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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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ボロディン:交響曲第2番 ロ短調

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R.コルサコフ:シェエラザード、ボロディン:交響曲第2番

 アレクサンドル・ボロディンは、19世紀のロシアの作曲家です(化学者、医師としても活躍しており、ボロディン反応というものも知られる)。
 音楽史上では、「ロシア5人組」の一人であり、交響詩『中央アジアの草原にて』での荒涼たる風景音楽でもその豊かな音楽性は感じられますが、なんといっても一押しはこの交響曲第2番です。「勇者」あるいは「勇士」というニックネームがあるようですが、堂々たる曲想はもっと深く雄大なイメージを湧かせるもの。まさにロシア音楽の代表作といってもよい大傑作だと思います。

 名曲にはよくあることですが、この曲も最初はあまり評価されなかったようです。しかし、あの『シェエラザード』のリムスキー=コルサコフが指揮して再演することで価値が見直された経緯があります。

 第1楽章。低音のユニゾンの勇壮な第1テーマで始まります(下譜A)。それがオーケストラ全部の輝かしい和音にまとめられると、またさらに応答して歩み出す(下譜B)と行った感じなのですが、対比される第2テーマのちょっと鄙びた愛おしい旋律が魅力的です。

楽譜A(第1テーマ)
ボロディン交響曲第2番第1テーマ

楽譜B(第1テーマ応答)
ボロディン交響曲第2番第1テーマ

 第2楽章は、「1分の1拍子」という強烈な拍子の急速なスケルツォ。低音からピチカートで浮かび上がるテーマ(下譜参照)を中心とするせかせかとした主部に対して、中間部での木管楽器が優しくいたわるメロディが印象的です。

ボロディン交響曲第2番第2楽章テーマ

 第3楽章は、この曲の白眉。短い序奏に続くホルンの吟遊詩人の歌のような哀愁のある調べ(下譜A)に導かれて、幻想的なロシアの音風景が骨太に描き出されていきます。中間部は憧れを秘めたようなテーマ(下譜B)にしびれます。思わず人恋しくさせるような麗しい曲想のるつぼです。

楽譜A(テーマ)
ボロディン交響曲第2番第3楽章テーマ

楽譜B(中間部テーマ)
ボロディン交響曲第2番第3楽章中間部テーマ

 第4楽章は、急速な民俗舞曲。3拍子と2拍子が交互に現れる特徴的なリズムのテーマ(下譜参照)をもとに、活発なフィナーレの宴はクライマックスを迎えていきます。

ボロディン交響曲第2番第4楽章テーマ

 ご紹介しているCDは、 キリル・コンドラシン指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウによる速度感のあるアクティブな演奏。カップリングも嬉しい。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第2番 第1楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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