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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」

ソクラテス像

初期の交響曲から第22番「哲学者」。とても珍しいニックネームを持っています。

ただ残念ながらニックネームの由来は不明。しかし楽曲が始まった途端に「なるほど!」と思うはず。いかにも哲学者が思索しながら散策するようであるからです。

通常この時代の木管高音部はオーボエを用いますが、この曲ではコールアングレという、五度低い音域をもつ渋い楽器を使っているのが特徴の一つ。このために中声部ががっちりした印象を曲に与えています。

第1楽章はアダージョでゆっくりとした楽章ですが、それを感じさせないのが弦楽器がユニゾンで刻む八分音符です。それに乗ってホルンとコールアングレが伸びやかなフレーズを重ねていきます(下譜参照)。ここがまさに「哲学者」にピッタリの印象を与えるのではないでしょうか。

哲学者第1楽章テーマ

 第2楽章は打って変わってプレストの急速な音楽。楽しげに奏でるバイオリンのフレーズが目立っています。
 第3楽章は正々堂々のメヌエット。中音部が増強されているせいか落ち着いた大人の感じです。管楽器の活躍するトリオは少々抑制された響きがします。
 第4楽章はまたまたプレストの急速な楽章です。8分の6拍子の特徴である「狩りの音楽」の雰囲気がいっぱいです。ただ、ここもホルンとコールアングレの落ち着いた音域のハーモニーが全体をがっしりまとめます。

名前受けだけでは終わらない初期の佳曲です。第1楽章は散歩のBGMにも結構合いそうですね。


どんな曲か試聴したい方へ。第22番から第1楽章です。(Youtube)


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1.
Symphonies 22, 29 & 60
Symphonies 22, 29 & 60
2.

Symphonies 22 44 & 64 (Hybr)

1.は29番と60番「うかつ者」とのカップリング。初期〜中期のハイドンの交響曲の雰囲気が味わえる。

2.は円熟の域に達したマルコ・ボーニ指揮のコンセルトヘボウ室内管弦楽団による演奏。44番、64番とのカップリング。基本に忠実なハイドン。



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