〜バイクに乗るならコレを読め!〜


「キリン」東本 昌平/少年画報社・刊
渋いです ハッキリいって渋い。「バイクに乗るということはどういうことか」という
事や「人生とは」という事を考えさせてくれます。






「風駆少女組!」神塚 ときお/角川書店・刊
上記の「キリン」とは180度方向転換(笑)「キリン」がバイクをあくまでもバイク
という物体と捉えているのに対してこちらはバイクを友人のように捉えています。
オリジナルなマシンに乗ってカッ飛ぶ主人公の女の子が可愛くて萌え萌えです(笑)
ストーリーは バイクをつかったレスキュ−活動が主になっています。




「バイキッズ!」神塚 ときお/講談社・刊
スタンスは前述の「風駆〜」といっしょ というよりこちらが先に発表された作品です
こちらも主人公がオリジナルバイクでカッ飛んでます(笑)
昔 事故ってバイクを休止していた時に これを読んでバイクに復帰しました。
という訳で私にとっては特別な作品 になっています。




「バイクで越えた1000峠〜秘湯めぐりの峠越え〜」賀曽利 隆・著/日本交通公社・刊
”ツアラー”を自称する人で知らない人はいないのではないか と思わせる賀曽利 隆
さんの最新刊です。50ccで世界一周したり世界6大陸を走破したりサハラ横断したりと
パワフルに世界を駆け回っていた著者が ふと「日本という国を走って見たい」という
思いから日本には非常に多い「峠」をバイクで走って走り抜いて1000峠目を越えた
事で区切りとして出版されました(というわけで 現在も峠越えは継続中です。)
サブタイトルからもわかるように 温泉の話題も豊富なので温泉好きな方もどうぞ
他に著者の作品として「バイクで駆けるインドシナ1万キロ」や「50ccバイク日本
       一周2万キロ」「50ccバイク世界一周2万5千キロ」(すべて日本交通公社・刊)
       がありますのがこちらも一読の価値アリ です。

(上段)「バリバリ伝説」しげの秀一/講談社・刊
(下段)「ふたり鷹」新谷かおる/小学館・刊
と いうわけで某所からのリクエスト通り「バリバリ伝説」と「ふたり鷹」の登場です
実は最初からここに入るハズだったんですが 表紙の取り込みがうまくいかなかった為
先送りになっていました(笑)
で、この2作品は私がバイクに乗りたくても乗れなかった高校時代に聖書として読んで
いた漫画です(笑)おそらく私と同年代の人で「バイクに乗りたい」と思っていた人は
同じ状態だったんでは(あるいはどちらか片方か)?
全く同一時期に連載されていた両作品ですが はじまりは大体同じ様なモノなんですが
「バリ伝」は耐久からGP、「鷹」はGPから耐久 というように全く正反対の展開に
なっています(まあ 全く同じ展開で描かれても それはそれで困るけど(^^;))
両作者のバイクやレースに対する考え方の違いを内容から見てとることができます。
「バリ伝」は当時出ていたコミックスタイルのままですが「鷹」の方は先頃小学館から
文庫版として再版されています。(ただし紙面が小さいので少々見づらい)