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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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ハイドン:交響曲第92番 ト長調 「オックスフォード」

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ハイドン:交響曲第88番「V字」&第92番「オックスフォード」

 104曲もあるハイドンの交響曲の中でも、「驚愕(第94番)」「軍隊(第100番)」「時計(第101番)」などに比べると比較的人気は地味な2番手的な曲。しかし管理人は、充実してきっちり整った、ある意味古典派の模範的な交響曲としてこの曲を推したいと思います。

 第1楽章。ゆっくりした序奏の後で登場する第1主題は主和音(ド・ミ・ソ)ではなく、属七和音(ソ・シ・レ・ファ)にのって問いかけるように現れます(下譜A)。
 通常は主調を確立する主題であるはずなのに、いきなり面食らいますが、その後の全奏でしっかり主調であるト長調が強調されます。これは聴き手を集中させる非常にうまい手段です。
 よどみのない音楽の流れに一旦身を委ねた後、静寂に戻って居住まいを正して現れる第2主題の端正なこと(下譜B)。提示部は通常リピートされるのですが、もう一度味わうのに相応しいウィットに富んだ内容です。
 展開部は対位法(複数の旋律が多重に演奏される音楽技法)の海の中でもみくちゃにされる第1主題と、合間にオアシスのように通り過ぎる第2主題の対比が見事です。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
オックスフォード第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
オックスフォード第1楽章第2テーマ

 優美な第2楽章と、起伏に富む第3楽章メヌエットの後には、ハイドンの曲の中でも華麗で巧みに計算されたフィナーレがやってきます。
 いきなり颯爽と始まる主題はリズミカルな伴奏に乗って短距離走の選手のように駆け抜けます(下譜C)。フルートで華やかさを加えて繰り返し、全奏で確保されるうちに、経過句のようでありながら発展の可能性にあふれる、音程の跳躍の大きい第2主題が花を添えます(下譜D)。展開部では第1楽章よりも対位法的に徹底的に主題の展開が拡がっていきます。コーダまで聴くものを全く飽きさせない構成の妙はベートーヴェンに劣らないでしょう。

楽譜C(第4楽章第1テーマ)
オックスフォード第4楽章第1テーマ

楽譜D(第4楽章第2テーマ)
オックスフォード第4楽章第2テーマ

 なお、ニックネームの「オックスフォード」は、ハイドンがオックスフォード大に招かれたときに演奏したことに由来しています。曲の内容とは全く関係ありません。

 ご紹介しているCDは、バーンスタイン指揮ウィーンフィルによる演奏。第88番「V字」との元気が出るカップリングです。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第92番「オックスフォード」 第4楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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