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シューマンの交響曲を聴く

2010年に生誕200年を迎えた音楽家シューマン.
シューマンの交響曲に焦点を当てて
各曲とおすすめCDを一緒にご紹介します.


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シューマンの交響曲を聴く:雑学

シューマンの交響曲についての雑学

知っておくと面白いシューマンの交響曲についての雑学

その1 シューマンのオーケストレーションは下手くそ!?

オーケストレーションとは、曲をオーケストラで演奏するために作曲・編曲すること、そのための技法のことです。管弦楽法ともいいます。

作曲家は、自分のつくる音楽を交響曲という形式で表現するためには、楽器編成や重ねあわせ方、その演奏法などを総譜(スコア)という形で表現しなければなりません。これが、シューマンは下手くそだった、と古来言われてきているのです。

曰く、「楽器を重ね過ぎる」「楽器の使い方が古臭い」「響きが重い」「メロディーが聴こえにくい」「演奏者に負担がかかる箇所がある(特にホルンを多用する)」などなど・・・

ピアノ曲や歌曲を得意としていた作曲家がオーケストレーションにケチをつけられるのは、彼だけでなく、ショパンやガーシュインなどでもある話ですが、シューマンの交響曲の場合は特に、演奏する際の指揮者や他の作曲家が楽器用法を変えて演奏されることが珍しくありませんでした。とくにマーラーは徹底的に編曲し直した版をつくったくらいです。

しかし今では、「元々のオーケストレーションこそがシューマンらしさが出ていて一番いい」ということになってきており、シューマンの原典版で演奏することが当たり前になって来ました。シューマンも少しは草葉の陰でホッとしているかもしれません。

マーラーがオーケストレーションをやり直したシューマンの交響曲のCDへのリンクは以下にお示ししておきますので、聴き比べてみたい方はご参考にしてみて下さい。


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その2 もう一つの未完の交響曲「ツヴィッカウ交響曲」

シューマンの交響曲は4曲とされていますが、実は第1番の9年前に作曲した交響曲がありました。しかし第2楽章までで止まっており、未完成でした。ちなみに、ツヴィッカウ(Zwickau)はドイツの都市で、シューマンが生まれ、この曲の初演が行われた地です。

もともとピアニスティックな作曲家であったシューマンは、ピアノ曲と歌曲が作品の大半を占めています。そんな彼が交響曲という分野に本格的に手を染めるきっかけになったのはシューベルトの第8番(旧9番)「ザ・グレート」の楽譜を発見して聴いたことでした。

この「ツヴィッカウ交響曲」は、22歳のシューマンが青春の果敢さをもって新しい分野に挑戦したものですが、完成されればもっとシューマンの交響曲作家としての立場も変わったのではないかと思います。

こういう成り立ちの曲なので、アルバムでメインにされることは殆ど無く、交響曲全集の中に一緒に収録されていることが多いです。演奏会で取り上げられることはまず無いといってよいでしょう。
 以下に第1楽章のYoutubeリンクを掲げておきますので、興味のある方はご一聴を。





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