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おすすめのクラシック組曲

あるテーマを元に多彩な楽曲が連なる組曲.
是非聴いておきたいクラシック音楽の組曲について
おすすめCDと一緒にご紹介します.

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小組曲(作曲:ドビュッシー 編曲:ビュッセル)

小舟

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーの小組曲のご紹介です。

音楽の分野での印象派といえばドビュッシーでしょう。彼がヴェルレーヌの詩から触発されて作曲したといわれているのがこの小組曲です。
 全体は15分弱と短いのですが各曲の愛らしさと優雅さで人気があります。

もともとはピアノ独奏曲でしたが、友人のアンリ・ビュッセルが管弦楽版に編曲してから一挙に有名になりました。ドビュッシーもこう編曲したのだろうと思わせるような巧みな編曲で、曲の良さを最大限に活かしています。

組曲は4つの曲から成っています。
 1.小舟にて (En Bateau)Andantino
 2.行列 (Cortège)Moderato
 3.メヌエット (Menuet)Moderato
 4.バレエ (Ballet)Allegro giusto

特におすすめなのは、第1曲と第3曲です。
 第1曲「小舟にて」。まさに湖水の上を優雅に小舟が通りすぎてゆくさまを見ているような、フルートのメロディーで始まります(下譜A)。それが一度弦楽器のちょっと重たいフレーズで受け止められると、もう一度フルートが歌い出します。曲は三部形式で、中間部は付点リズムで波が舳先にあたって水が跳び跳ねるような活気のある音楽になります(下譜B)。

楽譜A(「小舟にて」主部テーマ)
小組曲小舟にてテーマ

楽譜B(「小舟にて」中間部テーマ)
小組曲小舟にて中間部テーマ

第2曲「行列」。いかにも”プチ”といった可愛らしいテーマで始まります(下譜C)。

楽譜C(「行列」冒頭テーマ)
小組曲行列テーマ

第3曲「メヌエット」。木管楽器の呼びかけるような序奏部の後で、弦楽器でちょっと哀しげかつセンチメンタルなテーマに入ります(下譜D)。全体においてファゴットの特徴がうまく生かされています。

楽譜D(「メヌエット」テーマ)
小組曲メヌエットテーマ

第4曲「バレエ」。少し急き立てるようなテーマで開始(下譜E)。途中でワルツ的な部分を挟んだ後でまた元のテーマが戻ってクライマックスを迎えます。

楽譜E(「バレエ」テーマ)
小組曲バレエテーマ

どんな曲か試聴したい方はどうぞ。小組曲から第1曲「小舟にて」です。(Youtube)


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1.

ドビュッシー:管弦楽曲集
2.

ドビュッシー:3つのソナタ、小組曲、6つの古代碑銘他(再プレス)

1.はフライブルク・バロック・オーケストラによる、古楽器による演奏。現状でのトップクラスの演奏だとされています。

2.は演奏者はそれぞれですが、アナログでの名盤をリマスターしたもの。他に、神聖な舞曲と世俗的な舞曲、6つの古代碑銘、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ、フルート、ヴィオラとハープのためのソナタをカップリング。





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