夢・化学21 化学への招待−高校生のために
平成19年度
会 期: 平成19年08月02日(木)・03日(金) 13:00〜16:30
会 場: 広島大学理学部(東広島市鏡山1-3-1)
平成20年度
会 期: 平成20年08月07日(木)・08日(金) 13:00〜16:30
会 場: 広島大学理学部(東広島市鏡山1-3-1)
『やさしいバイオテクノロジー』のpp34-35に載っている
『バナナからDNAの抽出実験』
の演示を行いました。
「夢・化学21」というのは、その副題が「化学への招待−高校生のために」となっているように、高校生を中心に中学生や一般のひとたちに化学の楽しさを体験してもらおうとの企画のもと、毎年夏休みの期間に開催されているイベントです。
私たちのグループでは、次のような演示実験を実施しました。
「バナナからDNAの抽出実験」(化学実験室 B402室)
遺伝子の本体は細胞にあるDNAです。
DNAはすべての生き物が持っており,毎日食べる食べ物の中にも入っています。
バナナからDNAを抽出します。
台所にある小物で簡単にDNAを目に見える形で取り出せます。
[担当:芦田嘉之(生物化学)]
この実験は、100円ショップで売っているものを使って、バナナからDNAを目に見えるような形で取り出だそうというものです。
DNAの抽出実験といえば、ブロッコリーが有名です。
Web上にも、その方法や体験談などがあふれかえっています。
でも、やってみればわかりますが、結構大変で、きれいなDNAがなかなかとれません。
しかし、バナナを使えば、いとも簡単にDNAがとれてしまいます
『やさしいバイオテクノロジー』には p34 DNAを見てみよう p35 図8 バナナからDNAを抽出する実験 にその解説と写真入りの実験方法が書いてあります。 |
|
ここでは、「夢・化学21」で使ったパネルのファイルを公開します。
皆さんも是非一度DNAを目に見える形でとりだしてみてください。
4枚ずつ3セットです。
PDFファイルですので、PDFを見るためのAcrobat readerのようなソフトが必要です。
ちゃっかり、『やさしいバイオテクノロジー』も紹介しました。
開店前の会場です。
配布資料と抽出したDNA、ヒトゲノムマップ(左:2007年・右:2008年)
無断転載を禁じます。
(Ashida Yoshiyuki・芦田嘉之)