おかえり.jp うれし懐かし80年代±5 テレビ番組 ヒット曲 アイドル ビックリ箱 侍ジャイアンツ 管理人紹介

熱中時代 DVD-BOX

うれし懐かし80年代±5

1980年代の懐かしいヒット曲やテレビ番組を中心に
歌謡曲、ニューミュージック、アイドル、さらに
アニメ、ドラマなどの話題で
おすすめCDやDVDと共にご紹介.

必殺スペシャル 上巻

うれし懐かし80年代±5 メイン

まさに当たり役の顔と声 〜 シャーロック・ホームズの冒険

ジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』。シャーロキアンならずとも、コナン・ドイルの原作を読んで浮かんでいた頭の中のイメージとのあまりの一致に舌を巻いた名作です。
 もともとは英国グラナダTV製作のTVドラマですが、NHKでの露木茂の吹き替えと45分枠にまとめ上げた編集の技もお見事。未だにファンが多いのではないでしょうか。管理人も完全版BOXを購入しており時折楽しんでおります。今回は管理人の独断で3作をご紹介。

「踊る人形」。
 有名な絵文字の暗号を解く肝心な場面はNHK版ではカットされてしまったのですが、人形の再現度や結末に至る緊張感は見事なものがありました。(ただ、第2作目なので、再放送が始まることに気がつかずに見逃すことが多かったのです!)本作品でたびたび登場する黒板のチョーク文字は、ドラマの節目節目を締めていたと思います。

「赤髭同盟」(赤毛連盟とも)。
 ドラマの前半シリーズのラス前の白眉。コミカルな前半と後半の緻密な犯罪の空恐ろしさの対比が際だち、これだけは日本語吹き替え版でなく完全版でなくては面白さは味わえません。銀行に密かに蓄えられた金貨を狙う、モリアーティ教授を黒幕とする組織の完全犯罪計画。犯人逮捕の後の、銀行の重役が手のひらを返すような態度がドラマにくすぐりを入れています。

「マスグレーヴ家の儀式書」。
 エンディングの恐ろしさと、殺人事件自体の悲惨さは、夢に出てくるほどのインパクトがあります。マスグレーヴ家に古く伝わる儀式書の謎を最初に解いたインテリ執事と、それに勝るホームズとの知性の格闘。時による風化によって弄ばれる人間の欲の愚かしさとその破滅の模写が、脳裏に焼き付いて離れません。それにしても本作品に頻繁に出てくる古きイギリス邸宅の悪魔的な雰囲気は、日本の横溝正史ものの旧家の雰囲気にも通じるものがあると思います。

ジェレミー・ブレットが途中で体調を崩し、結局全作を完成することは叶いませんでした。しかしながら、この作品はホームズものの「ベース」として、末永く人々の記憶に残っていくことは間違いありません。(ご存知の方も多いと思いますが、若き日のジェレミー・ブレットは映画『マイ・フェア・レディ』のフレディ役で見ることが出来ます。「君住む街角」(On the Street Where You Live)が歌われる名場面です。 )
 詳しくは、Wikipedia ジェレミー・ブレット をご覧下さい。