパーマーケット)で支部長の明日の朝食のジャムドーナツ とかジュースとかヨーグルトとかバナナとかを買い物して帰途についた.

つづく

迷惑旅日記(長文)#3.

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8/9(5日目)

朝食で支部長にジャムドーナツ(うまい)のお裾分けをいただくという光栄に 預かることができ,大変うれしゅうございました.^^;

10:00,支部長ご一行は迎えにきたタクシーでHeathrow空港へ向かわれた. 3日間どうもおつかれさまでした.そしてソセジ,ありがとう. #支部長はロンドンが気に入っただろうか.^^;

で,今日は日曜日.どこかOne Day Excursionにでも行こうってことになって, 地図をみながら検討に入る.南イングランドのRye(ライ)という町が気になっ たりはしたものの,日曜日とあって列車の連絡が悪く時間がかかりすぎることも あり,断念.

で,列車1本で行けるでBathに決定.Roman Bathの遺跡で有名なあのBath (バース)だ.PaddingtonからBR(British Rail)のInterCityで1時間半. Padingtonの駅でパンを買って乗り込む.田舎だ.嗚呼,すばらしき田舎風景. 北海道っていうかぁ.

程なくして到着.駅のまわりはなんとなくうら悲しい雰囲気なんだが,中心部 に歩くにつれて現れてきたのはそれはそれは美しい街でした.

まずは,Bath教会の見物.教会ってどれをみてもなんか「それなり」に見えてし まうが住人にしてみれば「あたりまえ」だったりするんだろうな,と思いつつも やはりなんか「すごい建物」として見てしまう.そのBath教会もなかなかの建物 だった.ヨーロッパの(というか国教会の?)教会には,壁や床に墓碑銘が埋め 込まれている.それをふんずけて歩くのはなんか気が引けたがまぁそれもしょうが ない.墓碑銘は古くて17世紀後半とか.一般民間人の墓碑銘が多い. 立派なところにいくともっと古いとか,もっと高貴な人とかのがある.

そこを出てRoman Bathへ.メジャーだし最初は軽く見ていたんだけど,どうして どうして結構内容というか深みがあった.十分楽しめた.見終わって,ティー. クロテッドクリームをたっぷり塗ったスコーンをいただく.ああおいしい.^o^ #正確にはクリーム・ティーと言うらしい.

街の散策に出る.こぢんまりした街でいい.町並みは綺麗.お金持ちの別荘がたく さんあるらしい.大きな広場があって,みんな芝生で日光浴.ああ,なんて余裕. 川(Avon River)の河畔の公園では,ブラスバンドが音だしてる.なんか変.^^; フィレンツェのポンテベッキオを真似た橋を渡って川向こうへ.てれてれ歩いて いくとそこには大きなグラウンドがあって,クリケットをやってる. はじめて生で見るクリケット.ちょっと行ってみようってことでグラウンドに 降りてしばらく眺める.まったくルールがわからず困惑したが,あとでルールを 確認するという課題になった.でもなんか不思議なスポーツではある. ぼちぼち良い時間になった.帰る前にどっかパブでも入ろうと思ったがなんか 駅周辺にはそういうのが無くて結局水とかのんで列車の時間を待った. Bathの唯一の欠点は駅のそばにパブがないことだな. でもなかなかでも充実したExcursionだったと思う.^^

でロンドンに戻ったのが21:00くらいか. どっかでメシでも,ってことでSohoにある「Mezzo」へ.ここは,モダンブリティッシ ュ っちゅーやつを食わせてくれるおしゃれなお店だ.この店も「地球の歩き方」 に載ってました.まぁ簡単に言えばちょっとエスニック入った無国籍料理という カンジでしょうか.

・Thai Beef salad(ローストビーフ(細切り)のパクチー+ナンプラーソース みたいな)
お肉がすっごくおいしかった.
・Poached Salmon with Beet.
Beetがねー旨いのよ,うん.
・Griled Lobster & herb risotto
→risottoはいまいちだったが,ロブスター随分はおいしかった.^^
・dessert(chocolate cake,Various Berries)
→berryはとっってもおいしい.さすがイギリス.
・Glass wine(White)
→白のハウスワインだったんだけどなかなかどうして,おいしかった. ひさしぶりに白を旨いと思って飲んだ気がした.

で,おなかいっぱい.^^
もうでも夜中の11:15を過ぎている. 帰りましょうってことで,Piccadillyの駅の階段にさしかかると, あろうことか,すでに「closed」.おいおい,まだ閉まる時間じゃ ないよー,ってんで,道をはさんだ向こう側の入り口に行ってみるが 同じくclosed.しょうがないから,「Oxford Circusまで歩こう」 ってことになった.

ところがその時,僕のカラダに異変が起きた.差込とブラックアウトが 同時に襲ってきて歩くのがやっとになったのだ.とにかく吐き気と腹部の 鈍い痛みと目眩というかいろんなものがいろいろ押し寄せてきて..

ふらふらしながら,とにかく歩くが,どうにも苦しい.このままここに 倒れてしまうのは避けたい,どこかトイレに入りたい,と思うが,この 時間,店なんか空いてるはずもなく,とりあえず,Oxford St.駅まで 歩く.階段を降りて改札でトイレの有無を聞くも「ここには無い.出て マクドナルドへ行け」とけんもほろろ.階段をのぼってマクドナルド を探すも見つからない.くそー.しょうがないからタクシーでBakere St. へ.ここなら間違いなくトイレがある.確認済みだ.タクシーを探す. 割とすぐに捕まった.「バイカーストリート スタイション,ぷりぃーっず」

#「Baker Street station, pleeeease」

タクシーに乗ったらすぐに右ナナメ前方にマクドナルドの看板が見えた 時には,ああ,ついてないな,と思いました:p

ものの10分で着いた.が長かった.でもさっき歩いていた時よりは少し 状態は落ち着いていた.動悸もすこしおさまっていた. で,地下に降りてトイレの前に行くと, Oh,Jesus! Cloooooooooooooosed!

博士の咄嗟の機転で「女子トイレに行きなさいっ」ってことで,20P握りしめ て行った.結局20Pはいらなかったんだが,なんとかそこで事なきをえた. トイレに入ったらしばらくしておちついたのでこそこそと出た. #BakerSt.の女子トイレ,結構汚いです.:p余計なお世話か.^^;; ぎりぎり終電に間に合いそうだったのでそのまま乗って帰った. いやぁロンドンで遊ぶときは気を付けましょう>諸子^^;;

揺れるMetropolitan Lineで結構ぶりかえしてきたものの,なんとか 帰り着き,ほぼそのまま寝入った.

つづく

おず.迷惑旅日記(長文)#4です.

え? もう飽きた? だよなー.:p

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8/10(6日目)

随分寝た.起きてもカラダが動かなかった.
昼間はだらだらしてた.

#このとき博士はLost Property Officeに出向いていた.

夜行寝台(Sleeperという)でスコットランドに行くことを決めて Northwoodの旅行エージェントに行く.
係りの人が何言ってるのかほとんど聞き取れず,かなり情けなくなる. ほとんど100%博士に任せる.^^;; 0:15Watford駅を出る寝台に乗ること になった.チケットをつくってもらってその後は近所のパブに行って 時間をつぶす.途中で,よその客のにーちゃんにタバコをせびられ1本 わたす.^^;タバコが高い(Marlboloが3.4ポンド=800円ちょっとくらい) ので,どいつもこいつもフィルタぎりぎりまで吸ってる吸い殻が灰皿に いっぱい溜まってる.^^;

出発まで時間があるので,準備などしつつだらだらとテレビなど見る. 予約したタクシーでWatfordまで.ものの15分くらいで到着.
列車が来たので乗り込む.狭い寝台だったけど,快適快適.^^ とりあえずバーのある車両で缶ビールを飲んですごす. 2時頃就寝.

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8/11(7日目)

朝6:40,Glasgow着.モーニングコーヒーをもってきて くれることになっており,起こされたらしいがまったく気が付かず.

#博士は気が付いたらしい.そりゃそうだ.実際コーヒーがあったんだ #もんな.:p

で,結局8:00までだらだら寝ている.(6:00-8:00まではGlasgowに 止まってる).列車をでたら,あらびっくり,ホームに車がずらーり. そう,ホームに駐車場があって,そこから人々はものの10歩くらいで 列車に乗り込むのだ.^^;さすがスコットランドを代表する大都市だ. それにやはり寒い.みんな秋みたいな格好してる.コートやセータ. 皮のジャンパ.

とりあえず,駅を出てInformationへ.宿を探してもらって予約. Court Yard Hotel.荷物を置いて,さてEdinburghへ. 切符売り場が混んでて次の出発時間に間に合わないと思ってたら, 「列車のなかでチケット買えるよー」って駅員が言いに来た. 出発1分前.おいおい^^;;
急いで駆け込んで中で切符を買う.エジンバラまで往復2枚. ”エジンバラ”と言っても通じないと思ったおいらは,さっそく 電子辞書を取り出し発音を調べる.^^;「え’どぅんばぁら」だ.:p

乗ること1時間.着いた.おおお,さすがスコットランドの首都 エジンバラ,豚バラ,三段バラ,エンジンバラバラ.(退場^^;) なんか*町中がお城*状態っす.どれがエジンバラ城だってなカンジ^^;;
ちょうどサマーフェスティバルの最中で人混みがすごい. 街のそこかしこにバグパイパーがいてAmazingGraceとかスコットランド 民謡の”蛍の光”とかを奏でている.「うるさい虚無僧」と言った ところか:p

The Royal Scottish Academyに入る.地元の画家の個展.けっこういい. その後,城にむかってあるく.あたりまえだが要塞城郭なので坂の上に ある.結構足にきていたおいらはバスが無いかとかタクシーで行こう とか,ご託をならべたが受け入れられるハズもなく,歩き始める.ああ, EdinburghのEdinは「坂」の意味(burgは城壁ね.ドイツなんかで〜ブルグ とかって言うのと同じ).

たどり着くとEntrans feeが@6£.結構取るね. 並んでようやくチケットをゲット.衛兵が門を守る.なんかこういうのを コケティッシュなんていうはずかしいコトバで形容するのだろうか.^^;

ナカナカにおもしろい.いろいろと趣向をこらした展示も好感がもてる. 圧巻は戴冠式につかう”三種の神器”の展示だ.そこまでもってくのに ひっぱるひっぱる.^^;イングランドへの反発というかクロムウェル批判 が随所に見られる説明とかなかなかおもしろい.もっと歴史をちゃんと 勉強してから行くともっとおもしろかったのかもしれない.結構複雑 だから難しいけどね.帰ったら復習だ.^^;;(ほんとか?>おれ)

随分時間をかけて見て回った.何しろでかいからね.足も疲れてきた. 城を出て,メインストリートを歩く.お祭りの最中で,いろんな大道芸 をやってる.レベルが高い.がんばれ>横浜・野毛の大道芸^^;; このお祭り,っていうか芸術祭みたいなもので,アバンギャルド系演劇界 の人には世界的に有名らしい.大道芸はその客寄せみたいなもので,別の 小屋で小劇場をやってるみたいだ.さすがにそこまではチェックできな かった.っていうか街をうろつくのだけでも楽しかったから. さんざん歩き回っておなかも空いたから,ちょっとメシ食いに店にはいる. 博士がコールドチキンサラダを頼んだが,これがまた,ぱさぱさで.^^; そこそこに出る.おみやげなどを物色. やっぱりおなかが空いてパブを探す.そうハギスを食わねばならない.^^;

#ハギスとは・・・羊や子牛の内蔵をミンチ状にして、オートミールなどの 穀物を加えてまとめたもの。かなりマトン臭いので好き嫌いはあるかも. 臭いを消すためにかなりスパイシーになっている. 基本的に”廃物”利用の食い物なのでそれほど期待してもいけないかも しれない.でもイタリア人ならもっと旨くつくれそうな気もする:p

時間帯が食事時でどこもいっぱいだったが,とりあえずみつけた店で 立ち飲みしながらテーブルが空くのを待つことにする.そのパブの名前は 「World's End」.比較的有名みたいだ.ここのにーちゃんたちはとても 親切だった.きびきび働くし.^^

ハーフパイント2杯目を半分飲んだところで「席が空いたから座れ」って 言いにきてくれた.オーダーする.fish&chipsとhaggisを注文. ほどなくしてやってきた,ハギス.マッシュポテトとともに食すのが礼儀 とか.とりあえず食ってみるが,うーむ,食えなくはないものの,決して 旨いモノ,とは言い切れないなぁ..^^; It's intersting!ってカンジ. 塩が欲しいと思ったが,テーブルには無い.すると隣の老夫婦が「ここに あるよ」と差し出してくれる.おお,親切.この老夫婦,ふたりでパフェ 食ってコーヒー飲んで帰ってった.パブって懐深いぞ.^^

その後,老夫婦が座ってた席にサンフランシスコ在住のフィリピン人 アクターってのが来た.博士に話しかけてきて素性を証した. エジンバラにアクトの修行に来てるらしい.今はまだプロじゃないけどガンバ ッてプロフェッショナルになるんだと.何を注文していいかわからなさそうで, 相談にのってあげて,ハギスにしなさい.と言ってわれわれは店を出た. ハギス食ってくれただろうか...

飲み食べ終わってほっと一息ついたところで,ふたたび歩き出す.そろそろ 夕闇が迫ってきた.今日はGlasgowに戻って朝入ったホテルに宿泊するのだ. 9:30の列車でGlasgowへ.結構つかれたのでうとうと居眠りしていた.

「コンコンコン コンコンコン」

ん?何の音?と目を覚ますと,窓の外で若者が窓をたたいている. おや,列車が止まってる・・・おお@o@;,Glasgowに着いていたのか. あやうくEdinburgに戻るところだった.ありがとう>若者たち^^;;

結構もう眠くて足もつかれてて,速攻でホテルにチェックイン. いろいろ説明されて「くれぐれも朝飯は7:00から8:30までの間に くってくれ」と念を押されて部屋の鍵を渡される.ああやっと横になれる.

明日の計画を練る.しかし,なんて行き当たりばっ旅なんだ.^^;;
結局,都会で車をかりて田舎の遠くに出かけるのではなく, ちょっと田舎まで行って,そこで車借りて乗り回すってことを選んだ. もっと遠くへ行ってもよかったんだが,まじで寒かったらどうしよう ってのもあったし,車で事故ったら収拾つかないしなぁーなどとちょい 弱気モードも確かに入ったのは事実だったんだが... でもまぁ,とりあえず,グラスゴーから30分で行けるStirling(スター リング)という街を目指した.そう,メル・ギブソンの「ブレイブハート」 の主人公,ウォレスが実際に活躍したところだ.お城もある. で,近くにスコットランドで最も美しいと言われるローモンド湖を中心 とした湖群のあるトロサックス地方を車で流すという計画だ. なんだか大まかな計画だが,だいたいのイメージが出来た. そこに決めた.

ちょっとだけニュース(BBCスコットランド)を見て死んだように寝る.

つづく

迷惑旅日記(長文)#5.

え? いいかげんにしろ? だよなーー.:p

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8/12(8日目)

とりあえず朝めし.”スコティッシュ”ブレックファスト.

ああ,このソーセージったら.^^;

#誤解無きように言いますが,ホテル自体は結構いいです.比較的 #安いし.

チェックアウトを済ませ,Stirlingへ向かう列車に乗る.
あっちゅーまに着く.おお,なんてキレイな明るい駅なんでしょう! ヨーロッパの駅はなんだかどこもつめたく薄暗いカンジなんだけど ここはすごーく明るい.花もたくさんある.いいぞ,なんだか.^^

とりあえず,Informationへ.と,その目の前にわりと美しいカンジの B&Bが目に入った博士は部屋を見に行く.なんかぱっと見た感じが ビクトリアン.family用の部屋だけど安かったし.まぁいいやってんで 即決契約.荷物を置いて,Informationへ.

地図とか仕入れてまずは城へ向かう.
この城は美しい.かなり美しい.
ごてごてとうすらでかくはなく気品がある. 博士的には,”お城までの道,壁に貼ってある説明を電子辞書ひきながら 読み読み登って行ったのが楽しかった”とのこと. ”とくに墓地.大きなケルトの十字架の墓石.ここの墓地はきれいだったー. お城から見た風景も最高.”だったとコメントされてます.

夕方時間があいたので,ぶらぶらしたんだが,もう観るべきモノもない. 小さな街だ.と,そこに,アミューズメント系建造物を発見.
ゲーセンとか映画館がいっしょくたになったものだ.そこで映画を観た. エディーマーフィーの「Dolittle先生」だ.まさしく子供向け.夏休み. 映画館は子供だらけ.なんだか,ココまで来て来れ観るかぁー,みたいな 変な感慨があったが,映画自体はおもしろかったのでよしとしよう.^^

そろそろおなかも空いてきたので,どこで食うか考える.
B&Bそばのスコティッシュフレンチ?っていうふれこみのレストラン 「The Heritage」に行く.
まずはwaiting roomに通され,ビールを飲む. 注文を決める.すると地下のテーブルに通された.なんか怪しい.^^; starterは,リークとポテトのコールドビシソワーズとパスタ. (ちょっとイタリアンに飢えていた^^;)ビシソワーズはかなりおいしかった.^^ ”リークのしゃりしゃり感がいい(博士)”だそうだ.
メインはグリルした鴨のアプリコットソース(これは旨かった),あと スコットランドサーモンのハーブ焼き.付け合わせのてんこ盛りの野菜. ジャガイモはほんとにおいしい.でも食べきれなかった.(_O_) シェフは名刺を見る限り64年のなんとかって賞をもらった人みたい. まぁおいしかった.^^ 宿に帰る.

その後だ,おもしろかったのは.^^;

茶でも飲もうかと,備え付けの電気ポットでお湯を沸かそうと思ったら 電源ケーブルの壁側のコンセントに刺す方のコネクタが無い. つまり,電線がむき出しになってる.おーまいがー.ここで夜中の12:30. ホストを起こしてもよかったのだが,博士が部屋の前まで行くと大いびき が聞こえてきたらしく断念.

でもそうなるとどうしても飲みたくなるのが常.
で,コネクタをなんとかするわけだが,いったんテレビのコネクタをはず してやろうってことになった.だが,ドライバがない.... 財布の中にしのばせていたピック..柔らかすぎ...うーむ.... そこにあったのは「スプーン」.おおおお,ビスが回った. 首尾良くテレビのコネクタをはずして,ポット用のむき出しの電線を つなげて(コネクタの中には13Aのヒューズが入ってた^^;)さて 沸かそう.しばらくすると,ぐつぐつ言い始めた.すごい. 断っておきますが,これやったのはぜんぶ博士.立派!拍手!!

首尾良くお茶を飲んでまた何事もなかったかのようにコネクタを元に戻した. この部屋,いろいろとモンダイありだった.
電球は2発切れてるし,ベッドの一つは崩壊寸前で平行四辺形になってたし. なんとシャワーが部屋のほぼ中央に,いかにもあとから付けましたって感じ で存在してるし.床はべこべこの板張りだし. 一見しただけではよく分からないfakeがずいぶんありました.
Stirlingに行くなら,ドライバとコネクタ(プラグ)持参のこと. まぁおもしろかったけどね.^^;;

このB&Bの名前は「WoodSide GestHouse」覚えておこう.^^;

つづく

迷惑旅日記(長文)#6.

ああ,なんか大迷惑?


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8/13(9日目)

起きたら雨.うーむ,やっと降ったか.^^;

で,飯.イングリッシュブレックファストだ.物の本によると,この B&Bは「ボリュームのあるスコティッシュブレックファストは最高」 らしい.
なんのことはない,同じだ.むしろグラスゴーのホテルのがマシだった かもしれない.いずれにせよ256歩512歩って感じだ. そこそこに切り上げて,一応,昨日のポットのクレームを博士がつけて さっさと出た.このB&B,行かないほうがいいっすよ.Informationのそば で便利は便利だけど,小さい街だから関係ないっす.

で,雨.どうするかなぁ..いくつか候補があった.

1.車を借りてドライブして夕方の列車でエジンバラから帰る

2.車を借りてドライブして夜中の夜行寝台でエジンバラから帰る

3.列車でさらに北に向かってたとえばアバディーンまで行く

など..

結局,「あしたどうするか,で決まるな」ってことになって, 明日の予定を考える.「そうだ,懸案のOxford博物館に行かねば」って ことで1番が選択された.いったんNortwoodに戻って,車でOxfordに行 こうという結論になったわけだ.

駅まで行って列車の時間を調べつつ,Informationで聞いたレンタカー屋に 電話をかけまくる.ところが,どこも適当な車を持っていない.あっても 大型車だけだ.うーむいかん.6〜7社くらいかけたか.ようやく

プジョーのディーラー(used含む)兼パーツ屋兼レンタカー屋に1台あった. 断って置くが交渉はぜんぶ博士がやった.すごい.ScottishEnglishって おれほんっっっとにわかんなくて.^^;
でそのディーラー曰く,「タクシーで来い」と. でタクシーで行く.1メータくらいのところにあった.そこで契約するが そこのねーちゃん何いってんだかわかんない.
指差すところにサインするのが関の山.そう,運転するのはおれだから. 保証金が£100,1日£25で借りることができた.地図がないか あったらコピーさせてくれるようにたのんだが無いっていう.近くの ガスステーションで買ってくれという.
まぁいいや.わたされた車はプジョーの106.かわいい.^^ もちろんマニュアル.荷物をつんで雨の中走り出した. ウインカとワイパーが逆なのはまぁご愛敬として,左側通行で右ハンドル ってのはありがたかった.
さて地図をゲットして,トロサックス地方を目指す.市内を抜けるのに いくつか例の「ラウンドアバウト」があるわけだが,これがなかなか 最初はとまどったが,2,3回こなすうちになんとか慣れてきた. いよいよ田舎道だ.といっても綺麗に舗装されてるのですごく走りやすい. 車もキビキビうごくし快適だ.雨は降り続くけど,気にならなかった. 田舎の道もうねうねしてるんだけどカーブに無理が無い.だからすごく はしり走りやすかったっけなぁ^^ 田舎道を走ってると忽然と教会があったり忽然と城があったり忽然と 湖があったりする. そんなところを寄り道しながら走る.
おもーーい雨空の下に不気味な湖.おおおスコットランドぉー.

いくつかちいさな街や保養地を抜けてカトリン湖という大きめの湖に着く.
そして比較的大きめの街Aberfoyle(アバフォイル)(といっても小さい)で パブに寄り昼食.ここで食べた野菜スープと,Chicken Kiev(チキンの ニンニクバター詰め揚げ),Lamb Casserole(ラムの煮込み)はずいぶん 旨かった.田舎料理だけど滋味豊かぁってかんじ. ちょと寒かったしね.^^

車を返す時間があと1時間ちょっとと迫った(要するに最低1日単位でしか 借りられないところを店が閉まる5時までに返すっていうもったいない ことをするわけだ.でもそれでもよかったのよん^^)ので,ローモンド湖 へはいかずにStirlingへ戻った.
ちょうど良い時間に戻ることができて,ほっと一息. ほんの4時間あまりのドライブだったけど,楽しかった.んで,ラッキーな ことにお店の人が「半日だから少しまけてあげるわよ」ってんで£15で 借りられたのだった.らっきー!^^

で,タクシーを呼んでもらって駅にもどり,Edinburg19:00発の列車に乗るべく Stirlingを後にした.思い出深い街になったなぁ^^

Edinburgでは同じ列車にのろうとする人で混み合っていた. すこし時間があったのでおみやげなんかをみてみた. 時間になったので乗る.でも乗る前に,やっぱ夜行で帰ろうか,,,って 一瞬思ったんだが,やっぱり乗った.運良く座れた. この後,ブリテン島の東側を列車で南下するんだけど,海(北海ね)のそば を走るのだ.これが最高にすばらしい眺めで感動的ですらあった. 9時くらいまではあかるいので,羊のむれや広大な平原をみながらの列車の 旅だった.まぁイギリスのいなかはどこもそうだって思うけど,それにしても 美しい風景だった.しかし今回の旅で羊は16百万777千匹の2倍くらいは見てる と思う.:p馬は比較的少ない.

King's Crossに着いたのは夜中の12:00ちょっと前.うまくすれば終電に乗れる ってんで走った.疲れた.^^; おかげさまで終電でNortwoodにもどれた.

もうぐったりですぐ寝てしまいました.zzz.....

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8/14(10日目)

起きたら11時だったかな.^^;
でも天気はよかった.
で,博士は一度銀行へ行って銀行が間違えたCheckの差し止めの 再申請に行った.
昼過ぎから電話でレンタカーを借りようと電話しまくったが, どこも車がないかべらぼうに高い.さすがロンドン.うーむ 時間がすぎていく.結局借りなかった.電車で行くことにした. でも博物館の会館時間は5時までだ.間に合わない...うーむ. まぁいいか.夕方の散歩のがすずしいしと思い直して...^^; Paddingtonから1時間のExcursionだ.
まずPaddingtonに着いてdepartureを見ると,もうすぐ出そうだった. でも駅のチケット売場は列が...自動販売機はあるけど,行き先が 限定されてて(しかも8ヶ所くらいしかない)使えない. で,しょうがないから15時48分の列車に乗ろうと思った.時間までに ぶらぶら本屋とかみたりお金卸したりしてた.
であと10分ってところで私が尿意を催し,ささっと行ってすぐに 出てきて,10番ホームに向かったんだが,博士が居ない.おや? と思って列車の中をさがしたが居ない.まさか,と思ってトイレの前 に行くと,居た.どうやらオレが通ったのがわからなかったらしい. 気配を消したのか?>おれ^^;;
で,いそいでまた10番ホームにもどったら,無情にも間一髪間に合 わず発車してしまった. 気を取り直して,パブでビール.^^;;ああ近くて遠きはオックスフォー ド.^^;
ようやく次の16:18の列車に乗ってOxfordに着いたのがもう5時.^^; でも日が高いからそんな遅い気がしないのはありがたい.^^ てれてれとカレッジ群をみてまわる.それしかやることないし, そういうことをするところだからそれでいいのだ. んで,パブ.14世紀からあるいわれるパブでハーフをかまして ロンドンに戻る.

さーて,ロンドン最後の夜,何食うか.イタリアン,中華,と食った とあればあとはインドでしょう^^; ってんで,「Standard Indian Restaurant」(これもまんまだな)に 行く.Paddinton駅から歩くこと10分くらいか. 4点ほど頼もうとしたら,「お客さん,too much.減らしたほうがいい」 とありがたい忠告.^^; そこそこおいしくて満足満足.^^
んでタクシーでお世話になったBakerSt.の駅まで. んで,帰ったと.

つづく

ようやく最後.

迷惑旅日記(長文)#7.

おつきあいどうもでした.

つまらない人には超つまらないってことで.勘弁したってーな.

#まぁ旅ってのはそういうもんだ.^^;

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8/15(11日目)

14時頃のタクシーでHeathrowへ向かう. 天気がいい.ほんとに今回の旅は天気にめぐまれた. Heathrowでチェックインをすませたあと,すこし時間があったのでパブで ビールを一杯.^^

で15:30deparutureをくぐって16:30ゲートイン.定刻より30分遅れで17:00 に離陸しました.

スクリーンの真ん前の席で足下はすこしゆったりしたんだけど,スクリーンが 近すぎて首が痛かった.^^;

映画はなぜかタイタニック.BAはディカプリオが好き? っていうか,あれが例えば邦題「生きてこそ」みたいな,飛行機が墜落して 人肉を食うの食わないのっていう葛藤モノなんてのはぜーったいやらない んだろうなー.^^;それ上映したからって落ちることとは因果関係無いのに ね.

でもみんな異常な緊張を強いられるだろうな.^^;;などとくだらないこと 考えながらだらだらと過ごす.
となりのおばんがうるさくてかなわんかった.まぁしょうがないか.
あと2本くらいやってたけどとりあえず見てしまいました.タイトルは 覚えてません.だからほとんど寝てないんだなー.^^;;

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8/16(12日目)

時差の関係で半日損する. で,定刻通り着いた.成田は意外なほど人が少なかった(ように思えた). もうバリバリ眠い.
そそくさと成田Expressにのって横浜まで.

いやしかし暑いわー,こっちは...^^;
おしまい.

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<総括>

振り返ると,ほんとに表面を*かすった*だけだなーって思った.
いろいろ行ってないところがたっくさんあるんです.
有名なところというよりは,エリアとして,南イングランド,ウェールズ. それにスコットランド(特にハイランド,島).そしてアイルランドも. イタリアもそうだけど,”また行かなくちゃいけない国”ってカンジです.

それにしても英語がわかんなかった.何いってんだかさっぱりわからんのだ. わかりやすいと思いこんでいたおいらがバカだった.参った.

しゃべった英語といえば,


Excuse me.
Sorry.
Could you please show me the way to ***
This one, please.
Thank you very much.
I don't know, sorry.
Sure.
Half pint of *** please.
それに
Bill please. だ.^^;
ああ情けない.もっと勉強しようっと.:p

つづく

番外編#1

ポッと出のイギリスビギナーの戯れ言をばちょびっと.

#思い出すぞ思い出すぞ思い出すぞ思い出すぞ #思い出すぞ思い出すぞ思い出すぞ思い出すぞ:p

思い出した順...

1.車

ご存じのようにUKでは左側通行で右ハンドルが デフォルトなんですが,これが日本で見るいわゆる ”外車”(ベンツとかがね)がほとんど右ハンドル だったりするのでちょっと気持ち悪い.

日本車もたくさん走ってる.一番よく見たのは NISSANのMICRA(マーチ).彼の地ではマイクラと 呼称されている.あとは,HONDA CIVICかな. MITSUBISHIの1boxも結構みかけた.

2.エスカレータ

駅のエスカレータなんかで,乗ったあと止まってる人 と追い越していく人ってのがいるのは日本でも同じ だと思うんですが,私が知る範囲では,日本ではエス カレータに乗ると,左側に寄って立ってる脇を,つまり 右側を追い越して行く,ってのがケースとして多い と思いますが,彼の地では逆でした.
イタリアではあまりエスカレータに乗る機会がなかった ので覚えてませんが...

3.スーパーのレジのおねーさん・おばちゃん

彼の地というか日本以外かもしれないけど スーパーマーケットのレジのおねーさんやおばちゃんは 椅子に座っている.
別にダラダラやってるわけではない. 日本でも座ってやってくれてもいいのに,と 思った.

4.パブ

いろいろな店がそれこそゴマンとある.
が,いずれも”にたりよったり”だな,と思った. もちろんいろいろ由緒もあるんだろうし,おいてる ビールの種類も違うんだけど.シロート目にはほぼ 同じかな.軽食メニューに至っては,違う店で同じ ものを使ってるケースすらある.

でも,どこいっても*かなり*満足出来る. 日本には(あんまり)無いよなぁ..そこかしこに あるといいなぁ...と思うと同時に,オゲレツ人は 日本に来たら大変だろうなと思った. イタリア人もBarが無くて困ってるだろうな.:p

5.駅

列車の切符を買うのが大変.っていうか自動販売機が 無い.これはイギリスに限らないね.
#雇用(失業率)の問題も絡むのか?
Paddingtonで一台みつけたけど,行き先限定で,使い モノにならない.だからだれも自販機に並ばない. で窓口では,ほとんどかならず「往復か?」とか「今日 中に帰るのか?」とか聞いてくる.

列車はイタリアと違ってかなり正確に動いてる.^^
#逆に,それで困ったってのも一度あったけど.^^;;
#Oxford行く時.

6.雑誌

例えばMUSICマガジン.表紙にCDがおまけで着いてる. TAB譜がかなり普及してる.っていうかこっちが本家か.^^; ジミヘンドリクスは未だにヒーローだ.あたりまえか.

例えば女性誌.マニキュアの試供品が雑誌にくっついて たりする.

7.本屋

ウンコし放題の本屋(ゴヘイがあるな.立ち読みはおろか 座り読みができる椅子も置いてある本屋.インクの臭い に触発されても大丈夫なようにトイレ常設)があるらしいが, 残念ながら行けなかった.
ただ,違う本屋だけど,本屋はとても綺麗.っていうか洋書 は色使いがハデでとても美しいのだ.

8.バーゲン

バーゲンも終わりに近づいていたらしい.どこもかしこも
Saleの張り紙が...
WAS:£***
IS :£***
みたいに正札がかけてあって,ちょとかっこいいと思った.

9.パソコンショップ

数件みかけたが,なんかやる気はなさそうだった. いわゆるロンドンのアキバには行けなかった.

レストランとかで見かけた端末のベンダは, DELL,Compaq,IBMがメインかな.SONYってのもあった.

10.楽器屋

結局開いてる時間には行けなかったんだよね.
本文にも書いたけど,もうひとつこう盛り上がりにかけてる かなぁーって印象をうけました.ほんとはどうだかわからない けど.
ただ,アイリッシュ関係の楽器屋はわりと普通にあるって ことはそうとうなユーザが居るってことでしょうか.

そういえば映画タイタニックでも,アイリッシュダンスを やってるシーンがあったなぁ..

それもそうか.あれは,サウザンプトンからシェルブール経由で ニューヨーク(?) に向けて出向した船だもんね.確か.

11.街ゆく人

横断歩道の歩行許可の信号は異常に短い.
っていうか,だれも信号なんか守らないし車より歩行者 優先だから,車のほうが止まってくれるって感じ. 都会はそうでもないか.

Walkmanな人たちは日本ほど多くないと思った.ジャミロクワイ が宣伝しててもみんながみんなMD持ってるわけではないのね.:p

キャミソール系は結構いたかも.なんか黒っぽい服着た人が 多いなぁと思った. ルースソックスは一人も居なかった.:p

SOHOでモノホンのゲイを見た.抱き合ってシリさわり合ってた.

ロンドンには居なかったが, エジンバラからの帰りの列車にホンモノのモヒカンが居た. いいやつそうだった.パンクスは居ないわけではないが, かなり少数派.居るところには居るのかな.

とりあえず.