おかえり.jp おすすめクラシック モーツァルト ハイドン シューマン 組曲 小品 楽しくクラシック 管理人

おすすめクラシック

おすすめクラシック

心に響く素晴らしいクラシック音楽の名曲を
おすすめCDと共にご紹介します



 このエントリーをはてなブックマークに追加
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

モーツァルトを聴くシューマンの交響曲を聴くハイドンの交響曲を聴こうおすすめのクラシック組曲作曲家別交響曲ランキングおすすめのクラシック小品楽しくクラシック


ベートーヴェン:チェロソナタ第3番

↓以下のジャケット画像あるいはタイトルをクリックすると、おすすめCDの詳細ページ(Amazon)にリンクします↓

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番~第5番

 ベートーヴェンが作曲したチェロソナタ第3番ハ長調作品69のご紹介です。
 交響曲第5番「運命」や第6番「田園」、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」などの傑作を次々に生み出していた充実期の作品で、彼の室内楽曲の中でも弦楽四重奏曲と同じくらいの高いレベルに達しています。「室内楽はちょっと…」という方にもすぐに引き込まれるでしょう。

 ベートーヴェンがチェロ協奏曲を残さなかったのは大変残念ではありますが、技巧的なものよりも歌謡性をより生かしたこの曲は、後世のチェリストを魅了するに十分なものでした。存分に歌うチェロの魅力を是非感じていただきたい。また、そのチェロをさらに生かしなが寄り添うピアノも、対位法的な動きが目立っており音楽に深みを与えています。

 曲は3つの楽章から成っています。

 第1楽章は、アレグロ・ノン・タントでちょっと抑えめなアレグロテンポ。イ長調、ソナタ形式です。チェロだけによる悠々とした第1テーマで始まります(下譜参照)。これがピアノで確保された後一旦フェルマータで半終止。次はピアノが4オクターブで第1テーマを繰り返し、今度はチェロが受けてまたフェルマータで半終止します。ここまででこの曲でのチェロとピアノとが同等に音楽をつくっていくことが明示されます。イ短調の経過部を経て第2テーマは、音階的に上昇していくフレーズと大またに下降してくるフレーズが一緒に穏やかに現れます。小結尾部はちょっと勇壮な感じ。展開部は第1テーマが縦横無尽に展開されます。再現部からコーダに入っても第1テーマのモチーフを生かしつつ少し別れを惜しむように弱まっていきますが、最後は決然と終止します。

チェロソナタ第3番第1楽章第1テーマ

 第2楽章は、イ短調の快速なスケルツォ。トリオが2回現れる三部形式。シンコペーションで拍を前倒しした面白いリズムのピアノでのテーマで主部が始まります(下譜参照)。中間部はチェロの重奏も取り入れたゆったりとしたテーマが中心になります。コーダはどんどん弱くなっていってそのままフッと終わってしまいます。

チェロソナタ第3番第2楽章テーマ

 第3楽章は、ゆっくりとしたホ長調の短い序奏を持つイ長調のフィナーレ。ソナタ形式です。序奏は全楽章の気分の高まりを少し癒すような緩やかな旋律で始まり、チェロのフェルマータから主部に入っていきます。すぐに現れる第1テーマは第1楽章のそれと同じような気分の悠々としたもので、チェロが歌います(下譜参照)。ここでもピアノに律儀に繰返されてから転調して属調を準備します。休止の後に現れる第2テーマは、まるで伸びをするように7度(E→#F)で下降するチェロのフレーズに、ピアノがささやくような刻むリズムで答えるという面白い構成です。展開部はやはり第1テーマのモチーフが主に扱われます。再現部からコーダに入って第1テーマが和声を少し変えながら盛り上がった後に一度弱まってから、強い打音により全曲を終えます。

チェロソナタ第3番第3楽章第1テーマ

 ご紹介のCDは、チェリストにロストロポーヴィチ、ピアニストにリヒター、という贅沢な二人による記念碑的な演奏。少々古い録音ですが決して色褪せていません。優雅ながら力強く骨太なこの曲の本質を味わえます。第4番、第5番とのカップリング。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。ベートーヴェン作曲のチェロソナタ第3番です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



管理人endoyへのお問合せは、メールアドレス endoy@yahoo.co.jp(@は半角で入力して下さい) へどうぞ.

☆本ページはリンクフリーです.