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ストラヴィンスキー:バレエ組曲「オルフェウス」

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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」「オルフェウス」

 ストラヴィンスキー作曲のバレエ組曲「オルフェウス」のご紹介です。
 ストラヴィンスキーのバレエ曲といえば「火の鳥」「ペトリューシュカ」「春の祭典」の3つが超有名ですが、それらに隠れている名曲があるのです。この「オルフェウス」はその中でも特におすすめの曲。
 彼が新古典主義というちょっと古典・ロマン派的な表現を好んだ時期の作品で、他には、バロック音楽風の味のある「プルチネッラ(プルチネルラ)」なども素敵なバレエ曲です。

 「オルフェウス」とはギリシャ神話に出てくる吟遊詩人であり、その物語(オルフェウス)にこのバレエ音楽も沿ったものとなっています。
 物語のあらすじは以下のとおり。
 オルフェウスが、妻エウリュディケーが死んで悲しみにくれ、妻を取り戻そうとして冥府(地獄)へ向かう【以上 第一場】。オルフェウスが竪琴を弾くと冥府の者が魅了されてしまい、やがて冥府の王に会ってなんとか妻をこの世に戻してくれるように頼む。それはやっと聞き入れられたが条件がついた。「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」と。そしてエウリュディケーをオルペウスの後ろに従わせて送った。振り返らないオルフェウスに妻の疑いをなんとか鎮めながらようやく光が見えてくる。ここでオルフェウスは不安に駆られて振り返ってしまうのである。これによって妻は冥府に戻され、オルフェウスは冥府の者たちに殺される【以上 第二場】。オルフェウスはアポロによって祀られながら天に召される・・・【第三場】。
 以上の筋の流れを理解していれば音楽も理解出来やすいと思います。

 オルフェウスの竪琴はハープで表現されます。フルオーケストラの編成なのですが全体的に室内楽的な静かな雰囲気で、全奏(トゥッティ)の部分はほとんどありません。響きも優しく、ストラヴィンスキーの新たな一面を発揮できるのではないでしょうか。

 次のような構成になっています。

 第一場
  ・オルフェウス / 舞踏曲 / 死の天使の踊り / 間奏曲
 第二場
  ・怒りの踊り / 舞踏曲 / 間奏曲 / パ・ダクシオン / パ・ド・ドゥ / 間奏曲 / パ・ダクシオン
 第三場
  ・オルフェウスのアポセオシス

 聴きどころは、第二幕の舞踏曲(オルフェウスの踊り)です。
 オルフェウスの竪琴の奏でる音楽で地獄の者の怒りを鎮める場面。ハープの揺れ動くような切ない動きで始まり(下譜A)、やがてオーボエでの切ない歌が奏されます(下譜B)。この音楽ならきっと地獄だろうとなんだろうと癒されるに違いないでしょう。あまりの穏やかさに、自分はこの部分でいつも寝入ってしまいそうになります。

楽譜A(舞踏曲より導入部)
オルフェウス舞踏曲より導入部

楽譜B(舞踏曲よりテーマ)
オルフェウス舞踏曲よりテーマ

 ご紹介のCDは、サロネン指揮フィルハーモニア管による、この曲の情感が出ている演奏。「ペトルーシュカ」とのカップリング。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。「オルフェウス」第二幕から舞踏曲です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



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