第6章 講義メモ

 

 01回 0408日(金)

教科書 「序章 遺伝子組換え技術に関する意識調査」

教科書 「序章 基本用語の解説」

 

・自己紹介

 

・教科書「やさしいバイオテクノロジー」の紹介

・サブテキストの紹介

 

・配付資料 随時(時事を中心)

 

・本Webサイト(http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/)の紹介

 (表紙のページを印刷して全員に配布)

 

・年間授業概要

 1-2. 年間授業予定表

  年間の予定表。

  シラバスとは若干異なります。

  この予定表にしたがって授業を進めます。

  変更があった場合は、随時更新します。

  教科書の範囲

   前期中間まで 「序章」「1-1」「1-2」「1-3

   前期末まで  「1-4」「2-1」(プロジェクタ使用)

   後期中間まで 「2-2」「2-3」(プロジェクタ使用)

   学年末まで  配布資料等(プロジェクタ使用)

 

 6-1. 平成23年度版

  (今見ているページです)

  毎回の講義記録。

  授業の終わった後、必ず更新します。

  数回先までの予定も書いておきますので、

  毎週チェックして、予習・復習に活用してください。

 授業中、パソコンの使用を認めます。ノート代わりに使用するとよい。

 

・授業時間 8:35 10:15(休憩時間を省き、早く終わります)

 

・出席の取り方 20分以内の遅刻、または早退以外は欠課

・鍵当番 学生課学生係(一番手前の窓口)へ鍵を返却(当番は出欠簿に記載)

 

・定期試験のやりかた

 シラバス記載の通り

 4-1. 平成23年度 定期試験問題 を参照(過去問もあります)

 

成績の付け方

 シラバス記載の通り

  4回の定期試験+学年末レポートを均等に平均

  4回の定期試験後、試験直しを考慮

  60点以上で合格

  追認試験の予定はない

 

・科学と技術

 この授業では科学に重心を置きます。

 

・この授業の目指すこと

・バイオテクノロジー

 特に取り上げる技術

  遺伝子組換え技術

  クローン技術

 

 

 

・学術用語の大切さ

 放射能 放射線 放射性物質 核種

遺伝子 DNA ゲノム 染色体

遺伝子とゲノムの違い

 p13の用語集

 

「遺伝子組換え」でいったい何をやっているのか

 p175の野球とのアナロジー

 

 

安心と安全

科学リテラシー

サイエンスコミュニケーション

 

 

遺伝子組換え技術について

1. ある生物のゲノムに別の生物のある特定の遺伝子を導入する技術

2. トマトの遺伝子にハエの遺伝子を入れる(認識度調査 No.6

この2つの文章の違いがわかりますか?

 

 

p11 「遺伝子組換え食品に関する認識度調査」を実施

(今年度は遺伝子組換え納豆は購入していません)

(昨年度、あまりおいしくなかったので)

 今年は2個の人が多かった。そのほとんどが設問27の組み合わせだった。

 

 

 

 

遺伝子組換え食品について先取りして勉強したい!

●シンポジウム 遺伝子組換え農作物を知る●

日時:20080826日(火) 13時〜1630

会場:広島県立生涯学習センター 大研修室

主催:中国四国農政局/NPO法人中四国アグリテック

『「遺伝子って何だろう?」遺伝子組換え食品の「危険性」を考える』

PPファイル(PDF)

 

 

●健康食品管理士会中国支部総会●

平成21年度第1回研修会

日時:20090510日(日)

会場:岡山理科大学

『遺伝子組換え食品の安全性について』

PPファイル(PDF) A46枚の20ページ

PPファイル(PDF) A412枚の10ページ

 

 

●シンポジウム『遺伝子組換え農作物の安全性と自然環境への影響について』

日時: 平成2235日(金曜日)1330分〜1630

主催: 中国四国農政局

後援: 特定非営利活動法人

     中国四国農林水産・食品先進技術研究会

会場: サンポートホール高松 6 61会議室

     (高松市サンポート2-1

演題:「遺伝子組換え食品の安全性について」

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/GM2-0305-2.pdf

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/GM2-0305.pdf

 

 

Webマガジン 月刊チャージャー

【調査】まずは疑って係!
『遺伝子組換え食品』は
世界を救う?

 

 

●ブログ記事●

テーマ「遺伝子組換え」

テーマ「くみかえの法則」

 

 

 

02回 0415日(金)

教科書 「序章 基本用語の解説」

教科書 「第1 1-1 マクロな生物学-生物とは何なのか」

サブテキスト Vi ヒトゲノムマップ

サブテキスト 「第1 細胞」

サブテキスト 「第7 生物の分類と系統」

サブテキスト 「第8 進化」

 

 

8種類の野菜を持参して解説した。

 

キャベツ(Brassica oleracea var capitata)、芽キャベツ(Brassica oleracea var. gemmifera)、

ケール(Brassica oleracea var acephala)ブロッコリー(Brassica oleracea var italic)、

カリフラワー(Brassica oleracea var botrytis)、菜の花、、、

 

雑種 品種 交雑 交配 品種改良

・はなっこりー(ブロッコリーとサイシン)

・あすっこ(ブロッコリーとビタミン菜)

・プチヴェール(ケールと芽キャベツ)

 

 

これ以外に多くの野菜の写真や種(たね)の袋も利用して解説した。

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形態に違いがある 種(しゅ)とは何だろうか?

 似ているところ、違うところ

 遺伝子組換え技術と通常の品種改良との違い

 これらを遺伝子、ゲノム、DNAで説明すると

 

 

生命とは何か

生命|非生命

生物|非生物

境界はあるのか、ないのか

ウイルスは生物か非生物か

 

生物の三大特徴

 細胞からなる=図録 1章、第2

 代謝機能=図録 5章、第6

 自己複製能=図録 3章、第4

 

 ウイルスは?=生物の三大特徴を持たない

生物の基本・細胞の構造(図録 第1章)

 真核生物と原核生物

 核 ミトコンドリア 葉緑体

  それぞれにDNAがある

生物種とは(図録 7章)

 種の単位 種の概念

生物の分類(図録 7章)

 学名(属と種)

生物進化(図録 8章)

 

それぞれの話題を遺伝子・ゲノム・DNAで説明すると

 

ウマとロバからラバが産まれる

イノシシとブタからイノブタが産まれる

オオカミから多くの犬種が作られた

野生種から多くの野菜が作られた

 

進化 突然変異 自然淘汰と人為淘汰

 ゲノム、遺伝子、遺伝情報で語るとどうなるか

 

キャベツとムラサキキャベツ

 どうやって作るのだろうか

 その結果、何がどう変わったのか

 ゲノム、遺伝子で語ると、

 

「はなっこりー」、「あすっこ」の作り方

 ゲノム、遺伝子で語ると、どう変化しているのか

 いったい何ができあがったのだろうか 種と品種

 

 

遺伝子組換え技術と従来の品種改良技術と比べると

 ゲノムや遺伝子はどのように変化しているのだろうか

 1 ある野菜に放射線照射や変異原投与で作った色違いの野菜

 2 ある野菜と別種の野菜を交雑させて作った新しい野菜

 3 ある野菜に遺伝子組換え技術で細菌の遺伝子を導入して除草剤耐性を付与した野菜

  この3つの本質的な違いは何だろうか

  ゲノム、遺伝子で語ると、何がどう異なるのか、同じなのか

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時間が無くて説明しきれなかった項目

境界はあるのか、ないのか

 

 

03回 0422日(金)

教科書 「第1 1-2 分子生物学の基礎と細胞生物学」

サブテキスト 「第1 細胞」

サブテキスト 「第2 発生」

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第6 代謝」

 

遺伝子・遺伝情報はどこにあるのか(図録 第1章)

ゲノムとは何か

ゲノムと遺伝子の関係

遺伝子に書いてある情報とは何か(図録 第6章)

遺伝情報の伝わり方

 細胞から細胞へ

 親から子へ

体細胞と生殖細胞(図録 第1章、第2章)

体細胞分裂と減数分裂(図録 第1章、第2章)

受精と胚発生(図録 第2章)

なぜ生殖が必要か(多細胞生物と単細胞生物)

 

 

1.鳶から鷹が産まれない、あるいはカエルの子はカエルなのはなぜなのか?

2.子は親に似るのはなぜなのか?

3.同じ組み合わせの親から生まれる子(きょうだい)のゲノムはなぜ違うのか?

それぞれ「ゲノム」や「遺伝子」や「DNA」はどのように伝わるのだろうか?

 

DNA4種類の塩基の多量体

タンパク質=20種類のアミノ酸の多量体

ゲノム 染色体 遺伝子

 

遺伝情報とは何か

細胞から細胞へ、親から子へ伝わる情報とは何か

 

ヒトゲノムマップ

(一家に1枚シリーズについて)

(科学技術週間 http://stw.mext.go.jp/ の配布物)

7年目。今年は「地場と超伝導」(418日〜24日)。

 広島市こども文化科学館で配布中。全員に配布)

 

DNA 化学物質

 バナナからのDNA抽出実験

 

遺伝子はどこにあるのか

 細胞核 ミトコンドリア 葉緑体 プラスミド

 

ゲノムとは何か

 核ゲノム ミトコンドリアゲノム 葉緑体ゲノム

 ウイルスゲノム

 ヒトゲノム チンパンジーゲノム

 A子さんのゲノム B君のゲノム

 

染色体とは

 ヒストンとクロモソーム

 常染色体と性染色体

 相同染色体

 

遺伝子に何が書いてあるのか

 アミノ酸とタンパク質

 転写・翻訳

 

体細胞と生殖細胞

体細胞分裂と減数分裂

2n細胞とn細胞 細胞周期

 

体細胞分裂とゲノム・遺伝子

減数分裂とゲノム・遺伝子

 

減数分裂

 第一分裂と第二分裂

 交叉(組換え)とキアズマ

 

受精と胚発生

 

結局遺伝情報はどのように伝わるのか

 

ヒトからヒトが生まれる ヒトからチンパンジーは生まれない

 ゲノム・遺伝子で説明すると

 

子は親に似る 他人より似ているのはなぜか

 ゲノム・遺伝子で説明すると

 

同じペアから生まれる子は似ているが違う

 ゲノム・遺伝子で説明すると

 

 

 

04回 0506日(金)

教科書 「第1 1-3 ミクロな生物学 遺伝子の一生」

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

細胞内での遺伝情報の伝達

分子生物学のセントラルドグマの基礎

DNAの構造 RNAの構造 タンパク質の構造

DNAの複製;mRNAへの転写;タンパク質合成(翻訳)

DNAからタンパク質への情報の流れ

 DNA → mRNA → Protein

 

遺伝情報の流れ

・細胞から細胞へ

・親から子へ

・細胞内で

 物質としてのDNA ゲノムの伝達 ゲノムに含まれる遺伝子

 

DNAの構造

・ヌクレオチドと塩基

・塩基配列とは

DNAには方向がある 5’から3’

・相補性と二重らせん構造

・ヌクレオチドと塩基配列 塩基配列の表記方法

 

DNAの複製

・体細胞分裂と減数分裂時のDNA複製

・相補性とDNA複製

DNA合成には方向がある 5’から3’

・半保存的複製

RNAプライマー

・リーディング鎖とラギング鎖 岡崎フラグメント

 

細胞内での遺伝情報の流れ

・細胞の基本的な構造 細胞膜 核 細胞質 リボソーム

・核内のDNA

・核内でのmRNAへの転写

・リボソームでのタンパク質への翻訳

 

アミノ酸とタンパク質

・アミノ酸の基本骨格

20種類のアミノ酸とその他のアミノ酸

2つのアミノ酸からペプチドへ ペプチド結合

・タンパク質にも方向がある C末端からN末端へ

・タンパク質の一次構造 アミノ酸配列

・タンパク質の二次構造 αらせん、βシートなど

・タンパク質の三次構造 立体構造

・立体構造に関与するさまざまな非共有結合

・化学的に安定な構造とは?

・構造(モノ)と機能(コト)

 

RNAの構造と種類

DNARNAの違い

mRNAtRNArRNA

・コドン

tRNAの基本的な構造 アンチコドンとアミノ酸

 

転写と翻訳時の基本的な情報の流れ

・核内のDNAは転写・翻訳の前後で変化しない

・遺伝子領域の単位で転写・翻訳が起こる

・転写・翻訳は必要なときに必要なだけ起こる

DNAの遺伝情報からRNAの新たな合成

・核内で合成されたmRNAが細胞質のリボソームへ

mRNAの遺伝情報を元にリボソーム上で新たにタンパク質が合成

mRNAのコドンを読み解いてtRNAが運んできたアミノ酸を結合

 

次回

転写・翻訳システムの詳細

 

 

 

05回 0513日(金)

教科書 「第1 1-3 ミクロな生物学 遺伝子の一生」

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

RNAの構造と機能 コドン

転写の仕組み;翻訳の仕組み;翻訳後修飾

試験対策

配付資料

 

細胞内での遺伝情報の伝達

 

これまでのまとめと「分子生物学のセントラルドグマ」

・遺伝子とゲノムとDNAと遺伝情報

・生体高分子

 

mRNAへの「転写」

 スプライシング イントロンとエキソン

 

タンパク質への「翻訳」

 コドン リボソーム

 

翻訳後修飾

 

 

 

プロジェクタによる画像とアニメーションによる説明

・「細胞の分子生物学第5版」(ニュートンプレス・2010年)

・付属DVDの動画を使用

 

 

 

06回 0520日(金)

教科書 「第1 1-3 ミクロな生物学 遺伝子の一生」

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

突然変異 変異原 変異体 遺伝子の変異と病気

塩基配列の変異とアミノ酸の関係

突然変異と進化 体細胞のゲノムの多様性

試験対策

 

分子生物学のセントラルドグマのまとめ

・転写と翻訳

 

「がん」という病気は、どういう状態か?

・正常な増殖とは

・プログラムされた細胞死と正常な細胞分裂

・癌化とは?

・相同染色体と変異

・癌遺伝子の変異 発現の異常

 

突然変異

・変異のパターン 1塩基レベル、遺伝子レベル、染色体レベル

・置換、欠失、挿入、逆位、重複

1塩基レベル

 コドンの読み枠とフレームシフト

 1塩基置換による翻訳への影響

 

 

体細胞と生殖系列細胞の復習

・「獲得形質の遺伝」がないのは、なぜか?

・私のゲノム、ヒトゲノム、卵子のゲノム、精子のゲノム

 

体細胞の多様性

・遺伝子発現の調節

・ゲノムの恒常性と発現

・発現調節による生成タンパク質の多様性

・選択的スプライシング

 

体細胞ゲノムの多様性

1塩基レベルの変異

・複製時のミスと修復機構

・テロメアと体細胞分裂 生殖細胞と癌細胞

・ウイルス感染

・動く遺伝子

・抗体産生細胞

 

 

応用:農作物の品種改良

・伝統的な品種改良と遺伝子組換え技術のちがい

・放射線などによる突然変異の過剰な誘発

 「無差別多数遺伝子組換え」

・異なる種や品種同士の掛け合わせ

 「ゲノム組換え」はなっこりー、あすっこ

・遺伝子組換え技術 ゲノムに特定の遺伝子の導入

それぞえ、「ゲノム」と「遺伝子」で説明すると。

 

試験対策

・記述式の試験 試験対策は次のサイトに記載してあります。

 4-1. 平成23年度 定期試験問題

 

 

 

前期中間試験 0527日(金)

試験範囲:教科書「序章」「第1 1-11-21-3

記述式の試験 試験対策は次のサイトに記載してあります。

 4-1. 平成23年度 定期試験問題

02講から第06講までのレポートを持参するように。

 

 

 

07回 0603日(金)

前期中間試験解説

4-1. 平成23年度 定期試験問題

 Power Point の図で解説 PDFファイル

答案を返却して、授業で使用したスライド(抜粋)を使って解説。

本当はもっとできるはず、時間が足りなかった、という人を救済します。

授業時間内に解答用紙の裏面に補足解答を書くこと。

この答案も採点し、年間成績をつけるときに加味する。

全員の答案を授業終了後、回収する。

 

100点超の場合、学校提出は100点とする。

超過分は、年間成績をつけるときに加算する。

 

後期末までに学ぶこと

 具体的な遺伝子の構造

 基礎的なバイオテクノロジー

 

遺伝情報の流れ総括

DNA複製:

 塩基の相補性のため、同じ塩基配列のDNAが複製される

生殖細胞の多様性 全て異なるゲノムがなぜできるのか

 対になっている染色体のDNAの塩基配列が0.1%程異なる

 この若干異なる配列を持つDNA(染色体)のうちどちらかが選ばれることで生殖細胞ができる

 

癌化とは

 正常な体細胞が癌細胞になる

 そのとき、ゲノム、遺伝子はどのように変化しているのか

 良性腫瘍と悪性腫瘍の違い

  基底膜、浸潤、転移

  悪性化にかかわる遺伝子とその産物(プロテアーゼなど)の働き

 変異原となる物質や現象

 

突然変異はどのようにして起こるのか

 分子レベルでの理解:塩基の化学的な変化を例に

 1塩基置換 シトシンの脱アミノ化など アミノ酸置換

 1塩基欠失 塩基部分の加水分解 フレームシフト

 チミジンダイマー 紫外線による発癌

 

品種改良の意味

 ゲノムや遺伝子で語るとどうなるか

 従来の品種改良技術と遺伝子組換え技術の基本的な違いは何か

「放射線や発癌物質で突然変異が起こる」とはどういうことか

 品種改良に放射線や変異原を使うと、ゲノムや遺伝子で何が起こっているのか

「野菜の新品種は原子力発電所で作られる」

 原発事故で何を怖れているのか?

 

日常生活で接する最大の変異原はタバコである

 直接吸う、副流煙を吸う;喫煙及び受動喫煙

 

531日は世界禁煙デー

○平成23年度「世界禁煙デー」における取組及び「禁煙週間」の実施について

 http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en/11.html

 世界禁煙デー  531日(火)

 禁煙週間531日(火)〜66日(月)

 禁煙週間のテーマ:「みんなで知ろう!たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」

 WHOの標語:The WHO Framework Convention on Tobacco Control

 

 

 

08回 0610日(金)

教科書 「第1 1-4 具体的な遺伝子の構造

特定の遺伝子の構造

進化の分子生物学的証拠

翻訳後修飾

1つの遺伝子の構造に注目

・チトクロームC遺伝子を例にして

・インスリン遺伝子を例にして

 

ゲノムに占める遺伝子

・ゲノムの中に遺伝子がある

・ゲノムの中に占める遺伝子の割合

・ゲノムの中の遺伝子以外の領域

 

セントラルドグマの復習と概要

・転写 翻訳

・エキソンとイントロン

・核 リボソーム

 

塩基配列とアミノ酸配列を書いた遺伝子構造の見方

DNA塩基配列:二本鎖DNAのうち、mRNAと同じ方向の配列のみ記載

・タンパク質のアミノ酸配列:1文字表記

・イントロンを含む遺伝子の塩基配列(大文字と小文字で区別)

・転写領域とエキソン、イントロン

・翻訳領域 開始コドン、終止コドン、非翻訳領域

 

チトクロームC遺伝子を例にして

・遺伝子の基礎的な構造

・スプライシング イントロンとエキソン

・転写領域と翻訳領域

 

形態や生態を基礎とした生物の分類と進化

5界説 生物の分類

・系統樹

 

分子生物学的な系統樹

・アミノ酸配列や塩基配列から系統樹を作る

・多重配列比較 マルチプルアライメント

・配付資料:チトクロームCアミノ酸配列の比較

 67種類の生物のチトクロームCアミノ酸配列

  そのマルチプルアライメントと系統樹の結果

・分子生物学的菜系統樹と形態などを基にした系統樹

・オーソログ遺伝子とパラログ遺伝子

・相同性 相同遺伝子

 

インスリン遺伝子を例にして

・ヒト インスリン遺伝子の構造

・スプライシング

・翻訳後修飾

・細胞内輸送

・分泌タンパク質とシグナルペプチド

・インスリン前駆体から活性型のインスリンへ

・インスリン結合タンパク質 インスリン受容体

 

翻訳後修飾

・さまざまなシグナル配列(核、ミトコンドリアなどへの輸送配列)

・粗面小胞体と滑面小胞体

・小胞体からゴルジ体への輸送

・膜貫通型タンパク質

・複数回膜貫通型タンパク質(アニメーション)

・膜局在型タンパク質

 

細胞内でのタンパク質合成のまとめ

・すべての必要なタンパク質は、細胞が作る

・必要な時に必要な量のタンパク質を作る

・不要なタンパク質は、速やかに分解される

 

転写 スプライシング

・翻訳

・翻訳後修飾 輸送

・それぞれのレベルでの発現調節

 

 

 

09回 0617日(金)

教科書 「第1 1-4 具体的な遺伝子の構造

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

遺伝子の構造には個人差がある

1塩基多型

ゲノムには遺伝子が2つある

メンデルの遺伝学

遺伝子型と表現型

優性遺伝と劣性遺伝

 

1つの遺伝子の構造に注目

・鎌状赤血球症に関わる遺伝子

・アルデヒドの分解に関わる遺伝子

・動脈硬化になりにくい遺伝子

 

1塩基多型

・遺伝子には個人差がある ゲノムの多様性

 

対立遺伝子

・相同染色体

・遺伝子座

・ゲノムには遺伝子が2つある

・ホモ接合体 ヘテロ接合体

・遺伝子型

 

遺伝子型と表現型

・形質と遺伝形質

・劣性形質と優性形質

・劣性遺伝子と優性遺伝子

 

メンデルの遺伝学

・優性の法則

・分離の法則

・独立の法則

 

優性遺伝と劣性遺伝

・優性遺伝病と劣性遺伝病

・優性 優勢 優生

 

F1品種のメリット

・純系と近親交配

・ホモ接合体

F1品種とF2新種の違い

 

 

 

10回 0624日(金)

教科書 「第1 1-4 具体的な遺伝子の構造

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

血液型を決定する遺伝子 血液型性格判断批判

ABO式血液型を決定している遺伝子

 

一つの遺伝子の構造に注目

ABO式血液型を決定している遺伝子

 

 

簡単な免疫学

・抗原と抗体

・免疫反応 「免疫力」ってなんだろう?

B細胞と体液性免疫と免疫グロブリン

T細胞と細胞性免疫

 

 

対立遺伝子が3種類の例

ABO式血系型に関わる遺伝子 ABO

・遺伝子型と表現型

 

Aタンパク質:GalNac転移酵素

Bタンパク質:Gal転移酵素

・アミノ酸配列比較 基質特異性の違い

Oタンパク質の構造と機能

 

H抗原とA抗原、B抗原

・遺伝子とタンパク質と酵素

A遺伝子とB遺伝子の違い

O遺伝子;A遺伝子の1塩基欠失 フレームシフト

 

酵素の基質特異性

GalNac転移酵素とGal転移酵素の違い

・基質特異性に関わっているアミノ酸

 

遺伝子の多様性

・ヒトにおけるABO式血液型に関わる遺伝子の多様性

・ヒト以外のABO式血液型に関わる遺伝子の多様性

 

分子系統樹

・霊長類におけるGal転移酵素遺伝子の由来

・分子系統樹から見られる進化の多様性

 

 

遺伝子とゲノム総まとめ

 

性を持つ生物の多様性

・自然淘汰と獲得形質の遺伝

 

 

近親交配で起こっていることは(レポートより)

・ヒトの場合 劣性遺伝病と優性遺伝病

・家畜や野菜の場合 メリットとデメリット

  野菜が雑草化しないのはなぜか考えてみる

  野菜の栽培に農薬が必要なのはなぜか考えてみる

 

 

 

11回 0701日(金)

教科書 「第1 1-4 具体的な遺伝子の構造

サブテキスト 「第3 遺伝」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

サブテキスト 「第6 代謝」

遺伝子・染色体の多様性と異常 タバコの害

 

日本における受動喫煙に対する取り組み

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000004k3v.html

成人喫煙率(厚生労働省国民健康栄養調査)

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd100000.html

成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html

喫煙による超過死亡数(日本)

http://www.health-net.or.jp/tobacco/risk/rs410000.html

紙巻たばこ販売本数(厚生労働省)

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd070000.html

国内販売たばこの本数とシェア(厚生労働省)

http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd080000.html

 

突然変異と異常と障害と多型

・タバコのヒトに与える害

染色体レベルでの異常

・トリソミーとモノソミー

・減数分裂時の染色体不分離

・女性のX染色体の不活性化 ライオニゼーション

遺伝子のコピー数多型

 

遺伝子・ゲノム・遺伝情報の変異とは

発がん性の化学物質による体細胞のDNAの変異の例

その変異の遺伝の有無

 

コピー数多型と一塩基多型との違い

遺伝子に起因する疾患、遺伝性の疾患の違い

 

タバコパッケージの表示制度

 

 

 

12回 0715日(金)

教科書 「第2 2-1 基礎的なバイオテクノロジー

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

大腸菌を利用した組換えDNA実験

バイオ実験に使う小物

PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法の原理

PCRプライマーの設計

PCR法の応用

アガロースゲル電気泳動法

 

参考:

アルデヒド脱水素酵素の遺伝子型の鑑定

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/PCR/

 

<バイオ実験に使う小物>

・ピペットマン チップ マイクロチューブ

8PCRチューブ 96PCRチューブ

・アガロースゲル電気泳動装置一式

 

 

<組換えDNA実験>

・宿主とベクター

・制限酵素

DNAリガーゼ

・プラスミド導入による組換えDNA実験

 

 

PCR法>

・通常のDNA複製

・プライマーの重要性

・熱耐性DNAポリメラーゼの発見

2つのプライマーを使うことの意味

PCR法の原理

・プライマーの設計

・アニメーション(PCR

 

 

<アガロースゲル電気泳動>

・アガロースゲル電気泳動法の原理

・アガロースゲル電気泳動法の実際

アガロースゲルの作成から、電気泳動

DNA分子量マーカーの利用と分子量(DNAの長さ)の推定

・アガロースゲル電気泳動でわかること

 

 

試験対策

 

 

 

13回 0722日(金)

教科書 「第2 2-1 基礎的なバイオテクノロジー」

サブテキスト 「第4 遺伝情報とその発現」

DNA塩基配列決定法

DNA型鑑定

 

<ジデオキシ法による塩基配列の決定>

・デオキシヌクレオチドとジデオキシヌクレオチド

・蛍光標識の利用

・キャピラリー電気泳動法 自動化

 

DNA型鑑定(繰返し配列の利用)>

DNA型鑑定の実際

 

<パーソナルゲノムの時代>

・ヒトゲノムシーケンス

・個人のゲノムシーケンス

・超高速次世代シーケンス

・1分子シーケンス

1000ドルゲノムシーケンス

 

<遺伝子検査の問題点>

・遺伝子解析サービス23andMe

・日本遺伝子検査株式会社

1塩基多型 コピー数多型 遺伝子型

・遺伝子解析や検査で何がわかるのか?

・性格や気質が遺伝子検査でわかるのか?

・単一遺伝子病と多遺伝子病

F1品種とF2品種の違い

・性格が単一遺伝子(ABO式血液型を決定する遺伝子)で分類できるとする話のどこがおかしいのか

・日本の大臣による社会的な害悪

 

<ゲノムと総まとめ>

・ゲノムの多様性

・ゲノムや遺伝子で決定されること

・進化論的に言えること

・差別とは何だろうか

 

試験対策

 

 

 

前期末試験 0729日(金)予定

試験範囲:教科書「序章」「第1章」「第22-1

試験当日の注意事項等はWeb上に記載

 4-1. 平成23年度 定期試験問題

915分開始予定。前回試験より10分早く始めます。

 

 

 

14回 0805日(金)

前期末試験解説

これまでのまとめと今後の予定

 

 

 

夏期休暇

特に宿題はありません。

本をたくさん読むように。少なくとも週4冊、合計50冊以上。

簡単にメモを残す習慣を付けておくとよい。

読書によって得た知識をまとめたレポートの提出可。年間成績に加点します。

 

 

 

15回 0930日(金)

教科書 「第2 2-2 植物のバイオテクノロジー

教科書、図録を使用

これからの予定。

古典的な品種改良。

 

後期中間までの予定(教科書144ページから最後まで)

随時、時事問題や新規知見も取りあげます。

15講 植物のバイオテクノロジー

    伝統的な品種改良 無性生殖と有性生殖

16講 植物のバイオテクノロジー

    遺伝子組換え食品の基本

17講 植物のバイオテクノロジー

    リスクと安心・安全環境へ・人体への影響

18講 動物のバイオテクノロジー

    伝統的なクローン技術 無性生殖と有性生殖

19講 動物とヒトのバイオテクノロジー

    ES細胞と再生医療 雑種・キメラ

20講 ヒトのバイオテクノロジー

    iPS細胞と再生医療

21講 「やさしいバイオテクノロジー」総まとめ

 

 

古典的な植物のバイオテクノロジー

 植物と動物のクローン

 「同一ゲノム」「異なるゲノム」の意味

 有性生殖と無性生殖

 組織培養 カルス 植物ホルモン

 胚培養

 葯培養

 茎頂培養

 プロトプラスト培養・細胞融合

 クローン細胞が培養できることのメリット

 突然変異の誘発 変異原・放射線

  ランダムな塩基配列の変化、遺伝子の変化、

  タンパク質の構造と機能の変化

 各技術における「ゲノム」と「遺伝子」

 

遺伝子組換え技術

 「ゲノム」に機能既知の「遺伝子」を導入することの意味

 理解する上でのポイント

「ゲノム」の理解

新旧技術の比較

   安全性の検討 環境への影響

 

 

 

16回 1007日(金)

教科書 「第2 2-2 植物のバイオテクノロジー」

教科書、図録を使用

遺伝子組換え作物の現状

遺伝子組換え技術の基本

除草剤耐性遺伝子導入作物

害虫抵抗性遺伝子導入作物

「遺伝子くみかえ」の法則

 p11「遺伝子組換え食品に関する認識度調査アンケート」の再検討

「やさしいバイオテクノロジーカラー版」pp142-143, pp154-164

 

 

次の発表原稿から抜粋、改訂したスライドで説明

 

シンポジウム等の原稿

『遺伝子組換え農作物を知る』

20080826()

中国四国農政局主催

「遺伝子って何だろう?」 遺伝子組換え食品の『危険性』を考える

発表原稿

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/GMOsymposium.pdf

 

 

平成21年度健康食品管理士会 中国支部総会・第1回研修会

20090510日(日)

「遺伝子組換え食品の安全性について」

発表原稿

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/kurekousen/seminar2009.pdf

 

 

『遺伝子組換え農作物の安全性と自然環境への影響について』

201035日(金)

中国四国農政局主催

「遺伝子組換え食品の安全性について」

発表原稿

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/GM2-0305.pdf

配布原稿

http://www2.biglobe.ne.jp/~ashida/GM2-0305-2.pdf

 

 

 

17回 1021日(金)

教科書 「第2 2-2 植物のバイオテクノロジー

教科書、図録を使用

遺伝子組換え技術の安全と安心

・遺伝子組換え作物の作り方と問題点

・遺伝子組換え食品の表示制度

・リスクと安心・安全

・環境への影響

科学的に考えるとは?

 

16回と同様、スライドを使って説明。

配付資料とレジュメは第16回にまとめて配布。

 

 

 

18回 1028日(金)

教科書 「第2 2-3 動物とヒトのバイオテクノロジー

図録 第1章 細胞 体細胞分裂と分化

図録 第2章 発生

・細胞レベルの発生と分化

・物質(分子)レベルの発生と分化

・再生と再分化

・幹細胞とクローン技術

 

・復習

 無性生殖と有性生殖 体細胞分裂と減数分裂 受精と胚発生

 クローンとは 細胞の多様性とクローン

 

・細胞レベルの発生と分化

 図 発生のしくみ 第2章全体

 図 ヒトの発生 p78

 図 ウニとカエルの発生

   胚盤胞 胞胚 外胚葉と内胚葉 中胚葉の形成

 図 調節卵 モザイク卵 p82

   イモリの2細胞期胚の結紮

  (受精卵クローン)

 図 胚の予定運命の追跡 p80

 図 胚の予定運命の決定 形形成と誘導

 図 線虫(C. エレガンス)の細胞系譜

 図 アポトーシス プログラム細胞死

 図 体細胞分裂と分化

 

・物質レベルの発生と分化

 図 細胞の分化と形態形成 アクチビン p86 細胞の分化誘導物質

 図 細胞接着分子 カドヘリン p87 イモリの神経胚の細胞選別 同種類の細胞の集合

 細胞内の物質の濃度勾配の意味と

 細胞接着因子による同種細胞がバラバラにならない意味

 

・再生と分化

 図 プラナリアの再生 p88 イモリの脱分化と再分化 周囲の組織

 

・幹細胞とクローン技術

 教 クローンとは

 図 バイテクのロジー3 p132-133

 教 伝統的なクローン技術

 教 2種類の受精卵クローン

 教 体細胞クローン 飢餓培養 ウシ胎児血清10%から0.5%

 図 訂正:核移植の方法(核を取り出す−>細胞融合)

 教 幹細胞とは 幹細胞の利用

 図 万能細胞の系譜 p89 全能性 万能性 多能性

   ES細胞とiPS細胞

 

 受精卵クローンと体細胞クローン

 図 バイテクのロジー3 p132-133

 

 

 

19回 1111日(金)

教科書 「第2 2-3 動物とヒトのバイオテクノロジー

ES細胞と再生医療 雑種・キメラ

 

復習

植物の有性生殖と無性生殖

体細胞分裂と減数分裂の違い ゲノムの観点から

減数分裂によるゲノムの多様性

減数分裂時の交叉(組換え)

受精と胚発生 ゲノムと遺伝子の観点から

 

・クローンとは

 体細胞の多様性と体細胞クローン

 体細胞は受精卵のクローン細胞

 体細胞クローン技術

  カエル 植物 家畜

 

生殖型クローニングと治療型クローニング

体細胞クローンはなぜ成功したのか

 核融合・除核卵子と体細胞の融合

 体細胞の初期化

 

さまざまなクローンの特長

 卵割胚クローン

 受精卵クローン(核移植)

 体細胞クローン

 

交雑(雑種)とキメラ

胚のキメラ

ES細胞を利用したキメラ(ノックアウトマウス)

 

幹細胞とは

幹細胞・クローン技術の歴史

幹細胞と再生能力 部分再生と全身再生

細胞の多様性と分化

全能性 万能性 多能性 単能性

幹細胞の非対称分裂

分化細胞におけるゲノムと遺伝子

 

ES細胞の作製

キメラマウス

ノックアウトマウス

臓器欠損マウスと臓器キメラ

ES細胞をヒトへ応用するときの問題点

体細胞クローンとクローン胚

クローンES細胞

iPS細胞の登場

 

 

 

20回 1118日(金)

教科書 「第2 2-3 動物とヒトのバイオテクノロジー

iPS細胞と再生医療

 

核移植と体細胞クローンとクローン胚

全能性 多能性 万能性 単能性

幹細胞と細胞の多様性 分化

 

ES細胞の問題点

 

iPS細胞前夜

 ES細胞の特徴 遺伝子レベル

 多能性細胞特異的遺伝子?

 ES細胞と体細胞の融合細胞 多能性を持つ

 多能性にかかわる候補遺伝子の絞り込み 24遺伝子

 

iPS細胞の作成

 24遺伝子から多能性にかかわる遺伝子のさらなる絞り込み

 ベクターカクテルの巧妙な利用と戦略で絞り込み

 4遺伝子の特定

 

ES細胞とクローンES細胞とiPS細胞

 

iPS細胞の問題点と改良

 癌化 c-mycの排除

 導入遺伝子のさらなる絞り込み

 遺伝子導入方法(ベクターなど)の改善

 遺伝子導入なしでタンパク質のみによる作成

 化学物質による作成

 

iPS細胞の応用

 iPS細胞から分化誘導

 細胞シート

 インクジェットプリンターの応用

 創薬 iPS細胞由来分化細胞ライブラリ

 各種疾患への応用

 

iPS細胞の実際と応用

 

 

試験対策

 

 

 

21回 1125日(金)

クローン技術のまとめ

 動物を利用したクローン技術

  映画「猿の惑星 創世記」を題材に

「科学的に考える」とはどういうことか

 植物を利用した遺伝子組換え技術

  漫画「美味しんぼ」を題材に

 

クローン技術

ES細胞

・クローンES細胞

iPS細胞

 

それぞれの細胞の特徴

「培養できる」ことの意味 遺伝子組換えの応用

 

応用例

T型糖尿病(自己免疫疾患)のiPS細胞を利用した治療例

 

 

 

獲得形質の遺伝はなぜ起こらないのか

 そもそも形質とは何か 遺伝子型 表現型 遺伝形質

 

体細胞クローン技術はどんなときに有用か

 獲得形質が遺伝しないことととの関連

 獲得形質が遺伝しないのなら、その個体を増やすためには

  どんな工夫が必要か

 ノックアウトマウスの作り方との違い

 ゲノムレベルでのコピー生物と

  特定の外来遺伝子をホモ接合体で持つ生物の違い

 

 

映画「猿の惑星 創世記」を題材に

○公式サイト

http://www.foxmovies.jp/saruwaku/

 

1007日より上映 広島県では今日で上映終了

 

「進化は 彼らを選んだ」

 

公式サイトの「ストーリー」を紹介

 

ウイルスベクターを利用した遺伝子治療

一般的な遺伝子治療と映画での話

ウイルスの空気感染と遺伝子治療の違い

獲得形質の遺伝とクローン技術を絡めた解説

このストーリーが成立するためにはどのような技術が必要か?

 あるいは、不要か?

 

「獲得形質の遺伝」を指摘されないようにストーリー変更は可能か?

 

壮大な結末へ向かうストーリーを維持しながら

「獲得形質の遺伝」の例を排除するのは可能か?

 (これは映画を見ないとわからないし、ネタバラシになるので

  述べていません。映画を見る機会があれば考えて下さい)

 

 

・漫画「美味しんぼ」

「週刊ビッグコミックスピリッツの2010524日号

「続・食と環境問題その(8)」」

 

・まんが「美味しんぼ」に訂正要求(食品安全情報ネットワーク)

http://sites.google.com/site/fsinetwork/katudou/oishinbo

 

・遺伝子組換えで「美味しんぼ」に訂正要求 食品安全の啓発団体と

バトル(J-CASTニュース)

http://www.j-cast.com/2010/07/07070593.html?p=all

 

・「美味しんぼ」対「食品安全情報ネットワーク」に関する記事への

 一般人のコメント

上記記事に対する800余りのコメントから43例を抜粋して配布

 

科学的に考えるとはどういうことか

「美味しんぼ」に登場する安田説(単なる個人的な見解)の徹底批判

 

毒性の話、残留農薬の話などが出てきたら、

まずは数字を確認し、実際に計算してみる。

すると結論が全く反対になることがある。

 危険だといっていたデータが安全性が確保されている話にかわる

 

一般的な話なのか、具体的な話なのか、特殊な例の話なのか

ある技術、物質、などが問題になっているのなら、

それと比較検討できる別の技術、物質などと比べながら検証する

 

「知らないことは『存在しない』」論の危険

 まだわかっていない、知られていない、などの話は

 単にそれを言っている人が知らないだけではないのか?

 元の論文、報告、データなどを必ず参照する

 「又聞き」や「権威」の話を信用しない

 

 

 

後期中間試験 1202日(金)

試験範囲:教科書全般

試験当日の注意事項等はWeb上に記載予定

 4-1. 平成23年度 定期試験問題

 

 

 

22回 1209日(金)

後期中間試験解説

15回から第21回までのレポートの見直し

 

 

 

23回 1216日(金)

科学哲学とニセ科学(疑似科学)とバイオテクノロジー

 

「科学的に解明」というときの「科学」ってなんだろうか?

「科学的根拠がある」というとこの「科学」ってなんだろうか?

「科学とは真理を探究する学問」なんだろうか?

 

辞書的には、

 万人にとって普遍的かつ客観的な真理

 法則的認識を経験的実証性と論理的推論で

  はたして、本当にそんなものがあるのだろうか?

 

科学とニセ科学(疑似科学)、迷信、宗教 違いはなんだろうか?境界はあるのだろうか?

 

 

現在の科学では解き明かすことができない

現在の科学では解明されていない

科学は超常現象を解明することができない

科学的に証明されている

 これらの「科学」とはなんなのか?

 そもそも科学の範疇なのか、そうでないのか?

 

 

簡単な「科学哲学」

 権威主義

 帰納主義

 論理実証主義

 反証主義

 パラダイム論

「境界設定問題」

 

「わかる」と「納得する」の違い

 

 

 

 

練習問題

血液型人間学 血液型と性格に関係があるという「仮説」はなぜ生まれてしまったのだろうか?

 

「確証バイアス」

私が3つの自然数に対してある規則を作った。たとえば、

2 4 6

という数列はその規則に従っている。私はどんな規則を作ったのか仮説を立てよ。

その仮説を検証するために、別の数3つ書いて、規則に合っているか尋ねることができ、

正解かどうか私が答えるとする。

 

ある人がその規則は「順に大きくなる3つの偶数である」という仮説を考えたとする。

  8 10 12 は規則に従いますか?  はい従います。

 12 14 16 は規則に従いますか?  はい従います。

 20 22 24 は規則に従いますか?  はい従います。

という答えが返ってきた。さて、これで仮説は正しいと判断していいのだろうか?

 

 

 

練習問題

 高名な解剖学者の文章である。科学的だろうか?科学的でないのならどこで間違ったのだろう?

 

 しかしね、私は現代医学ってそれほど役に立つのか、と逆に問いたい。たとえば、「タバコの害は医学的に証明された」と言いますね。「医学的に証明された」がクセモノで、実際のところ、証明なんて言うのもおこがましい状態なんです。

 そもそも私はいつも言うんですが、「肺がんの原因がたばこである」と医学的に証明できたらノーベル賞ものですよ。がんというのは細胞が突然変異を起こし増殖が止まらなくなる病気でしょう。その暴走がおきるかおきないかは遺伝子が関わっている。つまり、根本的には遺伝的な病気なのです。トランプのストレートフラッシュのように、五枚の手札が揃ったら、がんになるとしましょう。遺伝的に四枚揃って生まれてくる人もいれば、一組もカードが揃わずに生まれてくる人もいるわけです。つまり、カードが揃っていない人は、たばこを吸っても肺がんにはならない。逆にカードが揃っている人は、禁煙していてもがんになってしまう。

 

 

 

練習問題

たばこは肺がんの原因ではない?

マスコミやネット社会で著名な「ミスター1ミリシーベルト」が次のような発言をした。

http://takedanet.com/2011/09/post_26f1.html

 

喫煙率は年々減少している

がん患者はがんで死亡する人も年々増えている

たばこががんの原因なら、禁煙者が増えるとがん患者も減らないといけない

実際に肺がんは減るどころか増え続けている

ゆえに、たばこはがんの原因ではない

『実に奇妙(常識と違う)な結論で、欧米人と日本人の差などさらに考えないと単純には「タバコと肺がんはほぼ無関係」ということになります。』

 

授業で示したデータを読み解き、この人はどこで間違ったのだろうか?

 

 

 

24回 1221日(水)

再生医療と脳死とバイオテクノロジー

再生医療と脳死とバイオテクノロジー

これまで、分子生物学や生化学で得られた知識から、「モノ」である分子や細胞の構造を中心に解説してきた。

その中で、分子や細胞の「機能」というのが出てきた。はたしてその「機能」とは「ナニモノ」なのか?

 

生と死の境界はあるのか

脳死と植物状態の違いはなんなのか

クローン技術を利用した再生医療や移植医療はどこまで許されるのか?

クローン人間は本当に邪悪な存在なのか?

 

「人」の死の分類

一人称の死 私の死 存在しない

二人称の死 肉親の死

三人称の死 他人の死

 

 

生物とは何か 生物と非生物の境界は? 生と死の境界は?

 「生命」は「コト」で実在しない 恣意的 境界なし

 「生」と「死」も「コト」 「モノ」ではない

実在しない 恣意的 境界なし

 

 多細胞生物は必ず死ぬ

 

 受精卵から始まって成長し死ぬまで

  いつ「ヒト」になるのか いつ「ヒト」でなくなるのか

  いつ「人」「人間」になり、いつ「人」「人間」でなくなるのか

 

 単細胞生物にも「寿命」がある

  不均等分裂により同等な細胞に分裂するわけではない

  いずれ分裂できなくなる細胞になる

 すべての地球上の生物は「死」に対し悲劇的に平等

 

 

生命現象

 「コト」としてのタンパク質の機能 細胞の機能 臓器の機能

 「コト」であれば、恣意的で無境界

 

 

「コト」である死の判定の難しさ

 恣意的で無境界であることの認識

 

 新しい科学主義

 「コト」は普遍法則万能の旧来の物理主義では説明できない

  物理、化学の知識・理解は重要であるが、それだけでは生命科学は理解できない

  ニューサイエンスにならないような「コト」の科学が必要

 

 

三徴候死と脳死 「コト」であって「モノ」ではない

 恣意的 無境界

 判定基準を恣意的に決めるしかない

 脳死という「コト」は心臓移植のためにうまれた

 

脳死の発見と脳死状態

 観測される脳死の身体的状態

 意識は本当にないのか?

 

心臓移植の歴史

 19680808日の和田移植から

19990228日大阪大学医学部附属病院での再開まで

 

臓器の移植に関する法律( 20100116日まで)

 第一条 目的

 第二条 理念 意志 任意 適切 平等

 第五条 定義

 第六条 臓器の摘出 脳死した物の身体 判定

 

改正法

 20100117日一部施行

20100717日全面施行

 

脳死は人の死(20100717日より施行)

 本人の意思表示がわからなくても、家族の承諾で臓器摘出可

 遺族がいなければ臓器摘出可

 15歳以下の臓器も摘出可

 該当条文 第六条

「当該者が前項の判定に従う意思がないことを表示している場合以外の場合であって、その者の家族が当該判定を行うことを書面により承諾しているとき。」

 

 

臓器移植の親族優先(20100117日より施行)

 現行:日本臓器移植ネットワークが決定

 「親族」=親子と夫婦に限定

 医学的な条件を満たせば優先順位は最上位

  (重症待機患者の飛び越し)

 

 

該当条文 第六条

「親族に対し当該臓器を優先的に提供する意思を書面により表示することができる。」

 法律が「二人称の死」に配慮

 

 条件付き(二人称の死と三人称の死が決定的に異なるため)

  指名を認めない

  順位付けを認めない「最優先は長女、次は次女」を認めない

  候補になる親族が複数いる場合は医学的な優先度

 「親族以外に提供しない」を認めない

   記載があれば、親族だけでなく第三者への提供も不可

  自殺者からは脳死・心停止にかかわらず不可

 

脳死移植の現状 http://www.jotnw.or.jp/

 

脳死移植に関する独自集計データ

 ○日本における脳死移植の現状

  20100105日現在

   第86例までの集計(年末年始に4例)

   具体的なデータ、死因別集計など

  201111月現在の統計データ

  2010年と2009年の比較

 

脳死判定

 移植に関係のない医師

 脳死判定の経験のある医師

  2名以上

 6時間後(6歳未満は24時間後)にも同所見であることが必要

 

臨床的脳死判定(恣意的・法的)

2回目の判定が終了した時刻を死亡時刻

 

全身の有機的統合性は「モノ」ではなく「コト」であって、

それを厳密に判定する方法もない

 タンパク質などの分子レベルの機能(「コト」)

 細胞レベル、組織レベル、器官レベル、全身の機能

 

 

第六条 「脳死した者の身体」とは、(略)脳幹を含む全脳の機能が不可逆的に停止するに至ったと判定されたものの身体をいう。

 

 本当に「全脳の機能が不可逆的に停止」なのか?

 筋肉の緊張 血圧上昇(脳死者からの臓器摘出 筋弛緩剤・麻酔使用)

 無呼吸テスト時のラザロ徴候(具体例多数)

 

 脳死判定は家族のいないところで(判定中に脳死者がのたうち回るので)

  二人称の死に配慮しなければならない

  医者にとっては三人称の死なので判定できる

 

 本当に脳死者は「まもなく心停止に至る」のか?

  長期生存の多数の具体例

  妊娠を継続させ出産に至った例がある

 

 

 

25回 113日(金)

優生学とバイオテクノロジー

優生思想と優生運動

現代の優生学

パーソン論

 

 

 

26回 127日(金)

動物実験と食料としての動物

動物の解放と権利

 

 

 

27回 203日(金)

年間授業のまとめ

最後のレポート

次のテーマからひとつ選び、理解したことを500字程度にまとめよ。

「科学論・科学哲学」、「脳死移植」、「優生学」、「動物の解放」』

試験対策

試験問題に使う文章を配布します。

 

 

 

学年末試験 0210日(金)

試験範囲:教科書全般

試験当日の注意事項等はWeb上に記載

 4-1. 平成23年度 定期試験問題

  レポート受け取り

この日以降はレポートの受け取りができません。

  この日に成績を確定します。

定期試験4回、各20点+レポート課題20点=合計100

 4回の定期試験の平均点≦レポートの点(レポート提出の場合)

 

 

 

28回 0217日(金)

学年末試験解説

学年末レポートの感想

 

 

 

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無断転載を禁じます。 ashida@msi.biglobe.ne.jp・芦田嘉之

 

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