バッテリーチャージャです 2007/11/28
変わったバッテリーチャージャです。
電源は太陽です。 商用電源からのチャージャも作る予定ですが。
市販の充電器が安く売られていますので、この内容はあくまで趣味
です。 当然自動トリクル充電機能とか有りませんし、人間で制御します。
必要なのは 太陽電池パネル (出力に保護ダイオードを入れています)
セメント抵抗(5W-10Wクラス)
ダイオード(3A程度)
自宅の作業場の屋根には、床下換気用の太陽電池を設置しています。
換気装置も自作したのですが、太陽電池も自分で購入した物です。
つまり、仕様も判っていますし、その性能も。
屋根の太陽電池は、55Wクラス。 晴天時18V 3A程度の性能です。
換気扇はこれからDC-DCコンバーターで9V程度に変換し動かしてい
ますので1Aも使いません。 ほとんど遊んでいます。
太陽電池の特性として、過負荷が掛かっても、最大電流以上は流せません。
発電量が少ない時(日光が弱い時)、消費電力が発電可能量以下なら、
電圧は定格に上がろうとします。
このことを理解して。(12Vバッテリーです)
開放型バッテリーの充電時、太陽電池から直接バッテリーに接続します。
最大電流は3Aです。 充電が進むと16V程度まで上がります。
定常時は2A程度で充電しています。 バイク用(FZR750)で、3-4時間
で完全に充電できます。
密封型バッテリーの場合
電流制御用の抵抗を入れます。 RZ250R用で6Ωの抵抗を入れています。
大体最大1A程度で充電します。 3-4時間で充電できます。
車用
車用は、抵抗なしで充電しても大丈夫です。 1日で補充電完了します。
放電後は2日程度掛けます。 ヘッドランプが点かないほど放電してし
まったバッテリーでも3,4時間繋げばセルで始動する程度まで充電できます。
トリクル充電
FZR750にはトリクル充電を行っています。
太陽電池を繋いだまま日中に充電します。夜間と、雨天時は逆流防止にダイオード
で制御しています。
充電方向に電流を流す為ダイオードを入れて、充電電流は抵抗で制限しています。
抵抗は40Ωを入れています。 この状態で日中は0.09A程度流れています。
この方法で6Vバッテリーの充電していたりします。
抵抗は10Ω程度を使っています。(急ぎは6Ωですが) 常に電圧監視していないと
いけませんが。