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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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交響曲第100番 ト長調 「軍隊」

軍楽隊

第100番「軍隊」です。ニックネームの由来は第2楽章と第4楽章の後半に、軍楽隊的な大太鼓、シンバル、トライアングルといった楽器が参加するためです。

ハイドンが61歳から62歳の時の作品。イギリスではすっかり有名になっていたハイドンが快適なイギリス滞在の合間に作曲されました。

第1楽章はアダージョのゆっくりした遠慮がちな序奏から始まります。少し悲壮な感じに傾くと、主部の明るいテーマがフルートで飛び込んできます(下譜A)。これが転調して属調であるニ長調でも現れると、少しせかせかした感じの第2テーマが始まります(下譜B)。この第2テーマは展開部で縦横無尽に展開されます。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
軍隊第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
軍隊第1楽章第1テーマ

第2楽章はアレグレット。緩徐楽章ですがむしろ軽やかな雅な感じのテーマで始まります(下譜C)。途中短調の部分を経てコーダに入ると思いきや、信号ラッパが響き渡り(下譜D)、それを合図にいよいよトライアングル、シンバル、大太鼓が加わって”軍隊”的な荒々しい強奏になります。最後はたたみかけるように終ります。

楽譜C(第2楽章テーマ)
軍隊第2楽章テーマ

楽譜D(第2楽章信号ラッパ)
軍隊第2楽章信号ラッパ

第3楽章はメヌエット。毅然とした感じのメヌエット部とちょっと羽根が飛び交うようなトリオ部。
 第4楽章はプレストのフィナーレです。8分の6拍子でせかせかしたテーマから始まります。それが経過部で転調して一段落すると前打音がついた第2テーマが低音から湧き出てきます(下譜参照)。この第2テーマは再現部ではまた賑やかな楽器が登場してダイナミックなクライマックスを演出します。

軍隊第4楽章第2テーマ

「軍隊」とはいっても、祭典的な感じであり、平和で喜ばしい曲です。聴いた後はさわやかな後味が残るでしょう。


どんな曲か試聴したい方へ。第100番から第4楽章です。(Youtube)


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1.
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、100番「軍隊」、101番「時計」
ハイドン:交響曲第94番「驚愕」、100番「軍隊」、101番「時計」
2.

ハイドン:交響曲第100番「軍隊」、第101番「時計」

1.はカラヤン指揮のベルリン・フィルによる演奏。第94番「驚愕」と第101番「時計」とのカップリング。ダイナミックな現代風ハイドン。

2.はクレンペラー指揮での篤実な演奏。カップリングは第101番「時計」。渋めでごく普通だが、それが一番素晴らしいこと。



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