おかえり.jp おすすめクラシック モーツァルト ハイドン シューマン 組曲 小品 楽しくクラシック 管理人

おすすめクラシック

おすすめクラシック

心に響く素晴らしいクラシック音楽の名曲を
おすすめCDと共にご紹介します



 このエントリーをはてなブックマークに追加
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]

モーツァルトを聴くシューマンの交響曲を聴くハイドンの交響曲を聴こうおすすめのクラシック組曲作曲家別交響曲ランキングおすすめのクラシック小品楽しくクラシック


シューベルト:交響曲第7番(旧第8番)「未完成」

↓以下のジャケット画像あるいはタイトルをクリックすると、おすすめCDの詳細ページ(Amazon)にリンクします↓

シューベルト:交響曲第8番「未完成」&第3番

 シューベルト作曲の交響曲第7番(旧第8番。今もそう呼ばれることがある)、通称「未完成」のご紹介です。
 この曲は間違いなくシューベルトの音楽性が結晶化した名曲です。「未完成」というニックネームが一番気になるところですが、第3楽章を途中までつくって作曲を止めており、実際に演奏されるのは第2楽章までとなっています。作曲を中断したのは、そこには何らかの意図があったのではないかとされていますが未だに謎です。
 ただ、曲を聴けば、第2楽章まででの完結性も納得できるところであり、これで完成形だともいえるでしょう。ただ第1楽章がロ短調なのに対し第2楽章はホ長調なので、調性が主調で終わらないとしっくりこない方がいらっしゃるかもしれませんが。

 冒頭から提示される一つのモチーフ、「シ・♯ド・レ(固定ドで言えば、ラ・シ・ド)」が中心になっており、その3音の上昇音形が繰り返されることで作品全体をロマンティックな憧れの気持で包み込んでいるようです。

未完成交響曲冒頭

 曲は、前述したように2楽章のみの構成です。
 第1楽章はまず低音弦で先の全曲を統一するモチーフが現れます。やがて弦楽器の刻む伴奏にのってオーボエで哀愁を帯びた第1テーマが奏されます(下譜A)。ちょっと聴くと例のモチーフとは関係無いようですが巧妙に隠されています。そしてそのテーマを受け止める溜息のようなホルン。その美しさ。盛り上がって強い和音で一段落つくと、長く伸ばした音に導かれて波打つような第2テーマがチェロに現れます(下譜B)。これらの材料を使って、先のモチーフをリフレインしながら曲は進行します。最後はモチーフを断ち切るように毅然として曲を閉じます。。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
未完成第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
未完成第1楽章第2テーマ

 第2楽章は平和的なホ長調の緩徐楽章。例のモチーフが長調に変えられて開始され、そこにヴァイオリンのゆったりとしたテーマが重なります(下譜C)。これをシューベルトらしくメロディアスに展開し、時々激しい熱情的な部分を挟みながら儚げに美しく曲は進みます。最後の平和的に落ち着いた終わり方。やはり、これで終わってこの交響曲は正解でしょう。

楽譜C(第2楽章テーマ)
未完成第2楽章テーマ

 ご紹介のCDは、カルロス・クライバー指揮ウィーン・フィルによる演奏。シューベルトの秘めたる情熱がダイナミックに表現されている快演。珍しい第3番とのカップリング。

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。交響曲第7番「未完成」から第1楽章です。(Youtubeより)

(他のCDも見てみたいという方は、以下もご覧下さい.)



管理人endoyへのお問合せは、メールアドレス endoy@yahoo.co.jp(@は半角で入力して下さい) へどうぞ.

☆本ページはリンクフリーです.