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シベリウス:バイオリン協奏曲 ニ短調

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シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:スコットランド幻想曲

 シベリウスのバイオリン協奏曲です。
 この曲は、バイオリニストを目指していたシベリウスの青年期に初稿が作曲され、後にブラームスのバイオリン協奏曲を聴いて、それに触発されて改訂したものが現在演奏されています。
 北欧の荒涼とした景色の上を吹き渡る風を思わせるような、冴えわたって凝縮されたメロディーとオーケストラに、時間の流れを忘れさせるような幻想が広がってゆきます。

 曲は3楽章から成っています。
 第1楽章が特に秀逸。弦がさざめく上をベールで覆いかぶさってくるように歌い出すバイオリンの美しいテーマ(下譜A)が、楽曲のほぼ半分を占めるこの楽章の全体を支配していくのです。さらに、ドラマティックな表情になる第2テーマ(下譜B)、急かすように運動性を与えるコデッタテーマ(下譜C)も彩りを添えます。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
バイオリン協奏曲第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
バイオリン協奏曲第1楽章第2テーマ

楽譜C(第1楽章コデッタテーマ)
バイオリン協奏曲第1楽章コデッタテーマ

 はじめは処女のごとく、そしてドラマチックになってゆく第2楽章。冒頭の符点リズムの謎のようなフレーズ(下譜D)は曲中で重要に用いられます。ヴァイオリンは最初非常に抑制的なテーマで登場します(下譜E)。

楽譜D(第2楽章冒頭)
バイオリン協奏曲第2楽章冒頭

楽譜E(第2楽章テーマ)
バイオリン協奏曲第2楽章テーマ

 第3楽章は珍しい3拍子で、低弦とティンパニが刻むリズムの上で付点音符を特徴とするせわしなく音程の振れ幅の大きい第1主題(下譜F)と、少し高圧的でシンコペーションが特徴の第2主題(下譜G)の対比が面白い。最後はヴァイオリンが一気呵成に駆け上がって曲を閉じます。

楽譜F(第3楽章第1テーマ)
バイオリン協奏曲第3楽章第1テーマ

楽譜G(第3楽章第2テーマ)
バイオリン協奏曲第3楽章第2テーマ

 ご紹介しているCDは、五嶋みどりがソロで、ズビン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニーの演奏。美しい厳しく、そして熱い曲に仕上がっています。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。バイオリン協奏曲 第1楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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