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【保険業界を斬る】
15年後の日本
21世紀の幕開けで、しかも発行が元旦ということで、中崎編集人より何か将来を見据えたようなコラムを書けとの厳命が下りましたので、今回は番外編として、我が国の将来展望?を考えます。
私事にわたり恐縮ですが、5日前に小生60歳を迎えました。今後とも、見かけの若さを活用して75歳ぐらいまでは、何らかの形で仕事をして、社会との関わりを持っていきたいと改めて感じました。
見かけの若さをご覧になりたい方は今すぐ以下へアクセス、顔をクリックすると経歴が現れます(見たくないぞとの声あり)
http://www2.biglobe.ne.jp/~cho/
ということで、75歳以降は当面興味がないので、15年後(2015年)の日本を予測して見ましょう。小生はこれまで様々な統計的予測をしてきましたが、その多くは、当るも八卦当らぬも八卦といったところでした。
その中では、比較的信頼性の高いのが人口予測です。最近、若者がパラサイトシングル化して、なかなか子供を産まないといったことが問題視されていますが、このように、現在の状況が将来を決めるといった要素があるのが人口予測です。
http://www2.biglobe.ne.jp/~cho/columnGK/gk45-.html#p1
これから15年、人口が大雑把にどう推移するか厚生省の人口推計で見てみますと、60歳以上の人口が、現在の3千万人弱から、2015年までに1千万人強増加して、4千万人を超えると予測されています。丁度、その分、働き盛りの20歳から59歳までの人口が減少します。
http://www1.ipss.go.jp/tohkei/Mokuji/1_Japan/J_List.asp?chap=0
我々の仲間が、東京都の人口分増えて、総人口の3人に1人になります。これからのこの年代は、体力的にも精神的にもタフなので、一大勢力となって社会に影響力を行使できると考えるとわくわくします。現代は若者文化全盛ですが、15年後は落ち着いた大人の文化が花開いていることでしょう。
保険も大きく変わりそうです。一言でいうと死ぬリスクのカバーから生きるリスクのカバーへでしょうか?少なくとも、代理店が自動車保険で飯が食えた、良き時代が過ぎつつあることだけは確かのようです。
今日は、初夢に、15年後inswatchが、保険業界を代表するクオリティマガジンのトップブランドとして根付いている様子を見たいと思います。
経営数理研究所代表 inswatch発行人 長 忠
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