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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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交響曲第92番 ト長調 「オックスフォード」

オックスフォード大学

第92番「オックスフォード」です。ニックネームの由来は、オックスフォード大学の名誉博士号を受けた時に演奏されたことによると伝えられています。

ハイドンが57歳の時の作品。もはや交響曲の技巧を全て会得したハイドンの並々ならぬ技が表れた曲。この曲も管理人が大いにおすすめする曲です。

第1楽章は少し控えめに訴えるような序奏から始まります。主部に入ると、主和音ではなく属和音に支配される第1テーマ(下譜A)が現れてドキッとします。それが形式通りに確保されると、秩序的なきちっとした第2テーマが登場します(下譜B)。展開部での第1テーマと第2テーマとの立体的な展開が感動を誘います。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
オックスフォード第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
オックスフォード第1楽章第2テーマ

第2楽章はアダージョの緩徐楽章。上品なテーマを主としていますが(下譜C)、中間部の激しさは特筆に値します。

楽譜C(第2楽章テーマ)
オックスフォード第2楽章テーマ

第3楽章はメヌエット。大きな歯車を動かすかのようなテーマが支配します。トリオではシンコペーションのお手本のようなフレーズがホルンを主に展開します。

楽譜D(第3楽章テーマ)
オックスフォード第3楽章テーマ

楽譜E(第3楽章トリオテーマ)
オックスフォード第3楽章トリオテーマ

第4楽章はプレストのフィナーレです。まるで駿馬が走りだすかのような第1テーマも見事ですが(下譜F)、さりげなく上空をかすめるような第2テーマ(下譜G)が実は全曲を支配しています。この構成の妙がこの曲の白眉でしょう。

楽譜F(第4楽章第1テーマ)
オックスフォード第4楽章第1テーマ

楽譜G(第4楽章第2テーマ)
オックスフォード第4楽章第2テーマ

実は、名誉博士号の授与式にどの曲が演奏されたかははっきりしないそうです。それでもこの曲が「オックスフォード」と名乗るのは、それなりの充実した内容があるためでしょう。


どんな曲か試聴したい方へ。第92番から第4楽章です。(Youtube)


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1.

ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」&第96番「奇蹟」
2.
ハイドン:交響曲第91番&第92番&協奏交響曲
ハイドン:交響曲第91番&第92番&協奏交響曲

1.はプレヴィン指揮ウィーン・フィルの演奏。第96番「奇蹟」とのカップリング。オーソドックスだが溌剌としたハイドン。

2.はカール・ベーム指揮ウィーンフィル。めったに聴く機会のない協奏交響曲とのカップリング。落ち着いたハイドン。



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