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ハイドンの交響曲を聴こう

「交響曲の父」と呼ばれるハイドン.
ニックネームの多いハイドンの交響曲の足跡をたどります.
交響曲の簡単な解説と共におすすめCDをご紹介.

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他の分野も聴いてみよう 〜 トランペット協奏曲 変ホ長調

トランペット

トランペット協奏曲変ホ長調のご紹介です。

ハイドン64歳の時の作品。彼の功績である交響曲も全て書き終えた後の、まさに晩年の曲。信じられないことに初演時は不評だったとのことですが、1929年になって出版されてからトランペット奏者の主要レパートリーになったとのこと。15分ほどのコンパクトな楽曲ですが、トランペットの魅力をうまく引き出しており、特に第3楽章は聴けば間違いなく元気になる佳曲。

ちなみに、トランペットを、自然倍音だけしか出せなかったものから、全ての音域で半音階を演奏できる有鍵トランペット(下の試聴動画参照)に改良した友人アントン・ヴァイディンガーのために作曲されたものです。今はさらにバルブ式に改良されています(左上画像参照)。

第1楽章は、アレグロで協奏的ソナタ形式。大人しめですが心底明るい第1テーマで始まります(下譜A)。やがて、旋律的な興味よりは和声的なところに面白みのある第2テーマ(下譜B)が現れて短い結尾部の後で、独奏トランペットが登場します。第2テーマは前半が長い音に変えられます。提示部から展開部へは区切りなく移行し、第1テーマが主に扱われます。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
トランペット協奏曲第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
トランペット協奏曲第1楽章第2テーマ

第2楽章は、シチリアーナ風のアンダンテの緩徐楽章。穏やかで安らげるテーマを主としてトランペットが歌い上げます(下譜C)。

楽譜C(第2楽章テーマ)
トランペット協奏曲第2楽章テーマ

第3楽章は、アレグロの快活なロンドソナタ形式のフィナーレ。トランペットの快速で伸びやかな第1テーマで始まります(下譜D)。オーケストラで確保された後、トリルが付された華やかな第2テーマがさらに華を添えます(下譜E)。この第2テーマが再現部では飛び跳ねるようなフレーズとなって楽しさを盛り上げるところが嬉しい曲です。

楽譜D(第3楽章第1テーマ)
第3楽章第1テーマ

楽譜E(第3楽章第2テーマ)
第3楽章第2テーマ


どんな曲か試聴したい方へ。トランペット協奏曲から第3楽章です。(Youtube)


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1.

ハイドン& L.モーツァルト:トランペット協奏曲集
2.

ハイドン:トランペット協奏曲

1.はモーリス・アンドレのトランペット、テオドール・グシュルバウアー指揮、バンベルク交響楽団他との共演による、これぞ定番。レオポルト・モーツァルトの協奏曲もカップリングしていて興味深い。

2.はガンシュ・ハンスの独奏トランペット、マルティン ジークハルト指揮スピリット・オヴ・ヨーロッパの演奏による、ハイドン、フンメル、マルチェッロ、アルビノーニの協奏曲をカップリングしたもの。トランペットの素晴らしい音色がとことん味わえます。



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