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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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ベートーヴェン:交響曲第2番

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ベートーヴェン:交響曲第1番&第2番、「エグモント」序曲

 ベートーヴェン作曲の交響曲第2番ニ長調 作品36のご紹介です。

 ベートーヴェンが、ピアノ協奏曲第3番やヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」などをつくり、いよいよ本領発揮に向かおうとする時期の作品で、先人の手法を受け継ぎながらも個性的な特徴を加えていっています。
 動機展開の徹底さや強弱の極端化、コーダ(結尾)の充実化、さらには楽器法において木管楽器の重用やチェロとコントラバスを別々に扱うなど、交響曲第1番からの飛躍は数え切れません。

 全体的な特徴としては、肯定的な明るい面を多く見せながらも、時々見せる悪魔的な面が興味深く感じられるところでしょうか。どうしても次の第3番「英雄」の陰に隠れがちですが、もっと演奏機会が増えてしかるべき作品です。

 全体は4つの楽章から成っています。
 第1楽章は、結構長めの序奏をもったソナタ形式。ニ長調。序奏は、途中では第9番「合唱」第1楽章の第1テーマを彷彿とさせるフレーズが登場したり、対位法が巧妙に使われたりでそれ自体が充実した内容をもっています。快速な主部に入ると主音の刻みの中で低音弦に第1テーマが登場します(下譜A)。構造的には「ド・ミ・ソ・ミ・ド」というシンプルなものですが、これがどう料理されるかをご堪能あれ。第2テーマはマーチ風(下譜B)。展開部では第1テーマが主として用いられます。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
交響曲第2番第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
交響曲第2番第1楽章第2テーマ

 第2楽章は、イ長調、8分の3拍子の緩徐楽章。極度の短い展開部のソナタ形式です。旋律の美しさという点ではこの楽曲の中でも聴きどころでしょう。夢見るような第1テーマ(下譜C)、天上から降りてくるような第2テーマ(下譜D)に酔わされます。

楽譜C(第2楽章第1テーマ)
交響曲第2番第2楽章第1テーマ

楽譜D(第2楽章第2テーマ)
交響曲第2番第2楽章第2テーマ

 第3楽章は、ニ長調、4分の3拍子のスケルツォ。「スケルツォ」とベートーヴェンが初めて銘打った記念碑的な楽章です。テーマはテンポが速い上に強弱がハッキリしていて面食らいます(下譜E)。途中での急激な転調やリズムの変化などベートーヴェンの遊び心満載。トリオも最初はのどかですが後半部でグイグイ来ます。

楽譜E(第3楽章テーマ)
交響曲第2番第3楽章テーマ

 第4楽章は、ニ長調、2分の2拍子のフィナーレ。いきなり首根っこを掴まれて吊るし上げられるような第1テーマが現れます(下譜F)。この呼びかけと応答が対になった形が楽章を支配します。それに比べて、分散和音で降りてくる超シンプルな第2テーマ(下譜G)ののどかなこと。コーダでは、まさに悪魔的な全楽器のユニゾン部分(下譜H)があったり突然止まったり、ますますベートーヴェンのやりたい放題になりながら最終音に向かっていきます。こちらは翻弄されるばかり…。

楽譜F(第4楽章第1テーマ)
交響曲第2番第4楽章第1テーマ

楽譜G(第4楽章第2テーマ)
交響曲第2番第4楽章第21テーマ

楽譜H(第4楽章コーダから)
交響曲第2番第4楽章コーダから

 ご紹介のCDは、レナード・バーンスタイン指揮によるウィーンフィルの、この曲の本性をえぐり出したような迫力ある演奏。交響曲第1番と『エグモント』序曲とのカップリングは大変お得な組み合わせ。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第2番から第3楽章と第4楽章です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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