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日本全国のおいしい日本酒(地酒)

管理人endoyが実際に酒を味わってみた感想を添えての日本酒のご紹介です.
紹介文左の画像、またはオレンジ色枠の中の品名をクリックすると楽天市場各店の説明ページに行きます.
(各銘柄における、酒の画像とリンク先は、蔵元の銘柄変更、限定品による品切れなどのために紹介文と異なることがあります)
大七 純米 生▲もと▲(大七酒造 福島県)

 東北出身者なら「酒は大七 うまさは第一」という看板を列車の窓から眺めた人も多いはず。福島の代表的な銘柄です。

 ここで、蘊蓄(うんちく)を一つ。生▲もと▲(▲もと▲、という字は酉へんに元、と書きます。なぜか第一水準にも第二水準にも在りません。困ったもんだ。)とは、蒸米と麹と水を加えて、長い時間をかけて絞り潰すことにより酵母と天然乳酸を育てて作る、まさに天然に育てた酒の原液のこと。
 一般には、酵母と乳酸は純粋のものを添加してつくる「速醸▲もと▲」を使用しています。なぜなら「生▲もと▲」は腐造の恐れがあることと、同じ品質のものを再現することが難しいという量産上の問題があるため。それだけ、杜氏の腕のみせどころであり、まさに日本酒の伝統技術の極みです。

 僅かに黄みがかった透明の液体。純米らしい甘みの中にも、筋が一本通った力強い締まった香り。
 舌をくるみこむまろやかな感覚。鼻孔にはふっくらとしてはいるが浮つかない香りが吹き込んで、余韻嫋々と消えていく。そして口中の味のキレもなかなか良いです。飲み干した後の食道から胃にかけての温かい滋味。体も心もぽっかぽか。日本酒を生み育てた祖先達に感謝の一杯。

 秋の夜長に傾けるのには絶好の一献。月と二人で茄子の浅漬けでやりましょうか。寄せ豆腐に鰹ぶしと生醤油をかけても乙なもの...