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山頭火

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(自嘲)
うしろすがたの しぐれてゆくか


この俳句には「自嘲」と前置きがあります。これは山頭火の反省心のあらわれでしょうか。

冬の寒い日も托鉢は続きます。毎日修行を続ける身でありながら、ときどき脱線して俳句仲間らに迷惑をかけ続ける自分を情けなく思います。
 しぐれの中で、その思いはいや強くなり、その自分の後ろ姿が、しぐれの中に少しづつ埋もれていきそうなのを、黙ってみつめているもう一人の自分がいます。

情景と心情が遠景の中で融け合う素晴らしい一句だと思います。


★山頭火の他の俳句にもご興味のある方はこちらへ → 山頭火の俳句

         


☆本ページはリンクフリーです。酒と山頭火を心行くまで味わいましょう。