2009年05月01日 錆取り継続 先日から漬け込んでいる、タンクを出してみました。 内部の錆は、完全に取れています。元々内部は、この年代にしては錆は 少なかったのですが、綺麗になっています。  タンク裏の錆も事前の処理で深い錆が残っていましたが、これも問題 なく取れていました。 タンク表面の塗装の下から出た錆は取れませんでした。  一応乾燥させた後、表面の塗装を剥いで,金属面に出ている錆を落とし ましたが、深い錆が何箇所か。  一応用心の為水を入れて確認すると、はっきりした穴が2箇所。 疑わしい所(濡れている)が1箇所。 半田で埋めておきました。  水を使った為、再度、錆取りやんに漬け込みました。 その後は、スイングアームの錆取り。チェーンスライダ(ゴム製)は 壊れました。グラインダーにカップブラシで塗装と錆を剥いで、錆止め を塗装。錆のあばたが結構ありますが使います。 フロントフェンダーも塗装を焼いて、ブラシで大きめの錆を落として、 RS-R2で錆取り。RS1000より効きは落ちますが、あの強烈な臭いはかなり 軽減しています。 乾燥後、錆止め塗装。 ヘッドライトカバーも錆取り。これも焼いて塗装を落として、錆取り。  今回は希硫酸(バッテリー電解液)、効果抜群。RS1000よりも強烈。 臭いもきついけど、RS1000よりはましかな。 ただ希硫酸は問題が多数有るので、今回の実験のみで終了です。  これも錆止め塗装。 サンポールの試験が残りましたが、一応、RS-R2が使える事を確認できて 良かったです。  まだまだ錆取りが続く予定です。 (次回はフロントフォークの分解と磨き上げかな? インナーは錆取り して錆止めでごまかし予定です) なんとか錆少なめ(でも結構多い)の3M7フォーク入手できました。 追記です フロントフォーク点検しました。 泣きです。 片側のアウターケースに破損有り。ケーストップの オイルシールを打ち込む所が欠けています。 ひどい。 インナーは錆少なめだけど、稼動部に大きな錆が出ている。 点錆なら誤魔化しようが有るけど、結構大きめ。  出品する時インナーを磨いているみたいだから、アウターの破損 気が付いているはずだけどなーー。 片側はインナーもアウターも綺麗。  結局予備品使用かな。 なぜか3M7の予備品がある。めったやたらに入札しただけだけど 2009年05月03日 タンク塗装開始 再度漬け込んでいたタンクを錆取り液から取り出し、錆止め塗装開始。  GT50のステッカーはそれなりに使えそうだったので、ステッカの 外周部(黒)は削って(この部分は錆浸入の可能性が高い為)金属部を 露出して錆取り液につけていました。  取り出した結果。ステッカーは艶はなくなっていますが、色抜け無し。 剥がれもなし。 錆は綺麗に取れていました。 洗浄乾燥後、ステッカー部にマスキングして、ひとまず錆び止め塗装。 ここまでは前日の作業でした。(その後夜勤でした) 本日は(夜勤明けで仮眠後作業しています) 。表面に残っている 錆痕(あばた)を、硬化型のパテで埋めて。最後にオービックサンダー で、錆止め塗装ごと削って、下地の均し。その後は、ステッカー部処理。 ステッカー外周部の黒枠の内側にマスキングを貼りなおし、外側の黒枠部 のステッカーを剥がしました。 マスキングのラインに沿って、ナイフで ステッカーを切り、外側をドライヤーで加熱しながら剥がしました。 剥がした後は、サンドペーパを折りたたみ、ステッカー外周に沿って、 ステッカを剥がした部分の塗装を剥がしました。(面倒) やっと、最終の錆止め塗装を実施。 まだ表面は荒れていますが、下地塗装 で均せるレベルまで出来ました。 これから本格的な下地処理の開始です。  ついでに、フロントフェンダーと、ヘッドライトカバーの錆痕をパテ埋め しています。 研磨は後日です。 2009年05月11日 マフラー整備とフロントフォーク分解 ここ数日乾燥が続き、剪定した枝葉も十分乾燥したので、これらを 使って、マフラーを焼きます。 朝一番から、火床を作って、(直径1M)ここにGT50マフラー、 サイレンサー、ポッケ社外チャンパーを焼きました。 直火で40分。 残り火で2時間。オイル分はカラカラ。カーボンがぱらぱらと 落ちて来ました。   マフラーは薄すめの錆が出ていました。グラインダーで磨いて 錆の取りにくいところは錆取り剤で錆取りしました。 サイレンサーは、ばらさずそのまま焼きました。焼いた後、バッフル を外して内部を見ると、グラスウールの所に乾燥した炭が付いて いましたが綺麗に焼けていました。  錆取り後、耐熱塗料で塗装し、乾燥後、簡単にバーナ過熱して軽く 熱入れを行いました。 耐熱塗料は、熱を加えないとすぐ剥がれます。   その後は、フロントフォークの分解を。 3M7用が都合3セット集まりました。(せおさん ありがとう) インナーが綺麗(でも稼動部にも錆あり)なセットと分解。 アウターが綺麗な別のセットを分解 都合2セット分解。 インナーの錆を、砥石で落として(めくれたメッキを剥がす為)錆取り剤 で錆落し。 当然メッキ部は変色しますが、錆を落とさないと誤魔化し 塗装が出来ませんので。 最後は磨くから目立たなくなります。 錆取り後、錆止め銀色塗装を行いました。後日、乾燥後ペーパで磨いて、 塗装を落とします。錆の後にだけ塗装が残ります。  本日の作業終了。 手配していた純正部品が来ました。15インチリムはDID製でした。 フロントフォークのオイルシールが変です。 今日分解したフォーク で確認しましたが、初期は普通どおり、主リップ、副リップの構成で したが、部品変更後は、主リップが両側にありました。 今日分解したフォークの片側は、今回と同じ両側主リップタイプでした。 (たぶんOHしてある アウターが割れたのでOHしたのかな?)   2009年05月14日 下地塗装。 朝からGT50タンクの下地処理。 サーフェーサが乾燥したので、#600の耐水ペーパで、下地を磨きます。  これまで数回空研ぎ、&塗装で小さな修正を行っていましたが、 乾燥しましたので、全体の水研ぎを行いました。 研磨後、表面を見ましたが、ほぼ滑らかな面出しが出来ました。  一応日光で乾燥。 その間、インナーチューブの錆取りです。前回処理したインナーは 稼動部に少し大きめな錆があり、塗装で誤魔化し切れないかもしれ ないので。 予備も錆取りを。こっちは稼動部は、小さな点錆が数箇所 有るだけで稼動部の状態はこっちの方がいいのですが、上のほうは、、、 錆だらけ。ほとんど錆で、仕上がりは期待できません。  錆取りは、錆取り剤をテッシュペーパに染み込ませて、錆取り 湿布します。 今回はRS-R2は使わず、他を使いました。時間は6倍は 掛かります。 メッキ面の変色は、起きません。 どっちがいいかは?? たぶん変色覚悟でRS-R2を使うでしょう  インナー処理と平行でアウターを磨きました。 面倒なので グラインダで、磨いて、その後、#320、#600で水研ぎし、銀で 塗りました。(研磨と鏡面の維持が面倒なので。) 銀はアルミ サッシ用の塗料です。普通の塗料では、アルミと密着性が悪いので。  待ち時間を使って、フェンダー裏側の泥侵入よけで、バスコークを 隙間に埋め込み。 テールランプ、フレーム、スイングアームの 目立つ部分に有る、錆痕のパテ埋め。研磨、下地塗装行っていました。  最後に、タンクの最後の下地塗装です。安物白で、一応塗り上げ。 見たところでは、大体滑らかになっています。 乾燥後水研ぎして様子見です。 ついでにポッケタンクも下地塗装。こっちは、修正が必要な所が。 2009年05月18日 塗装と磨きと調整と 下地処理していたGT50フレーム乾燥しました。錆痕埋めにパテ処理 していました。 スイングアームも乾燥終わり。 朝から最後の水研ぎし、乾燥させて、2液ウレタン黒をシューッと 1缶使って、フレームとスイングアーム塗装終了。 そのまま乾燥。  塗装終了後、前後ホイールを引き出し。まずはタイヤを外して。 リムは内部まで錆びていますが、穴あきは無さそうです。スポーク は全部錆色。 ニップルを回すも回らないのが半分。面倒なので ワイヤーカッターでぶった切り。ハブだけにしました。  ハブはグラインダーでザーッと磨いて、#600までグラインダーで磨き、 その後は手で水研ぎ。 #1000まで磨いたので結構ピカピカ。 でも純正は銀色。 アルミ用銀で塗装しました。 どうせ内側が磨けないし、手入れが面倒なので塗装です。  前後磨いて一息つくと、リアからリムも組み立て。 スポークの内側、外側間違わないように注意して(曲がりがきつい方 が外側。)組み立てると。。。スポークが届かない!!なぜ?? リム間違っていました。前用(15インチ)でした。 後ろ用用意 して、組み込み開始。 片側はスポークの跡を参考にセット。 反対側は跡が無いので、リムの穴を参考にして組み立て。 最後にぶれ取りの為、ホイルをバランス取りにセットし、マイクロ ゲージを取りつけ、まずは真円から。1mm程度からどうしても 取れないのであきらめ。(溶接部かな?)左右は0.5mm程度までで終了。  最後は、ベアリングの交換。いつものように鉄棒で叩き出し。 バーナで加熱しないと取れませんでした。 叩き出した後は、新品ベアリングを叩き込み、オイルシールも 叩いてやっとリアホイルが完成。 本日の作業はここまで。 次回はフロントの組み込み。 作業の合間にインナーチューブの塗装磨き終了。どっちを使うか迷いますね。 2009年05月19日 こまごまと 朝から曇り。午後からは晴れるようです。  サーフェーサ処理が終わった物を。下地(白)塗装。 ひとまず 空研ぎし、表面を滑らかにして、白を塗装しました。 大体良さそう。 乾燥したら水研ぎし本塗装の予定です。  塗装がひとまず終わったので、FZR750改始動。 整骨院まで。 途中ガス補給。マッサージが終わって、帰宅。  午後からは、前日の続き。フロントホイルの組み立て。 リムとスポークを順番に組んで、ブレを調整。 何処までやっても ぶれが安定しません。 原因は。。。ベアリングですね。 ブレを適当に調整して、ベアリング交換を。 完全に固着しています。 いつもの様に叩き出し、叩き込みで、交換終了。ベアリングだけで なく内部のスペーサも錆錆でした。  ホイルはひとまず終わらせて。(最後の調整は後日)、ブレーキ パネルの整備。 ハブのベアリングが錆錆でしたので、メータギア側 を見ると、こっちも錆錆。分解し、グリスUPしました。 パネル表面はグラインダーで磨いて、銀塗装。  フロントフォークも準備が出来たので、組み立てました。インナーは、 錆は少なめだけど稼動部にもしっかり錆痕ありのセットです。  (オイルが漏れたら漏れたで何とかできるでしょう) 内部にメタルが使われていないので、オイルシール単体で打ち込み、 その後インナーチューブを差し込みました。 オイルは、残った ABSO-RR(もったいないけど)。容量は、、、感です。  SMでは66cc。でも適当です。(堅めの感じになりました)  ここまで作業して、確認を。 フロントのブレーキパネルを取り 着けてみると、着きません。 予想はしていましたが。やっぱりね。 (パネルをフォークで固定する部分の幅が違いますので。) MR50を見ると同じ作りだけど、シャフト径が違うし、メータギアも 違うし。 3M7用を探します。 2009年05月24日 ちょこっと作業。 本当はJSB第三戦を見に行く予定でしたが、体調不良のため、家で ゆったりと、気が向いたときのちょこっと塗装を。  リアブレーキペダル、チェーンカバー、ステムを黒で塗装。 エナメル系(ペンキ)で塗装しました。 私はエナメル系が好きです。 艶が出て、乾燥後は油にも強いのでこちらを使っています。欠点は、 乾燥が遅い。 急ぎの時はラッカー系でごまかします。 ただいま乾燥中です。  シートも作業は順調に進み、組み立てました。 シートは1週ほど前に分解し、皮と、ウレタン、ベース(鉄板)に。 ベースの状態は錆が出始めていましたが、今までの(DT250MやAS1) から比べると良い状態でしたが、それでも錆取りは。錆取りやんに 3日ほど漬けて、錆取り。その後錆止め、車体とのヒンジ取り付け部 に亀裂が見られましたので、FRPで補強しました。 FRP硬化後、 エナメル黒で塗装。乾燥後、本日組み立てました。 シート皮もちょっと亀裂がありましたので黒ゴム系接着剤で補修しています。 ステムTOPもついでに塗装を焼いて錆取り剤に漬け込んでいます。 2009年05月27日 上塗り塗装開始、鍵改修 朝から小雨模様で風も強いです。  塗装作業を行いたいのですが、風が強いので、後延ばし。 まずは、乾燥機の改修修理。故障したおしぼりウォーマを改造し 乾燥機にしました。(温度調整は、人間です)  風も弱くなったので、上塗り塗装開始。一回目ですので、乾燥後 磨きます。塗料はソフト99 トヨタ用シルバーメタリック(199番)です。 タンクは前日までに、ステッカー破損箇所の修正(色合わせと、 筆塗り。離れると目立たない程度に)は終わっています。ステッカー部 にマスキングを行い、上塗り塗装1回目。 思ったより銀が薄くて、下地の色が抜けて、予定より厚めに。  前後フェンダーも塗装。 ヘッドライトカバー。テールランプステー、 オイルタンクを塗装。 テールランプステーが下地処理がまずかったのか、 ちじみ発生。オイルタンクも小さな泡が。 オイルタンクは、乾燥後研磨し修正予定。 テールステーは、乾燥機 に30分入れて、下地まで研磨。修正塗装しましたが、若干ちじみあり。 乾燥後考えます。  これらは現在乾燥中。  次に鍵の修正です。 鍵は、メイトのキーセットを入手しているので、これを使う予定です。  電装はMR50を予定しています。(ヘッドランプSWとキルSWを付けたいので) 一番の問題は、シートキーです。 一応ばらして確認。 内部の ピストンを組み替えるつもりでしたが、キー溝が逆。仕方ないので 内部の溝を削って(金鋸刃改造して削りました)平らなキーが入る ように。 内部のシリンダーは、メイトキーを入れながら、組み換え。 結局シリンダーはx個だけセットしています。  ハンドルロックは、メイトのを付ける事は出来ますが、向きと高さ が違うのでそのままでは使えません。 GT50のロック部を組み換え。 でもGT50の芋ネジ部分が外れず。予備(ポッケね)の部品に組み替え。 ポッケが予備部品化している。  シートロック部が改造で対応できたので一安心。 ここだけはGT50 専用(?)みたいだから、改造できなかったら2本キーにとあきらめ ていました。 これで新品1本キーになります。 タンクキャップもキー付き(黒だけど)