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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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他の分野も聴いてみよう 〜 協奏交響曲 変ロ長調

協奏交響曲

「ヴァイオリン・チェロ・オーボエ・ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲」、通称「協奏交響曲」のご紹介です。ハイドンは老齢に達しても時代の流れやそれに沿った要請には積極的に対応する精神的な若々しさがありました。

この4つの楽器を独奏楽器として用いた作品は、当時のロンドンで流行していたトレンドだった協奏交響曲に刺激を受けて作曲しました。
 交響曲においてもソロとして様々な楽器を使うことが得意だったハイドンとしてはお手のものだったはず。

交響曲とは名がついていますが、あくまで協奏曲。華やかな各楽器の戯れをご堪能あれ。

第1楽章は笑いがこぼれるような快活な第1テーマで始まります(下譜A)。すぐに出てくる第2テーマでは、挨拶代わりにソロ楽器が現れますが、これは当時としては新機軸でした。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
協奏交響曲第1楽章第1テーマ

第2楽章は緩徐楽章。独奏楽器によるテーマから始まります(下譜B)。寄り添うように盛り上がっていくところは、まさにハイドンの真骨頂。

楽譜B(第2楽章テーマ)
協奏交響曲第2楽章テーマ

第3楽章はアレグロ・コン・スピリートのフィナーレ。全奏による華々しいテーマで始まります(下譜C)。途中ソロ楽器のレチタティーヴォが挟まりながら、自由に進んでいきます。これも各楽器の最後の挨拶のようで趣深い。楽しく曲は終わります。とにかく全曲を通して明朗そのもの。

楽譜C(第3楽章テーマ)
協奏交響曲第3楽章テーマ

この曲の作曲はハイドンが60歳の頃でした。まだまだ世間にはついていくぞよ、という気概にあふれていたのでしょう。


どんな曲か試聴したい方へ。協奏交響曲から第1楽章です。(Youtube)


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1.はカール・ベーム指揮によるウィーン・フィルを主とした演奏。第91番と第92番「オックスフォード」とのカップリング。ベームらしい生真面目で誠実なハイドンです。

2.サイモン・ラトル指揮によるベルリン・フィルを主とした演奏。第88番から第92番もカップリング。現代的なハイドン。



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