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おすすめのクラシック組曲

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交響組曲「寄港地」〜3つの交響的絵画(作曲:イベール)

ヴァレンシア

イベールの交響組曲「寄港地 ( Escales )」のご紹介です。

 ジャック・イベールは、フランスはパリ生まれの作曲家(1890-1962)。新鮮で洒落ていてあか抜けた作風が特徴です。(交響組曲「パリ」という模写音楽的な茶目っ気たっぷりの曲も残しています)
 交響組曲「寄港地」は、彼が第一次大戦中に海軍士官として従軍したときの地中海航海時の各地の印象や、ローマ大賞受賞によるローマ留学中でのスペインでの印象などを、組曲としてまとめたもので、彼の鋭敏な感覚で捉えられた各地の風景が目に浮かんでくるような作品です。

3つの曲から成っています。
  第1曲「ローマ - パレルモ」。フルートのゆったりとした旋律が船旅の雰囲気を醸し出します(下譜A)。やがて港の活気ある喧噪に沸き立ちますが、また静かな航海へと戻っていきます。

楽譜A(第1曲テーマ)
寄港地第1曲テーマ

第2曲「チュニス - ネフタ」。4拍子と3拍子が交互に現れる変拍子のリズムに乗って、いかにもアラビア風な旋律がオーボエで歌われていきます(下譜B)。管理人が一番お気に入りの曲です。

楽譜B(第2曲テーマ)
寄港地第2曲テーマ

第3曲「ヴァレンシア」。いかにもスペインらしい華やかで賑やかな終曲。抑え気味であった前2曲で貯めたエネルギーを爆発させるように終始陽気な祭りのような音楽で幕を閉じます(下譜C、D、E)。

楽譜C(第3曲テーマ1)
寄港地第3曲テーマ1

楽譜D(第3曲テーマ2)
寄港地第3曲テーマ2

楽譜E(第3曲テーマ3)
寄港地第3曲テーマ3


どんな曲か試聴したい方はどうぞ。寄港地 第3曲「ヴァレンシア」(Youtubeより)


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1.

佐渡裕指揮 - イベール:管弦楽作品集[HQCD 国内仕様]
2.

イベール:交響組曲《寄港地》、フルート協奏曲、他

1.は「寄港地」も含めた、イベールの作品集。ラムルー管弦楽団とのコンビによる佐渡裕さん指揮のデビュー盤です。

2.はシャルル・デュトワとモントリオール交響楽団の代表的アルバム。これまで売られていて好評だったものを再販。





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