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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 「春」

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シューマン:交響曲第1番「春」、第3番「ライン」、マンフレッド序曲

 2006年は、モーツァルトの生誕250周年、ショスタコービッチの生誕100周年ですが、ロベルト・シューマンの没後150周年でもありました。シューマンの4つの交響曲の中で、比較的にではありますが、明るさが前面に出ている第1番「春」を紹介します。
 シューマンの交響曲は、特にオーケストレーション的に「単調でメリハリがない」「響きが室内楽的だ」「弦楽器と管楽器が重なって野暮ったい」と、音楽の玄人にはどちらかといえば不評なのですが、これこそ個性というものであり、楽曲の価値は聴き手に判断をゆだねればよいのではないでしょうか。

 4つの楽章から成っています。
 第1楽章は、金管楽器によるファンファーレで開始されます(下譜参照)。まさに春を告げる自然の雄叫びのようです。

春序奏テーマ

 それがゆっくりとしたテンポで徐々に盛り上がっていき、飛び跳ねるようなリズムで快速な主部の第一テーマに突入していきます(下譜参照)。序奏のモチーフのリズムを半分にしたリズムであることに注目。まさに春の雰囲気そのものです。展開部でテーマに重なるゆったりとした短調の旋律が春特有のアンニュイな感じをうまく出しているのではないでしょうか。コーダに新しいモチーフを出してみたりちょっと芝居がかった感じが微笑ましい。

春第1楽章第1テーマ

 第2楽章は室内楽的でシューマンの独壇場。息の長い耽美な旋律が全体を支配します。
 第3楽章のスケルツォはいきなり短調で始まる引っかかるような出だしはびっくりさせますが、あとの優美な展開は流石といったところです。トリオ(中間部)は2種類あります。
 第4楽章はバイオリンの大袈裟な前振りの後で、細かくキビキビとした第1テーマがウキウキ感を醸し出しています(下譜参照)。春風の中を妖精が飛び交っているような・・・といったらちょっと言い過ぎでしょうか。こういうテーマを最終楽章にもってくるのがシューマンらしいところ。第2テーマは唐突に短調で開始しますが、すぐに明るい雰囲気に飲み込まれてしまいます。

春第4楽章第1テーマ

 シューマンの交響曲については、シューマンの交響曲を聴くで詳しく紹介していますのでご覧下さい。

 上に紹介しているジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団のアルバムは、ジョージ・セルの特徴でもある端正で丁寧な表現が、曲に特有な付点やシンコペーションのリズムをうまく締めていると思います。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第1番「春」 第1楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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