QB50 レストア その2     REV1.0 2008/07/11


それでは作業が止まってしまった、タンクの作業です。

某オクからポッケ用タンク入手しました。

オクの情報では、内部錆錆。(キャップから見た画像で錆一杯)

内部を除くと、内部の尾根筋(?)は全面赤錆色。タンクの奥は、

黒味かかった塗装の様な錆が。 底の方は、錆とガソリンが固まった

タール状の物が付いていると判断し、色々考えて。

 マジックリンを1本準備。タンクをお風呂場に持ち込み、マジックリンを

泡スプレーでタンク内に吹き付けます。 そのまま数分放置し、熱湯で数回

すすぎを繰り返し表面の錆膜を流してから、錆取り液を入れて、放置します。

ポッケタンクです。 これから錆取りです。

 

この間、ウレタン塗装が終わったフレーム類の乾燥作業です。

奥に見えるのがファンヒータ。

ファンヒータの周りをダンボールで覆ってその中に対象物を入れて強制乾燥

させます。

 

ヘッドランプの対策です。

元々付いていたヘッドランプはリム部が錆、ランプは分割式だが反射板が錆。

YAMAHAの在庫を見るとリムは部品あり。反射板は欠品。 ひとまずリムは

新品に。 ランプは。。。。。   から流用しました。私が持っているバイクの

予備部品です (型式は違うけど)

左はフォーゲル用、上は分割式ヘッドライト(レンズと反射板が分かれます)

左下は錆び、リム。

右上はヘッド部の完成品。 電球は6V35W/35Wです。

右下は流用したバイク用のリムです。

 

フロントフォークはメタルが減っているみたいでガタツキが出ていました。

分解にはてこずりました。 スナップリングが外れず苦労しました。色々試して、

やっと外しました。(スナップリングの穴の部分が問題) リングさえ外れれば後は簡単。

灯油で洗って、新品部品をグリスと一緒に組み込んで終わり。

オイルダンパーでは有りません、オイルシールは在庫が無くて再使用しています。
 

これは、インナーチューブの上の部分。 フォーゲルはゴムカバーがあり、稼動部は

錆も無く綺麗でしたが、上は錆が目立ちました。

砥石で錆と、めくれたクロムメッキを均して、その後、錆取り剤(RS1000R)で錆を取り

その後、銀で塗装し、最後に塗装した銀を600番程度のペーパで削ります。

こうすると錆びたところ(穴になった)は銀の塗料が残っています。 遠くからは

判りにくくなります。

 

外装、タンクの塗装です

ブルーメタリックです。 カラーはソフト99のSUBARU  WRブルーです。

最後にウレタンクリアーを塗っています。

 

エンジンはどうせ先々乗せ換える可能性も有るので、洗って、錆をブラシで取って

、アクリル塗料でシューっと一吹き。

 

フレームの塗装が完了したので、ステムベアリングの交換を行いました。

いつもの作業です。

 

キャブも一応全部ばらして、キャブクリーナでシューっと。 バルブのガスケット

が駄目っぽいですが、一応他車の中古部品で組んでいます。

 

 ここまで来ると組み立てます。

 

     フロント周りです (最初と比べてください)        これは失敗(泣き)

フロントフェンダー、最後の最後に大きな傷を。。。。(使ったグラインダーを横に置いたら。。。)泣き。

田宮カラーのブルーメタリック吹きました。

 

ヘッドランプが綺麗でしょう。  リアは部品取りで入手したポッケ用のテールです。(たぶん同じ)

タンクの飾りはYAMAHA音さマークだけ。

 

庭で試走しましたが、危険。 フロントすぐ上がります。

キャブは、少し漏れています。(たぶんバルブガスケット)、

エンジンは? 音がね。 一応ヘッドは開けた時、上から見る限り

シリンダーに大きな傷は無かったけど。(ピストン??)

 

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