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山頭火

山頭火

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ふたたびここに、雑草供へて


山頭火と尾崎放哉は、自由律俳人の双璧といえる人物です。山頭火は2回ほど放哉の墓に額(ぬか)ずいたことがあったようです。

山頭火がほぼ日本全国を行脚したのに比べて、病弱であった放哉は転々とはしましたが旅をすることはほとんど無く一所に留まっていることが多かったようです。
 それがそれぞれの作風にも表れているようで、山頭火が自由奔放でアウトドア的なものが多いのに対し、放哉はどちらかといえば内省的でインドア的な印象があります。
 もっともそのようにパターン化するほど単純なものでないのですが。

共通点は、どちらも当時の人々の一般的常識とはかけ離れた感覚と見識をもっており、それであったためにかえって社会的な疎外感を感じていたということでしょうか。
 そういったことからも山頭火は放哉の墓前で思うことが沢山あったことでしょう。

孤独というものに常に対座していた者同志の、時を超えた連帯感。
 山頭火は何を時の向こうに見ていたのでしょうか。


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