おかえり.jp おすすめクラシック モーツァルト ハイドン シューマン 組曲 小品 楽しくクラシック 管理人

おすすめクラシック

おすすめクラシック

心に響く素晴らしいクラシック音楽の名曲を
おすすめCDと共にご紹介します



 このエントリーをはてなブックマークに追加
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

モーツァルトを聴くシューマンの交響曲を聴くハイドンの交響曲を聴こうおすすめのクラシック組曲作曲家別交響曲ランキングおすすめのクラシック小品楽しくクラシック


ロッシーニ/レスピーギ:バレエ音楽「風変わりな店」

↓以下のジャケット画像あるいはタイトルをクリックすると、おすすめCDの詳細ページ(Amazon)にリンクします↓

レスピ-ギ:バレエ「風変わりな店」組曲、ブラジルの印象

 あまり知られていませんが、とびきり楽しい曲です。あの「ウィリアムテル」序曲などで知られたロッシーニの原曲に基づいて、レスピーギが作曲したバレエ音楽「風変わりな店( La boutique fantasque )」のご紹介です。
 晩年のロッシーニが書きためた小品を集めた『老いのいたずら』の中から素材を得ており、バラエティに富んだ面白い楽想がレスピーギのきらびやかなオーケストレーションによって次々に現れてきます。変化に満ちた車窓からの風景を見ながらの列車の旅のように気楽に聴いてみてください。

 ちなみに「風変わりな店」のあらすじです。
 ある玩具屋で、アメリカ人の家族とロシア人の家族がもともとカップルだった人形のそれぞれを買って明日取りに来ることになります。離れたくないカップルの人形は、その夜に仲間の人形のおかげで店から逃がしてもらい、翌日人形を受け取りに来た両家族も仲間に追い返してもらいます。かくしてカップルの人形は別れずに済んでめでたしめでたし、ということになります。(他愛がない話といえばそれまでですが…)

 曲は8つの部分から成っており、バレエ音楽としては連続して演奏されますが、組曲として演奏されることも多いです。

第1曲:序曲。低音から上昇してくる序奏に続く軽妙なテーマで始まります(下譜A)。なだらかなフレーズで始まる部分を経て活発な3拍子で盛り上がります。

楽譜A(第1曲テーマ)
第1曲テーマ

 第2曲:タランテラ。弦楽器がせわしくさざめく中でタランテラのテーマが現れます(下譜B)。トランペットが要所要所で活躍します。

楽譜B(第2曲テーマ)
第2曲テーマ

 第3曲:マズルカ。重々しいリズムのテーマ(下譜C)と、ちょっと力の抜けたテーマとの対比。

楽譜C(第3曲テーマ)
第3曲テーマ

 第4曲:コサックダンス。土俗的で野卑な感じの強弱がハッキリしているテーマが妙に滑稽です(下譜D)。後半はワルツ風になっていますが今ひとつ垢抜けない感じ。

楽譜D(第3曲テーマ)
第4曲テーマ

 第5曲:カン・カン。細かい動きが特徴的なテーマから始まり楽しいダンスになっていきます(下譜E)。後半はその反動か大人しい音楽へ。

楽譜E(第5曲テーマ)
第5曲テーマ

 第6曲:ゆっくりとしたワルツ。優雅なしゃなりしゃなりとしたワルツ(下譜F)。後半には活発な流れに変わっていきます。

楽譜F(第6曲テーマ)
第6曲テーマ

 第7曲:夜想曲。静かな夜の音楽。独奏が効果的に使われています。情緒的なクライマックス。

 第8曲:ギャロップ。再び快速ながらもせわしい音楽。低音から高音へえっちらおっちら駆け上るテーマで始まります。時々ユーモラスに音楽が中断されます。最後は一度終わったかと思わせて、あらためてもう一度コーダがフガート風に始まるという茶目っ気を見せて最後まで多様な楽想をちりばめながら賑やかに全曲を閉じます。

楽譜G(第8曲テーマ)
第8曲テーマ

 ご紹介のCDは、シャルル・デュトワ指揮のモントリオール交響楽団による名コンビ演奏。洒落て溌剌としてこの曲の面白さがよく表現されています。同じレスピーギによる組曲「ブラジルの印象」とのカップリングです。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。バレエ音楽「風変わりな店」から第2曲「タランテラ」です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



管理人endoyへのお問合せは、メールアドレス endoy@yahoo.co.jp(@は半角で入力して下さい) へどうぞ.

☆本ページはリンクフリーです.