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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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交響曲第24番 ニ長調

フルート

第24番です。ニックネームはついていません。第2楽章がフルート協奏曲的であること、そして力強さと優雅さのバランスが特に両端楽章で優れているということでのご紹介です。

ハイドンが32歳の時の作品。運動性よりも、どっかりと腰を据えたようなところと、落ち着いた雰囲気の中で楽器を心ゆくまで歌わせるということに重きをおいたようです。楽曲中の最高速度はアレグロであり、遅い方は第2楽章のアダージョと全体的に遅めのテンポを選んでいます。

第1楽章は、オーボエとホルンが奏する第1テーマで始まります。弦楽器は伴奏に徹していますが7小節目から表舞台に出て跳躍音と16分音符を主とした経過部で転調し、バスの音に対して裏打ちするリズムで登場する面白い第2テーマに続きます。再び16分音符で活気づいた後、珍しく息の長いコデッタテーマによって提示部を閉じます。展開部は第1テーマが最初展開された後、16分音符の刻みによる和音的な流れになり属音上で止まります。そこから再現部なのですが、なんと第1テーマは同名短調であるニ短調で弱奏で現れて驚かせます。やがて主調で第2テーマが現れて定式通りに曲は終わります。
 第2楽章は、アダージョの緩徐楽章。ほとんど全体を弦楽の伴奏で独奏フルートが活躍するのが最大の特徴です。その典雅さは、モーツァルトのフルート四重奏曲第1番を想起させます。形式は簡略化されたソナタ形式ですが、最後にフルートのカデンツァが入るので、ますますフルート協奏曲風です。
 第3楽章はメヌエット。弦楽のがっしりした一種機械的なテーマに管楽器が華やかなメロディーで答えるのが特徴的です。メヌエットの後半部では管楽器の応答部分にヴァイオリンも加わって華やかさはいや増します。中間部では、フルートとヴァイオリンのゆったりとした舞曲風な旋律をホルンが補強しています。
 第4楽章はアレグロで、フィナーレとしては遅めのテンポの楽章です。長い音符を使うためにゆったり目に聴こえる第1テーマがヴァイオリンで奏されます。それが伸びてゆいってイ長調に移ると、低音部の2分音符の強い豪壮な第2テーマが高音部のアルペジョや和弦を伴って登場。ここの緊張感は素晴らしい。短いコデッタテーマで提示部を終ります。展開部は第2テーマの動きを、アルペジョの部分も含めて展開されていき、コデッタテーマを用いてロ短調に到達し、だんだん主調に戻って第1テーマが再現します。再現部でも第2テーマの新鮮さは失われることはなく、強い和弦で全曲を閉じます。


どんな曲か試聴したい方へ。第24番です。(Youtube)


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1.

Symphonies 23 24 & 61
2.
CD探索中。

1.はニコラス・ウォード指揮のノーザン室内オーケストラによる演奏。第23番、第61番とのカップリング。流れを優先した流麗な演奏です。

2.CD探索中。



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