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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

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ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番

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ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、「レオノーレ」序曲第3番

 ベートーヴェン作曲、レオノーレ序曲第3番 作品72bのご紹介です。
 彼の唯一の歌劇『フィデリオ』のために書かれた4つ(!)の序曲の中の一つ(3番目に作曲された)で、最も優れており独立してよく演奏されます。実際の歌劇上演の際には、4つめに書かれた「フィデリオ」序曲が演奏されます。

 レオノーレ序曲第3番は、音楽の充実度があり過ぎて、歌劇の導入曲としてはお腹がいっぱいになってしまうということで序曲としては演奏されませんでした。その分、独立に聴き応えのある曲になったのは皮肉なものでありますが、これもベートーヴェンの非凡な才能を示すものでもありましょう。

 曲は、序奏付きのソナタ形式に沿っていますが、劇的な要素も付加された変化に富むものになっています。
 序奏はアダージョ。ハ長調の属音ト(ドレミファ・・・でいえば、ソの音)の強打から始まりそれが音階的に下降して嬰ヘに落ち着くと木管楽器での柔らかいアリアに基づいたメロディーが現れます。ちょっと暗い感じのまま転調していくとフルートとヴァイオリンが三連符で掛け合うようなやり取りから高調していき、全奏で激しく上下するフレーズの後、その興奮が冷めてくると低音から湧き上がった音でそのまま主部に突入します。
 主部はアレグロ。シンコペーションのリズムが特徴的な第1テーマから始まります(下譜A)。それがリズムの特性を活かしてちょっとしつこい感じで発展していき、第1テーマが輝かしく奏されます。雪崩を打って下降すると、調性的にはハ長調から遠いホ長調への転調が鮮やかになされて、女性的で流暢な第2テーマが湧き上がってきます(下譜B)。また活気が出て、またシンコペーションが生かされたコデッタ(下譜C)で提示部を終わります。まるで電車に乗っているようなリズムが継続する中で展開部は進行し、シンコペーションで興奮すると突然トランペットのファンファーレが響きます(下譜D)。これは歌劇の中のとある場面を表現したものです。この流れがまた繰り返されるとやがて再現部に突入しますが、その前にフルートがト長調の高い音で第1テーマを空を舞う鳥のように奏されるところの爽快さは格別です。その後主調に戻って全奏される第1テーマで再現部が始まります。型通りの進行の後、華やかな弦楽器の音階フレーズにより速度を増して、プレストの活発なコーダに突入し第1テーマとコデッタテーマを元にクライマックスを築いて、この大規模で劇的な序曲を閉じます。

楽譜A(第1テーマ)
レオノーレ序曲第1テーマ

楽譜B(第2テーマ)
レオノーレ序曲第2テーマ

楽譜C(コデッタテーマ)
レオノーレ序曲コデッタテーマ

楽譜D(ファンファーレ)
レオノーレ序曲ファンファーレ

 ご紹介のCDは、バーンスタイン指揮によるウィーンフィルの文句なしの演奏。交響曲第3番「英雄」とのカップリングです。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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