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おすすめのクラシック組曲

あるテーマを元に多彩な楽曲が連なる組曲.
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「リュートのための古風な舞曲とアリア」組曲(作曲:レスピーギ)

リュート

レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」組曲のご紹介です。古楽器であるリュートの古い曲を収集していたレスピーギの快作。弦楽合奏で演奏され、リュートはタイトルにはありますが登場はしません。

リュートという楽器は、上の絵にあるような、ギターとマンドリンを合わせて2で割ったような形をしている多弦楽器で指で弾いて演奏します。音はあまり大きくありませんがメロディーとハーモニーがいかにも上品で懐古的な響きをもっています。日本の琵琶とも元はつながっていると言われています。
 レスピーギは「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭」という交響詩ローマ三部作でも有名な作曲家です。この組曲は、彼が音楽院教授をしていたころの古楽研究を結実させた研究発表的なものですが、その繊細でかつ雅な雰囲気が我々にも遠い昔を想起させるものがあり、人気の組曲になっています。

それぞれ4つの曲から成っている3つの組曲があります。演奏機会が圧倒的に多いのは親しみやすい曲が揃った第3組曲です。
 ●第1組曲
  1.小舞踏曲(Balletto)
  2.ガリアード舞曲(Gagliarda)
  3.ヴィラネッラ(Villanella)
  4.パッサメッゾ舞曲と仮面舞踏会
 ●第2組曲
  1.優雅なラウラ(Laura soave)
  2.田園舞曲(Danza rustica)
  3.パリの鐘(Campanae parisienses)
  4.ベルガマスク舞曲(Bergamasca)
 ●第3組曲
  1.イタリアーナ(Italiana)
  2.宮廷のアリア(Arie di corte)
  3.シチリアーナ(Siciliana)
  4.パッサカリア(Passacaglia)

この中でも第3組曲の「シチリアーナ」と「パッサカリア」が光ります。
 「シチリアーナ」は、3拍子の夢想的で一度聴いたら忘れられない郷愁的なテーマで始まります(下譜参照)。短調と長調の間のゆらゆらとした感じ。この郷愁感に匹敵するのはグリーン・スリーヴスくらいでしょう。途中激情的な展開を見せながらまた静かに消えて行きます。

シチリアーナテーマ

「パッサカリア」は冒頭のテーマ(下譜参照)による変奏曲。ねっとりとした情熱的な曲展開でこの組曲のラストを豪華に盛り上げます。

パッサカリアテーマ

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲から第3曲「シチリアーナ」(Youtube)


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1.

レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア(全曲)
2.

レスピーギ:交響詩 ローマ三部作 / 組曲 鳥 他

1.はネヴィル・マリナー指揮のロスアンジェルス室内管による、3つの組曲の全曲。優雅な雰囲気にどっぷり浸れます。

2.はこの組曲からは第3組曲だけが収録されてますが、レスピーギの他の名曲である交響詩ローマ三部作や組曲「鳥」などがぎっしり詰まったアルバム。オススメです。





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