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ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」

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ベルリオーズ:交響曲「イタリアのハロルド」

 フランスの作曲家、ルイ・エクトル・ベルリオーズの交響曲「イタリアのハロルド」の紹介です。「独奏ヴィオラとオーケストラのための交響曲」とも呼ばれます。

 この曲には有名な逸話があります。
 「ヴァイオリンの名手だったパガニーニが、ストラディバリウスのヴィオラを入手したが、ヴィオラ用の目立った曲がなかったので、ベルリオーズに作曲を依頼した。しかし第1楽章まで作曲したときにパガニーニが曲に失望して文句を言ったため決裂し、ベルリオーズが結局最後までムリヤリ完成させた」というもの。確かに前半はヴィオラ協奏曲風なのに後半は完全に交響曲となっているチグハグさはあるので納得しそうになる話なのですが、思い込みの激しい気分屋のベルリオーズのことなので、作曲しているうちに勝手に盛り上がってしまってヴィオラと協奏させることをやめてしまって得意なオーケストラ曲にしてしまったのではないでしょうか。

 そういう中途半端な曲構成とヴィオラの地味さのために未だに演奏機会は少ないのですが、聴いてみると華やかでドラマ性があるので、かなり引き込まれる名曲であることは疑いありません。

 曲は4楽章から成ります。各楽章には次のような題名がついています。
 第1楽章「山におけるハロルド、憂愁、幸福と歓喜の場面」
 第2楽章「夕べの祈祷を歌う巡礼の行列」
 第3楽章「アブルッチの山人が、その愛人によせるセレナード」
 第4楽章「山賊の饗宴、前後の追想」。
最後はやっぱり狂乱的な感じになるのがいかにもベルリーズですねぇ…

 第1楽章は低音弦のつぶやくような動きのゆっくりとしたテンポの序奏から始まり、やがてハープの和音の響きと共にヴィオラで曲全体を支配するテーマが演奏されます。(下譜参照)

イタリアのハロルド固定楽想

 このテーマが曲のあちらこちらに登場して主人公のハロルドを描写するのは「幻想交響曲」と同じ発想。
 この楽曲中でも特に秀逸なのは、第2楽章「夕べの祈祷を歌う巡礼の行列」。単純な旋律が少しずつ変えながら繰り返すのですが、鐘の余韻として響くホルンの憂愁さがたまりません…。

 おすすめのCDは、インバル指揮フランクフルト放送交響楽団、ヴィオラ独奏はユーリー・バシュメットの名演です。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。ベルリオーズ:「イタリアのハロルド」第2楽章「夕べの祈祷を歌う巡礼の行列」(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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