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パッヘルベル:「カノン」

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パッヘルベルのカノン~バロック名曲集

 カノンとは、同じ旋律を何小節か遅れて追いかける多重旋律の技法の一つ。「かえるの歌が〜」とか「静かな湖畔の森の影から〜」とかと同じ方法です。あれは歌うのもなかなか難しいですが、創る側からのカノンの難しいところは、なんといっても和声進行を保持しながら多様な表情を持つメロディーを続けて創ることです。

 そういったわけで「カノン」は、音楽の世界では「一般名詞」なのですが、この曲があまりに有名なので、「カノン」といえば「パッヘルベルのカノン」ということになっています。実はジーグという舞曲と一対になっており、正式な曲の名称は、「カノンとジーグ」ニ長調です。
 もともとの楽器編成は3つのヴァイオリンと通奏低音の4声なのですが、様々な楽器編成に編曲されています。

 この曲は最後まで全く変わらない低音のフレーズがまず提示され(下譜A)、その上に三声のカノンが始められます(下譜B)。最初の4分音符から8分音符、16分音符、32分音符まで細分化されたメロディーが次々と続いていきます(下譜C、D、E)。そうして波が一度引いてからまた満ちてきて、ゆるやかに流れ落ちるようなフレーズ(下譜F)から絶妙なシンコペーション(下譜G)でクライマックスに達して曲を閉じます。

楽譜A(通奏低音)
カノン通奏低音部

楽譜B
カノン部1

楽譜C
カノン部2

楽譜D
カノン部3

楽譜E
カノン部4

楽譜F
カノン部5

楽譜G
カノン部6

ラベルの「ボレロ」も同じような盛り上がりをしますが、その計算ずくの理知的な盛り上がりよりも、このカノンはもっと情緒的な盛り上がりである印象を受けます。朝が弱い人が目覚ましに聴いたらさわやかかも。心地よくてまた寝てしまうおそれもありますが...

実際に声部が追いかけるのを楽譜で確認したい方はこちら(IMSLPより)をどうぞ。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。パッヘルベル 「カノン」(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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