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合奏協奏曲集作品6の第6番から「ミュゼット」(ヘンデル)


George Frideric Handel: Concerto grosso In G Minor, Op.6, No.6 HWV 324 - 3. Musette (Larghetto)

ヘンデルの合奏協奏曲集作品6の第6番から「ミュゼット」のご紹介です。
 ヘンデルというと、「メサイア」や「水上の音楽」、そして「オンブラ・マイ・フ」、「調子の良い鍛冶屋」などが思い浮かぶとともいいますが、ここではヘンデルの音楽ならではの暖かさが感じられる合奏協奏曲集から1曲選びました。

ここで簡単に合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)について説明します。
 古典派以降の協奏曲というと、ソロ楽器が技巧を誇示してオーケストラはその補助的な役割をし、協奏ソナタ形式が主となった三楽章構成、というのが一般的です。
 しかし、バロック音楽では、コンチェルティーノという独奏楽器群(殆どの場合、2本のヴァイオリンと1本のチェロ)とオーケストラが代わる代わるに演奏していく形式をとり、組曲のような曲構成が普通でした。曲中で常にチェンバロやオルガンの和音が聴こえていますが、これは「通奏低音」といってバロック音楽時代には必ずあるものでした。これにより曲のタイミングや強弱をコントロールすることが多いため、通奏低音の奏者が指揮者的な役割をしていたようです。
 さらに「ミュゼット」についてですが、これは元々民族楽器のことであったのですが、やがてその楽器で演奏される曲、さらには牧歌的な曲をそう呼ぶようになりました。

ヘンデルは合奏協奏曲をいくつか作曲していますが、なんといってもオススメは作品6の12の合奏協奏曲集であり、是非この曲に興味を持っていただけましたら全曲を聴いていただければと思います。

曲はラルゲットのゆっくりとしたテンポの三部形式。中間部で音符が細かくなるところは若干速く演奏されます。
 幅広いゆったりとした中低音が充実したオーケストラのテーマで始まります(下譜A)。これにコンチェルティーノが引き継いでいき、実にゆとりある音楽になっていきます。やがて「タタッタタッタタッ」という付点音符のテーマで変化を出しています(下譜B)。中間部的なものはテンポを上げて活発な細かい音の動きになります(下譜C)。やがて最初のテーマが戻ってきてあくまで穏やかに曲を閉じます。

楽譜A(テーマ1)
ミュゼットテーマ1

楽譜B(テーマ2)
ミュゼットテーマ2

楽譜A(中間部テーマ)
ミュゼット中間部テーマ

曲を試聴されたい方は以下でご確認ください.
(推薦mp3とは演者が違う場合もありますがご了承下さい)

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1.

George Frideric Handel: Concerto grosso In G Minor, Op.6, No.6 HWV 324 - 3. Musette (Larghetto)
2.

Concerto grosso No. 6 in G Minor, HWV 324: III. Musette: Larghetto
3.

George Frideric Handel: 12 Concerti grossi, Op.6 / Concerto grosso in G minor, Op. 6, No. 6 - Musette: Larghetto



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