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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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プロコフィエフ:交響曲第7番 嬰ハ短調 「青春」

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Symphonies 1 & 5 & 6 & 7 Autumnal

 まだロシアがソビエト連邦であった時代の現代作曲家、セルゲイ・プロコフィエフの交響曲第7番嬰ハ短調です。「青春」というニックネームがありますが、これは作曲者本人によるもの。ソビエトの青年に捧げる意向であったため作曲者自身が「青春交響曲」と呼んでいたとか。
 プロコフィエフの交響曲は、第5番変ロ長調と第1番ニ長調「古典」が有名ではありますが、この第7番は、現代風でありながら美しいメロディーがちりばめられており、構成がわかりやすいこともあってもっと人気が出て然るべき作品であると思います。

 第1楽章。モデラートの中庸な速度。ちょっとメランコリックな第1主題で始まります(下譜A)。第2主題が特に美しく、夢や憧れといった感情を表したような甘美なメロディーが低音から湧き上がってきます(下譜B)。提示部を締めくくるコデッタテーマは可愛らしくユーモアのあるものですがこれは後に結構重用されます(下譜C)。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
第7番第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
第7番第1楽章第2テーマ

楽譜C(第1楽章コデッタテーマ)
第7番第1楽章コデッタテーマ

 第2楽章はワルツ。現代的な味付けでありながらいかにもダンスミュージックな感覚。少し控えめなワルツテーマ(下譜D)と少しくすんだような中間部テーマ(下譜E)が対照的です。

楽譜D(第2楽章ワルツテーマ)
第7番第2楽章ワルツテーマ

楽譜E(第2楽章中間部テーマ)
第7番第2楽章中間部テーマ

 第3楽章は満ち足りたようなメロディーに彩られたロマンティックな緩徐楽章。三部形式。次々に楽器を変えて歌われるテーマの優美さ(下譜F)。中間部は少し活気のある感じになります。

楽譜F(第3楽章テーマ)
第7番第3楽章テーマ

 第4楽章は快速のフィナーレです。あっちこっち振り回されるような序奏部の後で、せかせかとした楽しげな第1テーマが浮かび上がってきます(下譜G)。経過部では激しくいかにもプロコフィエフ的な過激なモチーフが出てきて(下譜H)、ゆらゆらとして安定していない第2テーマにつなげます(下譜I)。第1楽章のコデッタ主題(楽譜C)の変形が現れる終結部には2つのパターンがあります。ゆっくりとしたテンポで弦楽器のピチカートで消え入るように終わるものと、急速なテンポで全合奏で終わるもの。これは演奏者がどちらかを選ぶことになっています。

楽譜G(第4楽章第1テーマ)
第7番第4楽章第1テーマ

楽譜H(第4楽章経過部モチーフ)
第7番第4楽章経過部モチーフ

楽譜I(第4楽章第2テーマ)
第7番第4楽章第2テーマ

 ご紹介しているCDは、交響曲第1番「古典」、そして傑作と言われる第5番、第6番とのカップリングで充実の内容です。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第7番「青春」 第1楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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