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リムスキー=コルサコフ:交響曲第2番「アンタール」

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R.コルサコフ:作品集

 ロシアの作曲家、ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフの交響曲第2番「アンタール」の紹介です。交響組曲「アンタール」とも呼ばれます。

 この曲は、6世紀アラビアの詩人アンタールの見る夢と、彼が夢の中で実現を約束される3つの願望(というよりは世俗的な欲望?)を表していて、彼の代表作の「シェエラザード」と同じようにアラビア風な異国情緒たっぷりの内容です。緻密なオーケストレーションによってまさに夢見心地の幽玄的な雰囲気に包まれており、聴く方もなにやら眠りに誘われる感じになってしまいます。

 4楽章形式の交響曲という形をとってはいますが、全体的なまとまりというよりは、それぞれの楽章がそれぞれの場面を想定して書かれた独立性のある曲なので、作曲自身も納得がいかなかったのでしょう、改訂第3版のときには「交響組曲」としてしまいました。しかし、慣用的に交響曲第2番として現在も通っています。

 曲は4楽章から成ります。各楽章には次のような題名がついています。
 第1楽章「アンタールの夢」
 第2楽章「復讐の喜び」
 第3楽章「権力の喜び」
 第4楽章「愛の喜び」

 第2楽章以降はずいぶんと煩悩に満ちた「喜び」ですが、結局人間の考えなんてそんなものでしょう。ここでは第1楽章をご紹介。
 もやもやした感じの序奏は、”廃墟”を表しています。しばらくすると世俗をはかなんで隠遁生活をしている詩人アンタールの、ちょっとけだるげな哀愁のある主題が表れます(下譜A)。そのうちにカモシカに化けた女王の軽やかな主題(下譜B)が現れ、場面は次々と移り、カモシカを追う鳥を撃つアンタール、そのお礼として女王はアンタールを宮殿に招いて(下譜C)、「人生の3つの喜び」をアンタールに贈る(それが第2楽章以下の楽章)…そういったいわゆる”おとぎ話”が丁寧に音楽化されています。

楽譜A(第1楽章 アンタールの主題)
第1楽章アンタールの主題

楽譜B(第1楽章 カモシカの主題)
第1楽章カモシカの主題

楽譜C(第1楽章 宮殿の主題)
第1楽章宮殿の主題

 今回のCDは、「シェラザード」や「熊ん蜂の飛行」、そしてスペイン奇想曲などのリムスキー=コルサコフの主要な曲が入ったお得なアルバムです。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。リムスキー=コルサコフ:「アンタール」第1楽章「アンタールの夢」(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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