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おすすめのクラシック組曲

あるテーマを元に多彩な楽曲が連なる組曲.
是非聴いておきたいクラシック音楽の組曲について
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管弦楽組曲(作曲:ヨハン・セバスティアン・バッハ)

奏楽天使

大バッハこと、ヨハン・セバスティアン・バッハの、バロック音楽での組曲の極致、管弦楽組曲のご紹介です。全部で4つの組曲があります。

序曲を先頭にして数々の舞曲を並べるという構成をもち、どの舞曲が含まれているのかもほぼ決まっていました。この組曲はその条件にはそのまま当てはまるものではないので、バッハ自身はこの組曲を「4つの序曲」という名で呼んでいたとか。当時の様々な舞曲や宮廷音楽の集大成となっており、音楽という形での歴史書という意義もあります。

それにしても「管弦楽組曲」という呼び名は一般的過ぎる感があります。管弦楽で演奏される組曲は沢山あるからです。しかし、このバッハの組曲は、その一般的名称で呼ばれており、いかに敬意をもって評価されているかがわかります。

各組曲の構成は以下の通りです。各舞曲の簡単な説明を付しました。
●第1番 ハ長調(格調の高さが感じられる壮麗な響き)
 1 序曲(ゆったりとした前半部と急速なフーガ風の展開をする後半部から成る)
 2 クーラント(3拍子の速い舞曲)
 3 ガヴォット(2分の2拍子あるいは4分の4拍子の速めの舞曲)
 4 フォルラーヌ(元々はイタリア生まれの6拍子の急速な舞曲)
 5 メヌエット(3拍子の交響曲でおなじみの中庸な速度の舞曲)
 6 ブーレ (速いテンポの2拍子の舞曲)
 7 パスピエ(3拍子系の軽やかな舞曲)
●第2番 ロ短調(フルートの活躍が著しい哀しくも美しい調べ)
 1 序曲
 2 ロンド(同じ旋律が違う旋律をいくつか挟みながら演奏される)
 3 サラバンド(3拍子による荘重な舞曲)
 4 ブーレ
 5 ポロネーズ(”ポーランド風の”という意味の3拍子による荘重な舞曲)
 6 メヌエット
 7 バディネリー【冗談】(舞曲ではないバッハの表題。フルートの諧謔性が出ている)
●第3番 ニ長調(堂々とした明るさはこの一連の中で随一)
 1 序曲
 2 アリア(エア)…バイオリンのG線だけで奏される「G線上のアリア」として有名
 3 ガヴォット
 4 ブーレ
 5 ジーグ
●第4番 ニ長調(緻密な響きを聴かせる技巧の組曲)
 1 序曲
 2 ブーレ
 3 ガヴォット
 4 メヌエット
 5 レジュイサンス【歓喜】(舞曲ではないバッハの表題。リズム的な面白さがある)

特におすすめなのは、第2番、次に第3番です。
 第2番。第1曲序曲の波打つようなフレーズの前半部と呼びかけるようなフレーズで始まる後半部の対比。第3曲サラバンドの愛おしむような旋律。第5曲ポロネーズのテーマを低音で演奏した上を華麗に飛び回るフルートの戯れ。そして第6曲メヌエットの後ろ髪を引くような哀愁のメロディ。
 第3番。第2曲アリアは「G線上のアリア」としてあまりにも有名ですが、管弦楽の彩りの中で聴くとさらに魅力が増します(下譜参照)。第3曲ガヴォットの力強い決然とした調べ。そして、第5曲ジーグの屈託のない華やかさ。

G線上のアリアテーマ

もちろん以上は比較の問題であり、第1番、第4番もバッハの音楽の幅の広さが感じられる名曲であります。


どんな曲か試聴したい方はどうぞ。管弦楽組曲第2組曲から第5曲「ポロネーズ」です。(Youtube)


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1.

バッハ:管弦楽組曲
2.

J.S.バッハ:管弦楽組曲(全曲) (J.S.Bach : Ouverturen - Complete Orchestral Suites /Freiburger Barockorchester) [2CD]

1.はトン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団らによる古楽器による演奏。まさに作曲当時の雰囲気を味わえる落ち着いたくつろげる1枚。

2.はフライブルク・バロック・オーケストラによる、これも古楽器による演奏。現状でのトップクラスの演奏だとされています。





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