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フランク:交響曲ニ短調

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フランク:交響曲

 フランスの作曲家、セザール・フランクの交響曲ニ短調作品48のご紹介です。
 この交響曲は晩年の66歳の時の作品です。というのも、人生のほとんどはピアノ教師や教会のオルガニストとしてつつましく過ごしており、作曲したきっかけは、同じフランスの作曲家の作品である、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」の成功に刺激されてのものでした。

 彼の作曲の特徴として、半音階的な転調による旋律の繰り返しと対位法的な旋律の組み合わせという技法的な面と、ベルリオーズからの「循環形式」による同じモチーフが何度も登場することにより全体の統一を図るという形式的な面があります。特に転調はごく自然に行われるもののあまりにも頻繁なので、当時敵対していたドビュッシーからは「転調の機械」とまで揶揄された程でした。それだけ舌を巻くほどの見事な技ということでもあったのです。

 曲は、3つの楽章からなっています。
 第1楽章は、ゆっくりとしたテーマから始まり、これが基本動機になります(下譜A)。これがニ短調で一度盛り上がった後、短三度上のヘ短調できっちり繰り返してから主部のアレグロに入っていきます。これは冒頭の基本動機をそのまま利用しています。穏やかな第2テーマで気分が和らいだ後(下譜B)、やがて輝かしいシンコペーションのリズムの「勝利のテーマ」というべき第3テーマが登場し(下譜C)、これらを組み合わせて曲が発展していきます。

楽譜A(第1楽章冒頭)
フランク交響曲第1楽章冒頭

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
フランク交響曲第1楽章第2テーマ

楽譜C(第1楽章第3テーマ)
フランク交響曲第1楽章第3テーマ

 第2楽章は、緩徐楽章と舞踏楽章を合わせたような3拍子の曲。コール・アングレで歌われる少し哀しげなテーマ(下譜D)が他の旋律を挟みながら登場するロンド形式に近いもの。柔らかな波のような旋律、細かい動きの第2テーマ(下譜E)、心が揺らいでいるような第3テーマ(下譜F)などが現れてテーマと組み合わされていきます。

楽譜D(第2楽章テーマ)
フランク交響曲第2楽章テーマ

楽譜E(第2楽章第2テーマ)
フランク交響曲第2楽章テーマ2

楽譜F(第2楽章第3テーマ)
フランク交響曲第2楽章テーマ3

 第3楽章は、弦楽器の刻みに導かれて管楽器が勢いをつけて、軽やかにチェロが「勝利のテーマ」(楽譜C)から導き出されている喜ばしいテーマを奏でます(下譜G)。金管楽器によるコラール風のフレーズなどを挟みながら、曲はこれまでの楽章のテーマを融合・展開して華々しいエンディングに向かっていきます。

楽譜G(第3楽章テーマ)
フランク交響曲第3楽章テーマ

 今回ご紹介のCDは、バルビローリ指揮のチェコ・フィルによる演奏。名演といわれているものです。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。フランク:交響曲ニ短調より第1楽章(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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