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モーツァルトを聴く

モーツァルトこぼれ話

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その1 教育パパ レオポルトの意外な一面

おっかない父さんのレオポルト

モーツァルトはちっちゃいころから、父レオポルトの厳しい音楽の英才教育を受けました。絵からも教育パパぶりが十分うかがえますが、幼いモーツァルトにとってはまさに「とってもおっかない父ちゃん」だったに相違ありません。『巨人の星』の星一徹並と言ってもいいでしょう。

そんなレオポルトが作曲した意外な曲が『おもちゃの交響曲』。

後世の人がてっきり「パパ・ハイドン」と慕われたハイドンが作曲したものと思っていたのですが、実はレオポルトのカッサシオンの第3・4・7曲であることが、ミュンヘンの国立図書館で発見されたこの曲の楽譜により分かったという次第。(後記:チロル出身のエトムント・アンゲラーがこの曲の真の作曲家だったという説も有力になってきています)

もっとも、その原曲を誰がさまざまなおもちゃを使って演奏するように編曲したのかは不明といういわくつきですが、頑固一徹のレオポルトにもこういった可愛げな曲を作曲する一面があったのには、正直ホッとします。

映画『アマデウス』でのレオポルトも相当おっかなかったもの。

曲は3つの楽章に分かれています。
 第1楽章は快速な4拍子のソナタ形式(第1テーマ:下譜A、第2テーマ:下譜B)。3小節の短い展開部に注目。
 第2楽章はゆっくりとしたメヌエット。鳥の鳴き声のようなおもちゃが活躍。主部ではカッコー(下譜C)、トリオではウズラ(下譜D)が登場します。
 第3楽章は同じ楽節をだんだん速くしながら3回繰り返すという面白い趣向になっています(下譜E)。

楽譜A(第1楽章第1テーマ)
おもちゃの交響曲第1楽章第1テーマ

楽譜B(第1楽章第2テーマ)
おもちゃの交響曲第1楽章第1テーマ

楽譜C(第2楽章メヌエットテーマ)
おもちゃの交響曲第2楽章メヌエットテーマ

楽譜D(第2楽章トリオテーマ)
おもちゃの交響曲第2楽章トリオテーマ

楽譜E(第3楽章テーマ)
おもちゃの交響曲第3楽章テーマ

曲を試聴されたい方は以下でご確認ください.
(推薦CDとは演者が違う場合もありますがご了承下さい)

おもちゃの交響曲から第1楽章

今回は3つのCDを紹介。交響曲とはいいながら小曲であるために、他の短めの曲とのカップリングとなっています。

おすすめCDです.ジャケットかタイトルをクリックすると、Amazonの商品詳細説明の画面が開きます.
1.

L.モーツァルト&W.A.モーツァルト:おもちゃの交響曲ほか
2.

プロコフィエフ:ピーターと狼/L.モーツァルト:おもちゃの交響曲 他
3.

L.モーツァルト:おもちゃの交響曲

 1.は、モーツァルトの小曲集。「3つのドイツ舞曲」、「コントルダンス(意地の悪い娘たち)」などが入って面白い。

 2.は、カラヤン指揮フィルハーモニア管による子供さんにも喜ばれるであろう親しみやすい1枚。

 3.は、ケヴィン・マロン指揮トロント室内管弦楽団の演奏によるレオポルト・モーツァルトの作品集です 。