泉大津に野鳥園をつくろう会


〜 埋め立ての橋を渡れば鳥群れて 渚持ちたる夢の島ある 〜

1983.5.15


 私たちの会は、泉大津市にある助松ふ頭埋立地と大津川を

フィールドに活動しています。

1981年当時の助松ふ頭は埋立て工事の中断の間に水辺に干潟ができ、

シギ・チドリをはじめ、カモメ、カモなどの水鳥の

府下最大の渡来地となっていました。

 1983年5月、ここに野鳥観察に来ていた仲間が集まって

「泉大津に野鳥園をつくろう会」を結成しました。

当初50人あまりで始まった会も地元の泉大津市、高石市、忠岡町、和泉市の

市民を中心に、今では会員数 430人を数えるまでになりました。

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私たちの会では野鳥園の実現のために次のような活動をしています。

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1 埋め立て地に予定されている緑地公園(7ha)を野鳥園として
    計画してもらえるよう大阪府、泉大津市等に働きかけています。

  1987年3月には、野鳥園設置の要望署名(11,000余名分)を提出しました。

2 毎月一回(第2日曜日)、大津川で野鳥観察会を開催する他、バードウィーク
    を中心に「野鳥展」を開催し、より多くの人に身近かな野鳥や自然の大切さを
    理解してもらえるよう努めています。

3 他に、埋立地のコアジサシのコロニーの保護活動、釣り糸被害の防止、大津川
  の自然保護にも力を注いでいます。

/// 以上、「観察のてびき」からの引用です。 ///

毎月第2日曜日の定例観察会は、埋立工事の再開にともない、

1985.3から、大津川河口で続けています。

1992.4には、大津川自然観察会としてリフレッシュしました。