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マルチェッロ:オーボエ協奏曲ニ短調

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イタリア・バロック・オーボエ協奏曲集

 17世紀から18世紀にかけて活躍したバロック音楽の作曲家アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲ニ短調のご紹介です。
 哀愁と郷愁を感じさせてくれる第2楽章は、イタリア映画の「ヴェニスの愛」に使われたことでも有名。あの大バッハがチェンバロ協奏曲(BWV974)に編曲しています。

 オーボエは弦楽合奏だけだったオーケストラに初めて加わった管楽器であり、音程が安定していて音が通って、妙に人懐こい音色が古くから好まれました。細かい動きも伸ばした音にも対応できるオーボエの魅力がこの曲には見事に生かされています。(ちなみにフルートやクラリネットはもっと後の時代の古典派になってオーケストラに入っています。)

 曲は3楽章から成っています。10分ほどの演奏時間です。独奏オーボエと弦楽合奏(+通奏低音)というシンプルな楽器編成。
 第1楽章。弦楽器の少し堅苦しいようなフレーズで始まり、それに対照的にオーボエが流れるように唄いだします(下譜A)。弦楽合奏部とオーボエのやり取りが面白い楽章。

楽譜A(第1楽章テーマ)
オーボエ協奏曲第1楽章テーマ

 第2楽章。この楽曲の中での白眉。アダージョの速度でゆったりと刻む弦楽合奏に導かれて、憧れが込められたように上昇していくオーボエのテーマが登場します(下譜B)。演奏を耳にする時よりも楽譜が単純と感じられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。これはバロック時代は演奏者が楽譜にはない装飾音符を付けて比較的自由に演奏するのが普通だったからです。オーボエが歌いに歌い尽くした後、弦楽合奏が静かに曲を締めます。

楽譜B(第2楽章テーマ)
オーボエ協奏曲第2楽章テーマ

 第3楽章。オーボエの細かい動きで始まり(下譜C)弦合奏もそれに続きます。楽しく駆けまわるオーボエが最後までリードする形で進んで最後まで走り抜けます。

楽譜C(第3楽章テーマ)
オーボエ協奏曲第3楽章テーマ

 ご紹介のCDは、オーボエがシェレンベルガー、イタリア合奏団による円熟の演奏。艶のあるオーボエです。バロックの他の作曲家によるオーボエ協奏曲も愉しめます。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。マルチェッロ作曲のオーボエ協奏曲ニ短調から第2楽章です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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