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その1 ディヴェルティメント(嬉遊曲)というゆとり(第17番 K.334)

ディヴェルティメントの情景

モーツァルトの曲には、「ディヴェルティメント」という分野があります。日本語では「嬉遊曲」とも訳されており、早い話がお遊びの音楽です。語源はイタリア語の「divertire(楽しい、面白い、気晴らし)」と言われ、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた楽しい作風です。

編成や形式はこだわりません。弦楽だけとか、管楽器を加えたもの、オーケストラ並の編成ものもありますが、室内で演奏されることが前提であるために、そんなに大きな編成ではないのが通常です。

貴族の食卓・社交・祝賀などの場で演奏されるために、どちらかといえば場をもたせるためのBGMと言えばそれまでですが、それでも貴族社会の人間関係の潤滑油として果たしていた役割は大きかったのではないでしょうか。

「いつでも音楽を聴く」ということ自体が、ウォークマンもiPodもなく(当たり前ですね)、まだとてつもなく贅沢であった時代に、自分の楽団を持ち、有名な音楽家に曲を創らせて悦に入っていたお偉いさんの「ゆとり感覚」は、特権階級という点で鼻持ちならないところもあるのですが、そのおかげで今私たちが楽しめる曲が残されているのですから、少しだけ感謝してもよいでしょう。

似た分野に「セレナード」がありますが、これは室外演奏が主だったために、もう少し演出効果が派手になってきます。また紹介する機会もあることでしょう。

今回は有名な17番を軸に3つのCDを紹介。17番には「モーツァルトのメヌエット」で知られる楽章が含まれています(下譜参照)。これらをBGMにたまにはゆったりした昼下がりを過ごしてみるというのは如何でしょうか。

第17番メヌエット

曲を試聴されたい方は以下でご確認ください.
(推薦CDとは演者が違う場合もありますがご了承下さい)

ディヴェルティメント第17番から第3楽章メヌエット

おすすめCDです.ジャケットかタイトルをクリックすると、Amazonの商品詳細説明の画面が開きます.
1.
モーツァルト:ディヴェルティメント集
モーツァルト:ディヴェルティメント集
2.
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番・第1番
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番・第1番
3.
モーツァルト : (アイネ・クライネ・ナハトムジーク) ディヴェルティメント第17番 カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 EJS-1014
モーツァルト : (アイネ・クライネ・ナハトムジーク) ディヴェルティメント第17番 カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 EJS-1014

 1.はトン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団による古楽器によるオリジナルに近い演奏です。

 2.はウィーン室内合奏団の演奏。「これぞウィーンの音楽」という真髄が聴ける1枚です。

 3.はカラヤン指揮ベルリン・フィルの役者揃いの演奏です。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とのカップリングは嬉しい。