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ブラームス:交響曲第2番

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ブラームス:交響曲第2番、大学祝典序曲

 ブラームス作曲の交響曲第2番ニ長調のご紹介です。

 この曲は、4ヶ月ほどで完成されており、ベートーヴェンの交響曲を超えようと悪戦苦闘した交響曲第1番をやっとこさ書き上げた後の開放感もあってか、伸びやかで自由な曲調になっており、ブラームスの田園交響曲と呼ばれることもあります。
 南オーストリアのペルチャッハにブラームスが避暑に行った際に書かれたもので、親しい友人は「ペルチャッハはさぞ美しいところなのだろう。」とこの曲を聴いて語ったとか。そういう背景のもとに生まれた曲は、喜ばしく生気に満ちたものになりました。

 第1楽章の冒頭に低音弦に現れる「レ・#ド・レ」が、交響曲全体をまとめる基本モチーフとして何度となく現れます。すぐその後でホルンでゆったりと奏される第1テーマはまさに牧歌的です(下譜A)。ひとしきり発展してトロンボーンの和声で一段落すると、ヴァイオリンが空高く雄大なフレーズを奏でていきます(下譜B)。基本モチーフから派生したスタッカートの可憐な経過句(下譜C)の後に、チェロによる渋いですが歓びに満ち足りた感のある第2テーマが流れます。「レ・#ド・レ」とスタッカート句は展開部で徹底的に用いられます。

楽譜A(第1楽章冒頭から第1テーマ)
第2番第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章経過句1)
第2番第1楽章経過句1

楽譜C(第1楽章経過句2)
第2番第1楽章経過句2

楽譜D(第1楽章第2テーマ)
第2番第1楽章第2テーマ

 第2楽章は、ロ長調なのですが、ブラームスらしい渋みがあり短調的な響きが多くなっています。最初のテーマに絡むファゴットの対旋律が結構重要な役割を演じます(下譜E)。ホルンから始まるちょっと幻想的な管楽器中心のフガートの経過句を経て嬰ヘ長調の楽しげな第2テーマが心を踊らせます(下譜F)。コデッタテーマは登場したときは穏やかなものですが(下譜G)、その後展開すると強烈な印象を与えます。最後はちょっと悲劇的な響きの中で終ります。

楽譜E(第2楽章第1テーマ)
第2番第2楽章第1テーマ

楽譜F(第2楽章第2テーマ)
第2番第2楽章第2テーマ

楽譜G(第2楽章コデッタテーマ)
第2番第2楽章コデッタテーマ

 第3楽章は愛らしいスケルツォです。最初のテーマはとても可愛い感じ(下譜H)。2回現れるトリオが材料は同じながら変化を見せて面白い曲になっています(下譜Iは第2トリオ)。この楽章は初演時にアンコールされました。

楽譜H(第3楽章テーマ)
第2番第3楽章テーマ

楽譜I(第3楽章第2トリオテーマ)
第2番第3楽章第2トリオテーマ

 第4楽章は、最初はモヤッとした感じの第1テーマで始まります(そこに例の基本モチーフである「レ・#ド・レ」がちゃんと含まれています)が(下譜J)、すぐに華やかになります。一段落おいた後で現れる第2主題は重厚な感じながらもどこか弾んだ印象を与えます(下譜K)。ここの伴奏に基本モチーフが表れているのにも注意。全体的にブラームスらしからぬ歓喜の感情を爆発させた曲で、最後にトランペットとトロンボーンで盛り上がるコーダまで一気に走り抜けます。

楽譜J(第4楽章第1テーマ)
第2番第4楽章第1テーマ

楽譜K(第4楽章第2テーマ)
第2番第4楽章第2テーマ

 ご紹介のCDは、バーンスタイン指揮ウィーンフィルの充実の演奏。カップリングの元気な大学祝典序曲が花を添えています。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。ブラームス作曲の交響曲第2番ニ長調から第4楽章です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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