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ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調

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ブルックナー:交響曲第5番

 アントン・ブルックナーは、オーストリア出身の作曲家です。1824年生まれで「モルダウ」で有名なスメタナと同い年。一つ下にはあのワルツ王のヨハン・シュトラウス二世がいます。ブラームスもドヴォルザークも実はずっと年下。こういう年齢関係が意外に感じられるほど、近代的かつ先進的な作風の楽曲を残しました。特に大胆な和声と転調の巧みさが持ち味です。
 生前は作曲家としてよりもオルガン奏者として著名でした。自分の作品に対して、いつまでも”子離れ”が出来なかった性格だったのか、何回も自作を改訂したことで有名であり、しかも本人だけでなく弟子や後の演奏家まで改訂したものが存在するため、指揮者や演奏家はどの「版」で演奏しようかで未だに悩まされるとか。最近は、”原典版”(しかもこれも実は"ハース版"と呼ばれる改訂版だったりする)で演奏されることも多いです。

 今回紹介するのは、彼の9曲の交響曲の中でも、オルガン的な渋めの響きと全体のがっちりとした構成が特徴的な第5番です。「ロマンティック」の名を持つ第4番、親しみやすいおおらかな第7番よりも、是非おすすめしたい曲。

 第1楽章の出だしのコントラバスのピチカートによる歩み(下譜A)、それに続く弦楽器によるゆったりとしたオルガン的な和声進行から宗教的雰囲気を醸し出します。急速な主部に入ってからの調性を流動するような第1テーマ(下譜B)、そして静寂の中ピチカートで現れる第2テーマも魅力的。

楽譜A(第1楽章冒頭)
ブルックナー交響曲第5番冒頭

楽譜B(第1楽章第1テーマ)
ブルックナー交響曲第5番第1楽章第1テーマ

 第2楽章は、オーボエの悲歌(第1テーマ)を支える三連符が独特な緊張感を与えます。弦での豊かな第2テーマには思わず頭が下がる思いです。
 第3楽章は、先の三連符が急速な伴奏となったスケルツォ。中間部でのホルンの変和音が鄙びた木管のテーマと絡むところが特徴的です。
 第4楽章は、前の楽章を追想した後で、やおら勇ましい第1テーマ(下譜C)のフーガから突進していくフィナーレです。これまで登場したテーマが重層的に絡み合い、そしてどっしりとした重量感のあるこの曲を潔く締めくくります。

楽譜C(第4楽章第1テーマ)
ブルックナー交響曲第5番第4楽章第1テーマ

 ご紹介しているCDは、"原典版"での演奏。この曲の中でもオススメのギュンター指揮ベルリン・フィルの名演です。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第5番 第4楽章から(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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