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音符 B. どの曲から聴くか 音符

クラシック音楽を聴き始めて間もない方、あるいはこれから聴こうと思っている方の最大の疑問は「どの曲から聴いていったらよいのか?」ということだと思います。

ただこれはなかなか一般化できない話なのです。他の音楽はあまり聴いておらずいきなりクラシックから聴き始めたいと思う方、他の音楽が好きでクラシックも聴きたいと思う方、吹奏楽部や音楽教室、個人レッスンなどで楽器に触れたことをきっかけにクラシックを幅広く聴きたいと思う方・・・。それぞれの方へのレシピは違うでしょう。相談された方もいろいろ悩むはず。

考える人

しかし、それでは話が進みませんので、ここでは思い切って次の方を対象に具体的回答を提示したいと思います。

音符対象となる方のモデルケース音符

  • 他の音楽も聴いている
  • 数曲は好きなクラシックの曲名を知っている
  • これからクラシック音楽を一つの趣味にしたいと思っている

基本的に音楽好きで、好きな曲というきっかけがあり、ずっと楽しみたいとある程度本気に考えている方にレシピをご提示したいと思います。

さて、唐突ですが最初に、あまりお勧めできない方法について挙げます。

音符お勧め出来ない聴き始め方音符

  • 多種多様の曲が入ったお得なオムニバスCDを買ってなんとなく聴く
  • 名曲といわれている曲(クラシック好きな知人の推薦曲や店の推薦盤も含む)を何でもとりあえず聴く
  • 有名な作曲家の全集をいきなり買ってきて全部聴く

これらの共通点は、「方針がない」こと。いきなり知らない街に立って地図も見ずに歩き出すようなものです。偶然性に頼ってると疲れて飽きやすいのです。

では、お勧めしたい聴き始め方です。

音符お勧めしたい聴き始め方音符

  • オムニバスCDを聴くなら分野を限定したものから選ぶ
    (好きなCMあるいは映画に使われた曲等)
  • じっくり聴ける環境を整える
    (ちょっといいヘッドフォンを用意、リラックスした時間をつくる等)
  • 集中力が保てる適度な長さのオーケストラの名曲から始める
    (古典派から初期ロマン派を中心に)【目安は30分以内】
  • 楽曲を全曲通して聴くことにこだわらない
    (組曲を一曲ずつ、交響曲を一楽章ずつでもOK)
     

まず土地勘を養うことを目指して、無理をせず、しかし聴くときは没入するというやり方でしばらく聴いていって、自分の聴き方の方向性を見つけていくということです。

この中でも一番の難問、どんな曲が「適度な長さの名曲」なのか、を次に述べたいと思います。



人が集中出来る時間はせいぜい30分位なのだそうです。この30分以内、というのをとりあえず聴く曲の長さの目安にしてみてはいかがでしょう。多彩な楽器やその響きを愉しめる、オーケストラによる管弦楽曲か交響曲がお勧めです。

長大重厚化し、かつ和声やリズムが複雑化した後期ロマン派から現代の曲はとりあえず最初は除いてしまいましょう。いきなりマーラーやブルックナーの交響曲を聴いても間違いなく息切れしてしまいますから。

狙い目は古典派から初期ロマン派。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーンくらいが妥当でしょう。この辺は「2. 曲の形式について」で説明したようなソナタ形式などの基本的な形式がわかりやすいものが多いのです。
楽曲の種類としては、交響曲、協奏曲、ディヴェルティメント、セレナード、序曲、組曲、といったところ。
 但し、組曲だけは作曲年代に限らず楽しめます。

これだけではまだ獏としているので、もう少し具体的に曲名も含めて挙げてみたいと思います。

音符聴き始める楽曲の例音符

  • ハイドンの交響曲(ニックネームをもっているもの)
    (紹介サイトハイドンの交響曲を聴こうをご参考に)
  • モーツァルトのディヴェルティメント、セレナード、序曲、協奏曲、交響曲
    (紹介サイトモーツァルトを聴くをご参考に)
  • ベートーヴェンの序曲、交響曲
    (「コリオラン」序曲、交響曲第4番〜第8番[英雄と合唱は長い])
  • シューベルトの序曲、交響曲
    (「ロザムンデ」序曲、交響曲第5番と第7番「未完成」)
  • シューマンの序曲、協奏曲、交響曲
    (「マンフレッド」序曲、ピアノ協奏曲、交響曲はシューマンの交響曲を聴くをご参考)
  • メンデルスゾーンの序曲、協奏曲、交響曲
    (「真夏の夜の夢」序曲、「フィンガルの洞窟」序曲、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第3番「スコットランド」と第4番「イタリア」)
  • 組曲は、「惑星」「展覧会の絵」「アルルの女」等
    (紹介サイトおすすめのクラシック組曲をご参考に)

これらからまずは選んでみて下さい。ときどきこのサイトに戻ってきながら聴いていくうちに、好きな作曲家や楽曲のイメージができてくると思います。そうしたら興味に任せて糸を手繰るように曲を聴いていけばいいでしょう。

最後に1つだけお伝えしたいことがあります。

クラシック音楽というのは17世紀から近代までの間に主にヨーロッパにおいて演奏され愛聴されてきた「流行歌」あるいは「スタンダードナンバー」のようなものです。他の音楽分野と同じように好きな形で気軽に楽しく聴いていって下さい。


だんだん好きな作曲家がイメージできてきたら、作曲家別の名曲解説本を羅針盤にしながら曲を聴いていくと面白いです。