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山頭火の俳句

山頭火後ろ姿

酒を愛した放浪の俳人
種田山頭火の俳句をご紹介

あるけばかっこう
いそげばかっこう
あるけばかっこう

山頭火が信濃路を旅していたときの作。

鬱蒼(うっそう)とした林の中を旅する山頭火。
 聞こえるのは鳥や虫か、はたまた魑魅魍魎(ちみもうりょう)の声か。人の気配がしない道をただ歩いていると、それらが妙に生々しくおどろおどろしく感じます。

そこにかっこうの声が。山頭火は急に不安になって急ぎ足になります。それを追いかけるようにかっこうの声が響きわたっています。
 静謐(せいひつ)な林の中で動いているのは山頭火だけ。足音が反響し、はっと振り返っても誰もいない。

昔は、とりわけ山中の道は危険と隣り合わせだったことでしょう。そしてその中でおののいている山頭火の姿が浮かんできます。


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